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2017年08月22日08:24

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【獅子座新月】静かな革命。愛の時代。 加藤由迦さん

明日8/22の午前3:31頃に新月を迎えます。


皆既日食も重なり、本当にパワフルな新月です。



過去記事やメルマガでも繰り返し、

今回の新月のパワフルさについて書いてきましたが、

新月を迎える直前の今、

とても静かな感覚を感じます。



本来、世界を変えてしまうほどの革命とは、

とても静かなものなのだと思います。


何故なら全ては精神の変化からしか、

始まらないからです。



革命といえば派手で大きな、

目に見えた変革を起こす

活動をイメージするかもしれません。



しかし、歴史に残るような大きな革命ですら、

世界を本当に変えたものは少ないのではないでしょうか。



人類は時代を変え形を変えながらも、

同じことを繰り返しています。



問題が起き、それに対処し、

悪があり、それを正義が倒し、

またその正義を塗り替えるような革新的な考えが、

かつての正義をまた悪として倒す。



革命の多くが、

日々感じている人々の苦しいという思いから始まり、

行動へと移されています。



しかし、私たちが普段気づいている、

心理的動きや精神の背景にある、

もっともっと曖昧でありながら、

もっともっと根本的なところにある部分が変わらなければ、

どんな行動を起こしても世界は変わりません。



世界を変えるには自分が変わること。


そんな言葉は聞き慣れたものかもしれません。



では私たちが「自分」を認識しようとした時に、

16の次元が存在し、その全てを考えることがあるでしょうか?



創造原理ツクリウム理論より




今回の新月で起こる、

世界を変えてしまうほどの革命は、

日常の認識の外側の次元からの変革。



つまり、私たちの心や思いの、

さらに奥に存在する根本的な部分(本質的部分)からの変革なのです。



静かな革命は、

じわじわと私たちの精神に気づきを与えます。



そして力づくで変えようとしてきたやり方ではなく、

自然に思いも行動も変わっていくのです。




静かな革命は、

私たちの日常的な考えによって

遮断されやすくなります。



この時期、無意識化での変革に、

身を委ねることが必要です。



身を任せ、信じること。


自分を信じ、

自分が喜びを生きることを信じること。



この静かな革命を説明するのであれば、

先日も書いたように、月と太陽の反転。


反転という言葉が難しければ、

主体と客体の関係性が私たちの精神(意識)の中で

反転することが起きます。



昨日、花火を見ました。


あまりにも美しく夜空に咲き、色と音、

そして涼しい夜の風が心地よく、

遠い記憶のような懐かしい感覚と、

お祭りのようなワクワクする感覚を感じました。



例えば私たちは、花火を主体と考えます。


それ以外のものは、

花火という主体が影響を与え、

生まれたもののように感じます。



しかし、太陽と月、主体と客体が

反転するというのはどういうことか。



夜空という暗闇があり、

世界の静けさがあり、

期待に胸を膨らませ見る人がいる。



だからこそ花火は、

光り輝き、大きな音を轟かせ、

毎年毎年、大昔から続けることができるのです。



つまり背景にあるものがあって、

存在できるということ。


見る者がいて、

見られる者は存在できるということ。


客体によって主体が存在できる。



もはや、どちらが主体かは曖昧なものになっていくのです。



他にも空間に漂う音楽やBGMにも、

例えることができます。


カフェに行くとします。


楽しい時間を過ごすために、

素敵なカフェを探して行くとします。



2人の人物、カフェ、どちらを主体にしても良いのですが、

そのカフェで流れているBGMが主体で考えられることは

あまりないのではないかと思います。



しかし音楽は、空間全てを支配し、

その場に居る者の気分やムードまでも変えてしまいます。


2人の会話や、カフェに来る人の雰囲気、

カフェの売り上げまでも左右するかもしれません。


私たちは知らず知らずに、

音楽という背景にリードされています。



こういったことは、これまでも起きていますが、

意識が反転するということは、

この客体が主体をリードするという感覚が

私たちの意識のスタンダードになって行くというものです。



これによって終わりを遂げる、

古きスタンダードがあります。



たった一人のパワフルなリーダーが

人を率いて行くこと。



カリスマ性がある者だけが、

人をリードして行くこと。



力や名声、権力によって、

大勢を支配すること。



全てのピラミッド的な、

ハイアラキー構想が破綻し始めます。



感覚の良い人はすでにその兆しを、

何年も前から掴んで居るのではないかと思います。


ネット社会である今の風潮を見ればわかるように、

発信側と受信側、影響を与える側と受け取る側という、

明確な線引きはもう崩壊しています。



受信者のようでいながら、

全ての人が発信しクリエイションしている。


受信者参加型のコンテンツが増えている。



参加者が自らイベントを作って行くようなシステムも増え、

確立されたリーダーや影響力がある人という意味が、

全く違った人物像に変わり始めています。



クラウドファウンディングや、

あらゆるSNSのシステムが時代を象徴しています。



もう、トップダウンで物事を動かしたり、

強者についていくだけの世界は終わろうとしています。



月と太陽の反転は、

あらゆる場面で起こっていきます。


私たちの内側でまずその反転が起き、

そして外の世界(現実世界)でも、

その反転が次第に現象化していきます。



全ての人の中に、

女性性と男性性のエネルギーが存在しています。


内なる月と太陽の反転は、

男性性がリードしていた生き方から、

女性性がリードする生き方へと変化していくのだと思います。



結果を出すこと、達成すること、

何をするのか、何をやってきたのか、何ができるのか。


そんな主体的な男性性が、女性性の大きな器と愛、

客体的な包容力によってリードされるのです。



結果を出し、自分を証明し確立するために

人類はもがき続けてきました。


何を成し遂げ、どんな成功を手にできたか?


それによって価値を図られる世界。

それが男性性リードの世界だからです。



女性性リードの世界とは、

どんなものなのでしょうか。



私たちは何に幸福感を感じるのか。


身を任せること、波に揺られること、漂うこと、

全てを受け入れること、愛すること、受け止めること。


育むこと、見守ること、与えること。



信じること、委ねること。



これらの豊かな精神が先立って、

私たちの行動や、クリエイションの達成に

美しい軌道を与えます。



宇宙が呼吸するような、

豊かで大きなリズムの中に生きる時代。



力づくで、自分だけで、

なんとか生き抜こうとして戦い続けた、

私たちの男性性は安らぎ安心感に包まれます。



戦いは終わり男性性は女性性の持つ

豊かな精神を守るために

発揮されていくのだと思います。



人生や世界と戦ってきた私たちは、

強く生きようと食いしばってきた力を抜いて、

自分だけで生きようとすることを

手放していくのです。



こういった精神の反転が徐々に始まっていきます。


戦うことにアイデンティティを置いて

生きて来た人には、

一時的に迷子になるのかもしれません。



「自分」と思っていた全てが、

否定されるように感じる人も多くありません。



なぜなら、世界は、時代は、

これまで戦いに偏っていたからです。



その中では、生き抜くために必要だったのです。




だから、これまでの自分を否定するのではなく、

感謝して、労って、大切にしてあげてください。



それこそ女性性のなせる技です。




私たちは脱力し、手放し、

自分の喜びに正直に生きることを選び始めると、

それを我慢して来た過去をリリースするプロセスに入ります。



そのプロセスにキツさを感じるからこそ、

この反転を起こさないよう、

立ち止まることなく忙しく戦い続ける人もいるぐらいです。



外的ストレスがゼロになると、

内側に溜まった過去のストレスがリリースされていきます。


肉体は土の元素。


記憶や感情は水の元素。


外的ストレスを遮断すると、

過去に肉体という器に取り込まれた、

記憶や感情がドバドバこれでもかっ!っというほど、

溢れていきます。




実際は、月が支配する蟹座のシーズンで揺らぎが始まり、

太陽が支配する獅子座のシーズンで、

太陽(男性性)の乱用(戦いやパワー意識)によるダメージが浮上します。



獅子座のシーズンに入って、

ほとんど雨が降っていたのも

頷けるなと思うのですが、


男性性が強化されやすい獅子座のシーズンに

水の世界である感情や精神に意識が向けられるように

働いていたかのようでした。



反転によるデトックスは強力でした。


私自身もほとんど外的ストレスを

与えないように過ごしました。



すると、これまでの人生の多くの時間が

戦場で過ごしたかのように自分にとって

過酷であったことが理解できました。



それが当たり前だった時代には

気づくことのない緊張感。


その持続する緊張感を、

体は切り離し、それを通常の状態のように錯覚させながら

生きてきたのだと感じることもありました。



人類は、自分を追い込みすぎた。


もちろん自分を追い込むということは、

無意識に人を追い込んでいます。



子供にプレッシャーを与える親、

パートナーにプレッシャーを与える自分、

仕事の現場などでは、無自覚どころか、

感じすぎるプレッシャーをいかに麻痺させるかに意識を向けるほどでした。



人に優しくありたいと思っても、

感情が溢れて、厳しく辛くあたってしまった人。


自分の成果に対しジャッジし続けた人。



全て、間違えではなく、

環境によって、世界によって、

そうあるしかなかったのだと思います。



その経験を否定して乗り越えようとする行為は、

男性性のリード、過度の厳しさです。


その経験を全て許そうとすることは、

甘えではなく、女性性のリードなのです。



しかし女性性のリードの上で、

男性性を発揮する必要があります。




私たちは二極である、

男性性と女性性をうまく扱うことができません。



2という数字は常に天秤のように、

バランスをとる一点を探すことが難しいのです。




自分の内なる月と太陽、

女性性と男性性のバランスをとるにはどうすれば良いのか?



それは、2から4の関係性に進化

する必要があります。





自分の中の女性性と男性性が、


相手の中の男性性と女性性のバランスを


取り合うという関係性。



つまりパートナーシップが

ここでとても重要な意味を持ちます。



私の中の女性性は、あなたの中の男性性と繋がり、


あなたの中の女性性は、私の中の男性性と繋がるっている。



1人では月と太陽のバランスは取れないのです。


常に揺らぎ続け、

どちらかが極端にリードしてしまいます。



自分と相手の中にそれぞれの男女。


どんなパートナーを見ても、

お互いの男性性と女性性がバランスを

とり補い合うような性質を持っています。



あなたのパートナーの過度なストイックさ(男性性過剰)を

安定させたいのであれば、


あなた自身の過度な停滞や堕落(女性性過剰)を

辞めなければなりません。


そのためにはどうするか、

あなたの内側の男性性を目覚めさせるために女性性を使うのです。




こういったことの基本的な原理を

書籍「人生をつくり変える宇宙の原理」で扱っています。



月と太陽の反転、

主体と客体の反転のこの時代のフェーズに入らなければ、

この本の伝えていることの本当の重要性が

伝わらないのもわかっていました。




単なる恋愛本、シンプルな法則。



そんな風に感じた人も、

改めてこの静かな革命とともに、

自分の中の主体と客体が変化し、

それを安定させ完全なバランスを取るために

重要な原理を取り扱っているという観点で

読み直して見てください。



全く違った世界が、

見えてくるのではないかと思います。



アマゾンでは今現在1〜2週間待ちとなっているので、

早く読みたいという方は、

下記書店にお問い合わせください。



「人生をつくり変える宇宙の原理」取扱書店一覧



在庫状況を聞いて、足を運ぶ。



もしくは、店舗に取り寄せ依頼で

数日で届くのではないかと思います。




この時期の反転から、

本当に重要なコンセプトの1つになっていきます。



パートナーシップでできた安定したバランスが、

中心の核となり、網の目のように人間関係がつながっていきます。



いよいよ、トップダウンやハイアラキー構造の社会が崩れていきます。



植物や空気や水、

動物や大地がそれぞれを生かし合うような、

調和的な社会構造がその核から始まっていきます。



パワーの時代が終わり、

愛の時代へと移行する。



パートナーシップは2人の関係性ではなく、

宇宙的視点で見た、完成された1人に戻っていくようなもの。



今、パートナーがいる人もいない人も、

このうちなる男性性と女性性の関係性の

深みを理解していくことが重要です。



この愛の時代が始まったことに気づき、

深い部分から満たされる人生のために。



静かな革命。


それは、私たちの中の本来あるべき姿を

思い出すプロセスなのです。



加藤由迦


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