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2017年09月01日00:48

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秋元さん、またとんでもないこと考えた

日曜深夜にABCでやってる「ラストアイドル」がすごい。
究極のアイドルユニットを作ろうと言うことで、オーディションで7人の少女を選び、レッスンを積ませ、12月発売予定のデビュー曲まで与える。
しかし、そのまますんなりデビューできるわけではなく、少女たちには過酷な試練が用意されている。

毎週、やはりオーディションを経た挑戦者があらわれ、7人の中のひとりを指名して勝負を挑み、1発勝負の歌対決で勝ったほうが新たにユニットに加わり、負けたほうはそのまま脱退。
これまでの2回は挑戦を退け、最初の7人の牙城を守ったが、3人目の挑戦者がとうとう勝ち上がって、ひとり入れ替わった。

福岡からやってきた歯科衛生士専門学校に通う19歳の古賀さん、じつは5年前のミスセブンティーンで広瀬すずと共にファイナリストに名前を連ねており、夢を諦めきれないからと、両親、祖母を伴って上京。
指名したのは、ユニット内ではダンスの取りまとめ役になっている18歳の相澤さん。
そんじょそこらに居ないレベルの美少女古賀さんが歌ったのは残酷な天使のテーゼで、容姿だけやとちょっと分の悪い相澤さんはサイレントマジョリティ。
しかし、相澤さんのほうは完璧に歌い上げたのに対し、古賀さんは、もしかしてこの子は音痴なのかもと思わせられる不安定さ。
こりゃどう見ても相澤さんの貫録勝ちやなと思ってるところへジャッジの声。

審査員は4人、音楽関係者が3人と、なぜだか電撃ネットワークのギュウゾウ。
それにしても偶数ってのはおかしくないか。
2対2になったら、どうやって決めるねん。
ところが、勝者を決めるのは4人のうち、指名されたひとりという理不尽さまでついてきた。
つまり、ほかの3人が別の子に旗を上げていても、たまたま指名されたひとりが違うほうを推していたらそっちが残ってしまう。
ギュウゾウが旗をあげたのは挑戦者の古賀さん。
ところが、ほかの3人は全員が相澤さんをあげていた。
結果、1対3やったのに古賀さんが勝ち抜き。

秋元さんが言いたいのは、すでにオーディションを突破して一定以上の水準にあるのだから、売れるために必要なのは実力ではないサムシング、そして運やってことなんかな。
かくして相澤さんはひとり寂しく去っていき、控え室で6人のメンバーと合流した古賀さん。
メンバーのひとりが目に涙をためながら言った。

相澤さんは自分たちの誰よりも頑張って私たちを引っ張ってくれていた。
だから、その相澤さんの分まで頑張って欲しい。

そうは言っても、また次の週には誰が指名されるかわかったものではなく、いまの7人はまた残る6人と違うひとりになっているかも知れない。
そうやって、12月まで勝ち残った者だけが究極のアイドルとして約束された未来を手に入れることができる。
タイトルはラストアイドルやけど、実態はバトルアイドルやで。
ほんまやったら見てる側の知らないところや、楽屋裏で繰り広げられているに違いないせめぎあいをそのまま番組にしてしまうやなんて、秋元康、恐ろしい子。


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