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2017年07月03日23:50

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新水滸伝 武松について

この武松というのは、水滸伝の中で重要な人物のようだが、さらっと見ていると
それほどとは思えない。

21話〜34話まで武松(14)のエピソードに使われている。
21話で、柴進(10)の屋敷に宋江(1)が訪れた時に、休養していた武松と出会い義兄弟となる。そこから旅立つ時に2人は別れ、武松は兄に会いに行く。その道中で虎を退治して一躍有名になる。
22話で、武松の兄、武大とその絶世の美女妻藩金蓮が登場する。藩金蓮は使用人として仕えていた屋敷の主人と息子を入れ上げさせたため、夫人から嫌われ、適当なブ男の元に嫁がされる。そのブ男が武松の兄、武大。
武大は、生真面目で優しいが、性根がザコ。
だが、藩金蓮も外にでるとからかわれるのがわかっているので、すすんで自宅に籠っている。料理も裁縫も名人級で、掃除もきちんとやっている。武松があらわれるまでは、それなりに良妻であった。
武松が虎退治の英雄として町で歓迎されている時に、武大はそれを見つけ、家に連れ帰る。
藩金蓮は、武松に一目ぼれしてしまう。まだ23才というただの小娘性がでてくる。
武松は知県に気に入られ、都統に任じらる。衙門に住むことになるが、金蓮が一緒に居たい思いから同居を強く望んで、その通りになる。
25話、これを見た周りの衆は、弟の武松が金蓮に落とされると予想するが、武松は落ちない。
26話、そこに町の実力者のボンボン西門慶が現れて茶屋の王と結託して姦通するようにしむける。その時の金蓮はさながら、ダークサイドに落ちる時のアナキンの如し。
27話、ひょんなことから姦通が武大の耳に入り、武大は正門慶に半殺しにされる。
出張から早めに帰ってきた武松に一同戦慄する。口封じの為に金蓮が武大を毒殺。
28話、武松がキレて、真相を暴きにかかり、金蓮、西門慶の首を霊前に供えて出頭する。王は姦通幇助で死罪にされる。
武松は、情状酌量され流刑にとどまり、護衛も顔見知り。
29話、護送中の武松は、旅人の人肉を饅頭にして売っているという、孫二娘(103)(声:平野夏那子)とその夫張青(102)と出会う。武松は圧倒的な強さで勝つが、孫二娘はそこそこ戦えた。
30話、張青が武松に諸事情を話す際に、孫二娘と夫婦になった経緯も語られる。
その後、仲直り的に義兄弟となり、宿場を後にする。
護送先に到着、牢に入れられるが、何故か厚遇される。
牢役人の施恩(85)からなわばりを奪った蒋門神を討つよう依頼される。
31話、蒋門神を倒した武松は、張都監から厚遇を受け、養女の玉蘭との縁談も浮上するが、それは、蒋門神とその上司張団練に買収された張都監の奸計のはじまりだった。
32話、盗みの咎を受け、死罪の宣告を受ける武松。施恩らの働きで、減刑されるも、流罪となり、その護送中に集団から襲われる。
その全てを返り討ちにし、蒋門神、張団練、張都監の差し金だと知った武松は、鬼の形相で3人の前に現れる。武松の無実を訴えていた玉蘭は、閉じ込められたあと、既に死んでいた。
33話、皆殺しにした武松は、行き倒れているところを人攫いに拾われ、連れていかれた先が張青孫二娘夫婦のところで、そこで介抱される。
武松は重大事件の犯人として手配され、捜査の手は張青の宿場まで及んだが、行者の変装をすることで逃げ延びた。
その後、旅を続けるが、たまたま入った酒家で騒ぎを起こし、酔いつぶれて捕まった時に
宋江が現れ再会する。白虎山の頭領孔明(62)、孔亮(63)ともここで出会う。
34話、武松は二竜山へ向かい、宋江は花栄(9)に会いに行くという事で2人はまた分かれる。

俺が好きなのはこの34話以降なのである。
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