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2017年08月09日12:07

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進路活動にありがちなこと

そもそも、「CAとは何か」をどれだけの学生が知っているのでしょう。

って、私だって特別詳しくはないんですが。

「CAになりたい」だけでなく、
「(いわゆる“花形”のイメージが強い職業)になりたい」という学生のほとんどか、進路指導、難しいんですよねぇ。


だって、ほとんどの子が、『なりたい理由』を言えない・書けないんですもの。





いや、一応言ったり、書いたりはするんですよ。

でもそれは『なりたい理由』ではなく、
『「なりたい」と思った、そのきっかけとなる思い出』である事が多いんです。
「子どもの頃、初めて飛行機に乗った時に〜」みたいなやつ。


「実際になったら何をしたいか、何をすべきか」が無い。
つまり、憧れはあるけど、実務に対するイメージが薄い訳です。

言い方が悪いかもしれませんが、小さな子どもが『ケーキ好きだからケーキやさんになりたい』と言うのと大差ないような意見が多い。
だったら平凡な勤め人になって、帰り道でケーキ買った方がいいよ、みたいな。


男子で『CAになりたい』という子はなかなか聞かない。
パイロットなら聞くけれど、これも単なる“花形への憧れ”の人の方が多い気が致します。
きちんとした目標や計画性があるのは、ごく一部。





要するに、もっとキャリア教育が必要だと思うのです。
職業に対し、もっと子どもの見聞を広めなくては、男性CAの一般化にはほど遠い。本当に男性の人材が欲しいと思うならね。

『夢はでっかく』は良いことですが、「憧れ」と「目標」の区別も付けないといけません。
憧れは憧れとして、夢を美しく輝かせてくれますから、すべて捨てさる必要はないのですが……憧れだけでは何もできません。
もし、憧れの職業に就けても『思っていたのと違う』と言ってすぐに辞めてしまう、なんてことになりかねない。


『何になりたいか』

よりもまず先に、

『何のために働くのか』

をもっと突き詰める必要があるのではないでしょうか。
その結果が「安定した暮らし」とか、「社会的なステータス」とか、もっと直接的に「モテたい」とかでも、別にいいんです。
具体的なビジョンがないよりずっといい。









■航空会社のCA、日本は女性ばかり 専門家「ここまで男性なしは異常」、ANAとJALの求める人材とは…
(ウィズニュース - 08月09日 07:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=4708887
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