エンクロージャー制作

エンクロージャーなんて言ってかっこつけたりしてるけど
「スピーカーの箱」
でございます。

最近素人ながらステレオを勉強していじったりしていますと
色々解ってきたことがあります。

スピーカー単体って音が前と後ろに出ている訳で
そりゃ一枚の紙が動いているんだからそうなんだろうな。
その音が打ち消しあう作用をするそうな。
紙が前に動けば後ろ側から見れば後ろに動いている訳で分からなくもない。
だから後ろに出ている音を消せば前から出ている音だけ聞こえてくると。
そうするとしゃっきりした音になるということなんだそうな。

カーステレオのスピーカーの後ろって案外いい加減。デッドニングなんて言うけれど
そう考えたら　ドアの裏にフエルトを張りまくれば結構良くなるんじゃねえか？
まあそんな風に思ったりしたわけです。

昔は箱型のスピーカーを後ろに乗せたりしたけれど
あれは結構理にかなったシステムだったようですね。

だが　リアから音が鳴るというのは運転席から考えると
違和感を感じるというか　それほど重要な音ではないらしい。
音というのは前から聞こえてくるというのが人間の感覚らしい。

そんな前振りなんですが

自分の軽自動車はリアにもスピーカーを昔ワザワザつけたのですが
スペースが無く　ユニットむき出して両面テープで張り付けていたんです。
それが実際なっているんだか鳴っていないのだか？耳を近づけるとショボい音が鳴っているのが
解る程度でした。

前に長男の部屋に用意した中華アンプ（ブルートゥース！と同型のもの）を
中国から購入しまして（送料込み1400円でした）軽に装着いたしました。



通常のＣＤプレーヤーも残すのでアンプとスピーカーセットが2セット必要になりました。
では　リアで使っていたスピーカーをフロントへ移設してみましょうかと。

むき出しではダメなのは解っていたのでエンクロージャーを作ってみました。
コンパネで箱を作って　中にはフェルトを敷き込みます。

案外めんどくさいですよ。

箱に入れたからって　ぶっちゃけショボい音が何処まで良くなるのか？
皆目見当が付きません。
やって見ないと解りません。ですが　カロッツェリアの2ウェイで結構な重量があるので
そこまで悪い物ではないと思います。（中古で1000円ぐらいだったかな？昔なので忘れた）


只・・・・これだけの箱だけど　軽自動車ってスペースがありません。特に前にあるわけがない。
超困った。

バランスもへったくれもありません。
付けます！付けましたさ！スペース探してスルーパス！ですわ！！

運転席の椅子の下へスルーパス！！



助手席のコンソールの内側にキラーパス！！


固定方法も悩みますぜ。・・・・そこは工事現場のノリで。

で

ステレオ　オン！！


いや！いいじゃん！　これは良い音！って事はないけど
あのリアスピーカーこんな音に化けるんだ！！って立派な音が鳴っております。
普通のカーステレオなら充分満足！

エンクロージャーって大事ですね。
テレビの音とかラジオとかって　箱スペースの都合で無かったりするでしょ？
これちゃんと箱を用意したらまともになるんじゃないかな？
アキバで300円のスピーカーがエンクロージャーを用意してあげれば結構いい音になるって
記事を読んだのですが　いやいやちゃんと箱を用意すればちょっとしたものなら良くなるんじゃない？？

それほど耳に自信もないし音の好き嫌いはあると思うのですけど
結構面白い物ですね。それに今回は殆どお金かかってないし。
そうそうスピーカーコードはハードオフのジャンク箱で仕入れるとびっくりするほど安いです。

まさかスピーカーの箱を作ることになるとはね。
しかし。。。。。こういう小さい物って　案外　鋸で切り出すのは難しいです。