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2017年07月09日23:46

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一週間

山下はるひの卒業ライブから1週間が経った。
この土日で候補生2人を入れた新体制もお披露目となったので、そろそろはるひとの思い出も含めて全部総括しようと思う。

この1週間はしんどかった。正直、自分が想像していた以上に悲しい気持ちを引きずった。 月曜・火曜はとにかくヤバかった。仕事しててさ、ふと集中力が途切れた瞬間に、ぶわっと涙が出てくるんだよ。職場で。それが止められないんだよ。周りに勘付かれないように必死だった。
おそらく、これはみんなそうだと思うのだけど、はるひ自身が周りよりも全然カラッとしていて、最後の最後まで、まるでいつも通りであるかのように振る舞いながらいなくなってしまったことが、悲しみを増幅させる結果になった。
少なくとも俺には、あの子が、他のメンバーやファン、スタッフみんなの気持ちを置き去りにして自分だけ出ていってしまう形になることに、なにがしかの後ろめたさを感じることができなかった。
もしかしたら、あの子の口下手なところが原因でうまく伝わらなかっただけなのかもしれないし、あるいは、最後まで楽しいまま終わらせようという、あの子なりのプロ意識だったのかもしれないけれども、好きな人に去られるというのはさ、どうやったって悲しさは避けられないものだよね。悲しめなかったら、あの子への自分の気持ちは嘘じゃないかとさえ思うし。周りを悲しませることを恐れたり謝ったりする必要は必ずしもないけれども、もっと正直に気持ちをぶっちゃけてくれた方が、俺はまだ楽だったかもなって思ってる。
ツイッターアカウントが消えてしまったのも拍車をかけた。はるひがいたことそのものが否認された錯覚にも陥ったし。

金曜日、百晴のDVDイベントに参加して、まず彼女に詫びた。元々ずっと百晴の為に前のグループの時から続けているのに、グループの中に別に推しの子作っちゃって、自分的には外向きには必死に百晴推しのままって取り繕ってるのに、誰から見ても「はるひ推しだろ」って言われ始める始末で。傷つけちゃったな、俺最低だなって。

とはいえ、そこで百晴と話せたことでかなり楽になったはずだったのに、昨日(土曜日)は思わぬ形で俺自身が少し荒れてしまった。
8月2日に出るファーストアルバムの概要とジャケットイメージが発表されたのだった。
そこには、残る6人のメンバーと新加入した候補生2名が入った新ビジュアル。

おー、いいじゃん!ってナタリーの記事を引用RTしたわずか数分後、急に沸々と湧いてくるものがあって、飲み干したペットボトルを思い切りゴミ箱に叩きつけた。そこからもう、自分でも分からないぐらい、モノに当たり散らして色々壊してしまった。
本当に無意識のうちに、理解していることとは真逆の感情が出てきたのだと思う。

音楽が多少なりとも好きならば、アルバムを発売するというのがひとつのステータスのようになるということを感覚的に知るものだ。こま切れのシングルを連続で発売してチャート乞食になるのではなく、ある統一したコンセプトの下にまとまった10曲前後の楽曲をオリジナルフルアルバムとして世に出すというのは、「本物」であることの根拠となり得るし、たとえ既存の曲の組み合わせ+新曲数曲であっても、昨今のアイドルを取り巻く厳しい環境の中でアルバムを出せるというのは、大きな喜びだ。

ルーランでは出せないまま終わった待望のアルバム。でも今回、もうはるひは参加していない。声も収録されない。これまでの楽曲の集大成とも言える要素の強いアルバムなのに。
ずっとはるひを推してきて、先週でグループを離れていったオタクの人の中には、このアルバムを手に取らない人も出てくるだろう。1周年ライブでリリースが発表された時、当然、ここにはるひは入っていると信じて疑わなかった。

卒業の決断を尊重したにしても、なぜこのタイミングでないといけなかったのか?
なぜ、今だったのか。

ぶつけるあてのない悔しさが、ただ募った。
アルバムのこと、もっと素直に喜べるはずだったのに。
はるひの声の入った音源、もっと沢山手元に欲しかったな。

時系列が前後するけれども、6月3日の卒業発表前後の頃は、完全にまとまりを欠いたグループの雰囲気の方が心配だった。

あの頃いちばんつらかったのは、えり茶だよな?
本来つらさに順位なんてないのかもしれないけれども、敢えて挙げるとしたらえり茶だろうと思う。何せ、上京してからずっと一緒に住んでいた仲間。なんでも言い合えて、分かり合えてると思っていたのに、今回のことは相談らしいものはほとんどなく、いきなり聞かされたのだと。自分が同じ立場だったら、、、ちょっと想像つかないな。

えり茶、えむろんが卒業ライブ終わった後に更新したブログで赤裸々に綴っていたこと、全部見えていたよ。ステージ上でフォーメーションの移動の時もアイコンタクトしない、
特典会でも会話がほとんどない。ツイッター見ていても、えり茶とえむろんだけがいつも一緒ではるひと絡まない。はるひは、岡崎さんとばかり一緒にいる。舞花もたまに出てくるけど、ちらほら。かのんと百晴は、まるでソロ活動しているかのよう。

この頃のグループの雰囲気は、まさに某トロピカル丸の最後の頃とダブって見えた。はるひの卒業がきっかけで、また同じような崩壊を繰り返すのかな、って。それだけは絶対に嫌だった。だから6月15日に、黙っていられなくなってあの日記を全体公開にしてアップした。
これを百晴はじめメンバーが読んでくれたみたいで、ラスト2週間はちょっとは好転したのかな。俺も特典会に復帰し、コールする気になれなかったのを徐々にまたコールするようになり、残りのはるひとの時間、最高の思い出にしようって思い直せるようになった。最後の遠征になった名古屋と大阪。めちゃくちゃ楽しかったな。6月が終わって欲しくないと、心から思った。

はるひは東京に残って別の仕事をするのだという。俺は直接訊かなかった。自分が根掘り葉掘り訊かれるの苦手なこともあり。人づてに鳥取に帰らないというのを聞いた時、この大都会のどこかにいてくれるって一瞬ホッとしたのだけど、逆に今はとても心配していて。
東京には情報が溢れている。知ろうと思えば何でも知れる。人間関係は希薄で1人で完結できてしまうこともあるし、誘惑も多い。そうじゃなくても、人間は変わっていく生き物だ。
俺の記憶の中の山下はるひは、あくまでアイドルやっていた山下はるひで、7月2日で止まったまま変わらない。あのはるひは、世の中にはもう存在しない。きっと半年もしてしまえば、俺たちが「そうあって欲しい」と願っている“はるる”とは全然違うはるひになってしまっている可能性だって十分にある。

それでも俺は会いたいけどね。もちろん根っこは変わって欲しくないけど、豹変してしまったとしても、俺はそれでもまたいつか必ず会いたいと思っている。
あの子に送った最後の手紙の中でこう書いた。

「知りたくないようなネガティブな事実があって、それを知らされることがあったとしても、全部受け入れる覚悟は出来ている」

百晴傷つけちゃったけど、そういうの承知で推してたぐらいだから、気持ちだけは中途半端にせずにやってきた。グループの一員として活躍してくれることを望んで支えて来たけれども、たとえそれが叶わなくなったとしても、あの子のことを恨んではいないし変わらず大好きな人。あの子に何かがあった時、役に立てそうならば何だってする。その為にも、俺は何も消したりせずに、ずっとここにいてはるひを待っている。そうすると決めた。

以上が、現時点での俺のまとめです。はるひのことは今日を最後に全部、胸の奥底に仕舞い込むことにした。その前に全部吐き出してしまって、もう明日からは前を向くし、時に思い出してしまう時が来ても、その時は一人で勝手に泣いてるよ。
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