mixiユーザー(id:1277267)

2017年07月25日08:14

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日本の国は既に破産しています 

表面化してないだけです。安倍政権には量的緩和策の継続しかないと思う。財政確保の策が他にないし、変更すれば責任を問われます。しかしIMFが警告した通り、量的緩和策から脱せない日本は破綻する可能性が非常に高いと思います。

量的緩和策とは中央銀行にお金を印刷させて国が財政などに使う方法です。借金が増え続けたため、お金の刷り増しに変えたのです。量的緩和策は2008年のリーマンショック後にイギリスやアメリが先にやり始めました。刷り増ししたお金で、破産しそうな銀行や企業を救い、国の財政にも使ってきています。

この刷り増しによって、イギリスでは2013年頃、アメリカでは2014年頃には通貨量が約4倍に増えています。お金の価値は使用される経済圏内での、総生産額とお金の量との関係で決まります。お金を増やせばお金の価値は落ちます。だが最近までは物価が上がりませんでした。都合よく?原油価格が大暴落したからです。安売り競争が量的緩和策を助ける役割を果たしたのです。

しかし英米両国とも4倍近くに増えて量的緩和策の終了を宣言しました。止めていく方針に変えたのです。だが日本の場合、国民総生産との比較でみると、借金も通貨量も英米よりはるかに増えているが止められない気がします。国の借金が限界を超えており、他に財政策がないからです。

企業でも借金が年商の半分を超すと苦しくなり、年商額を超えると危険水域になります。国の借金が国民総生産額の2倍を超えた日本は難しいのです。ギリシャは破産後も借金が増え続けて181%になっています。日本の借金は既に239%に達しています。

日本はギリシャと違ってお金を印刷できます。しかし普通はお金を増やせば、その分だけインフレが起きます。だが日銀は大インフレが起きない秘策を使っていたのです。増えた通貨量が流通しないように日銀の金庫に当座預金として閉じ込めているのです。

日本の通貨量は455兆円に増えています。ところが、通貨量の約76%の350兆円は日銀の金庫に当座預金として隠れています。即ち、お金を増やしながら、物価が上がらないように日銀の金庫に隠しているのです。

全当座預金の内、マイナス金利適用は約26兆円(7%)、ゼロ金利が約114兆円(32%)、プラス金利が約210兆円(61%)と言う状況になっています。低金利時代にプラス0.1%という利息を付けて、日銀の金庫に預かる形を造っています。量的緩和と言いながら、実は金利を付けて日銀の金庫に隠す秘策が作られているのです。

この異常は長く続きません。問題が火を噴く気がしています。ここで重要なのは安倍政権が「国民の審判を仰ぐ」を口実に解散総選挙に打って出ることです。選挙で野党が解決策ナシに政権交代すればギリシャの様に国民が犠牲を背負うことになります。

借金などの破産処理の仕方、国民生活を守るための方策などを国民自身が考えておく必要があると思います。参考になる幸福度ランキング上位の国や悲惨な状態に陥ったギリシャなどから国民自身が必要な問題点を見つけることが大切だと思っています。


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