打ち上げ花火のアニメ映画、なんか割と滑ってたらしいけど

虚淵にでも脚本やらせりゃ良かったんじゃねぇ？
　どんな青春映画だよ。


ロストスフィア体験版。セツナのとこの新作。基本的なゲームはほぼ同じ。キャラアイコンのドット絵が、FF風スクエニタイプから、何となくMOTHER風になってて笑う。ドット絵にも流行があるよな。パーティトークが追加されてる、DQやん。
　店や宿屋の施設、選択肢が出るけど「やめる」が無い。Bを押すのだけど、じゃぁ何の為の選択肢なのか、システムはパクるくせに、オリジナルの馬鹿過ぎるインターフェイスにするという頭の悪さ。
　モブキャラとの会話後も動けない時間が長く、会話中に移動できるクロノトリガーから退化してる始末。刹那システム発動した時もえらいもっさりと追加ダメージが入るし、小さい建物に入るだけで読み込み長いしで、本当にテンポ悪い。戦闘のATB関係のメーターなんかも見づらい判りづらい。
　セツナもそうだったけど、法石カスタマイズや範囲攻撃、刹那入力とか他でもよく見るようなシステムをごちゃごちゃ詰め込んでても、それを生かすステージ(＝敵等)作りをするセンスがないのがこのチーム。カスタマイズや選択を強いるシステムは、バランス取りが難しいし、戦法やキャラが固定化されてマンネリの原因になるからセンスや余裕ないならやんない方がいい気がする。遊び方変えて何周もやるにはあまりにテンポ悪いのも致命的だし。と、オクトパストラベラー絶賛とは対照的な評価になってしまった。
　なんかなぁ…雰囲気とか、今回は色彩もほんと良いから、ゲーム部分を良くすれば化けると思うんだよなぁ…。



「16ブロック」ブルース・ウィリス。
　「ダイ・ハード」みたいな感じかと思ったら、なんかえらくヨレヨレで、ずっと呂律の回らないブルース・ウィリス。やたら安定感のない主役。凄く不思議な感覚。無双ヒーローな映画の正反対で、ずっと「どうすんの？大丈夫？行ける？」って感じで観てる。このまま行ける感じは全然ないし、中だるみもあるんだかないんだか全体的に弛緩してるとも言える。中盤ですごくしんみりしてきちゃったり。二人で話してるだけなんだけど。犯罪者と一緒の逃亡劇、情が移っちゃう感じは「ミッドナイト・ラン」ぽい。こういうのは素直にハッピーエンドになってくれるのが好き。


「バトルランナー」シュワちゃん。
　昔、夜中にやっててタイトルであの名作と勘違いして見た気がする。同じディストピアものではあるけど、B級、チープ。でもシュワちゃんで声が玄田さんだから実に安心感満ち溢れる。刺客が返り討ちにされる度にお通夜みたいな雰囲気になる観客がおもろい。ヒロインがえろいん。
　しかし、漢字のナベシン監督の「ブレードランナー　ブラックアウト」はやっぱ素晴らしい。


「アンドリューNDR114」
　「A.I.」のおっさん版みたいなんでロビン・ウィリアムズさんを見ようと思ってたのに、巨人とどっかの中継延長で流れるという。どうせもう優勝ないチーム同士なんだからそんなもん延長すんなよ。


「真夜中のサバナ」
　寝た。他の作品で感想書いてるのは寝ても見直してたりするのもあるけど、これは見直してもまた寝そうだった。


「アウトレイジ」なんだこのやろー。
　多分、途中停電か何かで途切れ途切れになっちゃってる気がしたんだけど、まぁ良いや。全員語尾に「バカヤローコノヤロー」付けてて「こいつら全員最高にたけし」とか思った。たけし本人も途中で笑っちゃってるが。しかし、なんか内輪揉めばっかだけど、色々な殺し方してておもろい。こういう「うわー、そんなんしちゃうの」っていう意外性の面白さはお笑いのセンスかな。
　「コレガ大使館？」「広くていいだろうが」「広イッテ倉庫デショ？ココ」で声出して笑った。黒人イジリ卑怯。メンヘラみたいな棒っ切れ女が多いのもなんかリアルで良い。
　勢力伸ばして粋がってるたけしも「しっかしボロい事務所だなぁ」とか言われて内情が察せられる感じとか。「逮捕するぞコノヤロー」とかも笑かしすぎ。でも爆発後のシーンはなんか、作り物っぽさがどうも。いや実際こんな感じになるのかも知らんが。
　杉本哲太に、たけしに言った天丼で「いずれ盃やるから」と言うのを見て「そう言って何人騙してきたんだか」って顔してる三浦友和、って思ってたら、あらま。しかし、最後「木村か…」って本人目の前にして言うかなぁ、あれか、もう痛みで認識力なくなってるからかな。
　「ゴッドファーザー」と違ってやっぱり芸人だからか、テンポも最高に良く、楽しませようとしてて素直に面白いと思った。見てる側に立ってメリハリ付けてるのを感じる。でも、あまりに全部平らにされた感があって物足りなくなったり。だから続編作ってるんやろけど。ビヨンドもやってたら見る。椎名桔平のキレた感じ最高だったのに死んでるからもう出ないのが残念。桔平の殺し方は、あれキタノブルー撮りたかっただけやん、とか。
　言ってしまえばほぼ全編チンピラの漫才みたいなもんではあるんやけど、それが面白いという。