mixiユーザー(id:446790)

2017年08月23日08:21

75 view

突然現れる真実

あの時の体験、あのときのあのひとのことば、あのときのあの笑顔は
こういう意味だったんだ、と、突然わかるときがある。

真実が現れる瞬間だ。

こういった人間の心理からも、脳のはたらきが非線形で確率的で
あることがわかる。だが、確率的であるからと言って、それが、数学的に
予測できない、ということではない。 

アインシュタインも誤解していたようだが、万能の神がサイコロを振るのは
きまぐれに見える偶然である。これが、確率である。

この1点を、数学的に直感として、そしてイメージとして理解できたのは
ハイゼンベルグ、ニールスボーア、そしてマックスボルンであった。

そして、これは、量子の世界では、真実である。これが、生物学的
複雑性のなかで、どの程度真実であるか、わからない。

しかし、複雑な情報構造のなかで、確実に信号伝達するためには、
確率的やり方ほど、確実なものはない。

例えば、宝くじは、100万回に一回は、必ず当たるのだ。
それを確かめるためには100万回繰り返す必要があるのだが、世間一般
の考え方では、数回振って、予測できないので、直感的に当たらない、
と考えがちだ。 しかし、100万回繰り返せば、必ずどこかで当たる。
そのどこかが、事前にわからない。それを偶然(ランダム)、と定義するのである。

 


5 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年08月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031