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2017年07月11日16:17

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意外と簡単に中毒になり得る

■食塩水飲ませ乳児を死なせた疑い 保育施設経営の女逮捕
(朝日新聞デジタル - 07月11日 15:34)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4662882





1歳女児の平均体重は約9キロ。

仮に被害女児がこの体重だと仮定すれば、約4.5グラム〜9グラムの食塩を摂取させると塩化ナトリウム中毒になる。

この平均値を採用し約7グラムとすれば、食塩7グラムは概ね小さじ1程度に相当する。

正確には小さじ1の食塩で6グラムであるから、摺り切りよりも多少盛った小さじ1が概ね7グラムである。

とすれば、1歳児は意外と簡単に塩化ナトリウム中毒になる確率が高いと言えないだろうか。

また、食塩量はあくまで平均体重等に基づいて算出したものであるから、被害女児がもっと軽かったら、被害女児の体内水分量がもっと少なかったら、塩化ナトリウム中毒になる食塩量を下限値で算出したら、必要な食塩量はより少量になる。

実際には平均体重を下回る子が多いと聞くから、もしかしたら当該女児はもっと軽く、従って塩化ナトリウム中毒になってしまう食塩量は少なかったと考える方が自然かもしれない。


また、当該記事が事実であれば、塩化ナトリウム中毒の症状(嘔吐・下痢・口渇・頭痛・発熱)は食塩の過剰摂取から数時間を経て現れるから、保育時間や送迎時間、受診時間から推測すれば、保育中に当該被疑者が犯行を行った確率が極めて高く、そう考えるのが最も合理的だ。

とすれば、当該記事で逮捕容疑は傷害致死罪だが、故意または未必の故意等の可能性を考慮し最悪の場合殺人罪にも問える可能性があると思うから、当該行為は極めて重大かつ凶悪な犯行と言える。

実際に女児は亡くなってしまったわけであるし、感情論ではなく刑法学的に純然たる「結果の発生」に対する責任は間違いなく存在するし、その責任は負わなければならない。


今後の報道を注視したい。
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