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2017年06月28日11:18

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東京乾電池が大分・湯布院に来る! &湯布院映画祭も!

柄本明さん「地震への敵討ち」 7月に湯布院の舞台
(朝日新聞 - 2017年6月21日14時56分)
http://digital.asahi.com/articles/ASK6M446ZK6MTIPE00T.html?_requesturl=articles%2FASK6M446ZK6MTIPE00T.html&rm=355

> 昨年4月の上演当日に熊本地震が起きて中止になった芝居を、俳優の柄本明さん(68)が7月1日に大分・湯布院で披露する。舞台の古民家は半壊したが、周囲の支援もあって再建。柄本さんは「地震への敵討ちと思って、一生懸命やります」と意気込んでいる。
> 湯布院では1976年から毎夏、映画祭が開催されている。ノーギャラの代わりにゲストの監督や俳優を食事や温泉でもてなし、夜更けまで映画を語り合う。柄本さんも7回招かれ、常連として知られている。
> 映画祭の発起人の一人で旅館・亀の井別荘相談役の中谷健太郎さん(83)と柄本さんの文通が縁となり、主宰する劇団東京乾電池の湯布院公演が決定。芝居演目はライフワークともいえる「授業」(イヨネスコ作)で、柄本さん演じる教授のもとに短期間で博士号を取りたい学生が教えを請う3人劇だ。
> 昨年4月16日、中谷さんの古民家(築200年超)で上演される予定だった。
> だがその未明、熊本地震の本震が発生。湯布院も震度6弱の揺れに襲われた。
> 亀の井別荘にいた柄本さんは、朝まで車内や外で過ごした。余震が続き、舞台は中止に。東京に戻る際、映画祭関係者に、こう言い残した。「I shall return(必ず戻ります)」
> 上演の舞台となる古民家も半壊した。中谷さんは毎日のように避難先の大分市から通って片付けた。建て直すには数千万円かかり、取り壊そうかとも考えた。ただ、多くの人たちと映画祭や街づくりを話し合った場所。再建を願う声も各地から届いた。旧知の建築家から、2階を吹き抜けにして費用を抑える案を聞き、建て直しを決意した。
> 周囲も動いた。映画祭の元実行委員長の伊藤雄さん(65)=大分市=は、再建のための募金活動に奔走した。中谷さんと出会ってから約40年間、毎年この古民家に泊まり、俳優や監督たちと交流を深めていった。
> 「世話になったぶん、何かしないといけないと思った」と伊藤さん。監督や俳優からの映画祭への見舞金も中谷さんに一部届けた。
> 今年3月、中谷さん宅はほぼ再建した。中谷さんは「情熱で続けてきた映画祭があって、今回の上演が実現する。また来てくれる柄本さんにはありがとうと言うほかない」。柄本さんは「『お待たせしました!』って感じで、みなさんと会うのが楽しみです」と話している。
> 上演は午後2時と6時の2回で、各90〜100席。チケットは昨年のものが有効で、払い戻しの希望者が少なかったため2階席(3千円)のみ販売中。天気が良ければ縁側を当日席(4千円)にする。
> 問い合わせは由布院温泉観光協会(0977・85・4464)へ。(稲垣千駿)

 てっきり上演されているものと思い込んでいた、東京乾電池の『授業』、熊本地震で延期されていて、今週末に再上演される運びになっていたのだった。地方ニュースには目が届きにくいから仕方ないけれど、もう少し早く気づいていたら、時間とか費用とか調整して観に行ってたのになあ。確か、去年もそう思った。
 まだ、二階席が余っているし、当日券も出るようだから、今からでも観てみようと仰る方はぜひご覧ください。東京乾電池の舞台を地方で観劇できるチャンスなんて、滅多にあるものではありません。
 それにしても、柄本さんの「必ず帰ってきます」の言葉を信じて、昨年のチケットを払い戻しせずに(しかもなくさずに!)持っていたお客さんが殆どだったなんて、ちょっと感動的。演劇の灯なんて、どこの地方でも点滅して消えかけているようなものだから、こうして少しでも支えていきたいという動きが見られることには嬉しさを禁じ得ないのである。

 そして、記事中でも紹介されていた湯布院映画祭の、今年のラインナップの紹介第一弾が公式ホームページで公開された。と言っても、新作上映はまだ全然未定。前から予告されていた、中島貞夫、高田宏治両氏の特集の上映作品のみの発表である。旧作ならどうせ全部観てるんでしょとか言われそうだが、子供の頃、任侠映画やヤクザ映画は、テレビに掛かっていても親が嫌ってチャンネルを変えていたから、殆ど観たことがないのだ。中島監督、高田氏の作品にしろ、観てるのはほぼ80年代以降だから。
 その意味では、楽しみにしたいのだけれど、これまた、妻の関心を惹きそうにない作品ばかりなので、一緒に行ってくれるものかどうか。「一人で行けば?」と冷たくあしらわれることになりそうで、またまた悩むことになりそうなのである。行くなら宿はもうすぐにでも手配しなきゃと思ってはいるのだけれど。26日(土)に予定が入っているから、前半か、27日(日)のどちらかにしか参加できないのもまたつらい。
 やっぱり、この時期になっても新作が未定ってのがいつも迷う原因になってるんだよね。宿の予約を考えたら、本当は三ヶ月前にはある程度の上映作品を決めておいてほしいよ。



第42回湯布院映画祭は2017(H29)年8月23日(水)より27日(日)まで
開催で監督の中島貞夫氏と脚本家の高田宏治氏の特集をします。
http://www.d-b.ne.jp/yufuin-c/


●前夜祭(8月23日・水)

  ◇吼えろ鉄拳 81 東映 81分 鈴木則文/真田広之、千葉真一、志穂美悦子

●初日(8月24日・木) 中島貞夫の世界・混沌のエネルギー

  ◇893愚連隊 66 東映 88分 中島貞夫/松方弘樹、天知茂、荒木一郎、近藤正臣

  ◇脱獄 広島殺人囚 74 東映 97分 中島貞夫/松方弘樹、梅宮辰夫、伊吹吾郎

  ◇ポルノの女王 にっぽんSEX旅行 73 東映 72分 中島貞夫/荒木一郎、K・リンドバーグ、片桐竜次

  ◇現代やくざ 血桜三兄弟 71 東映 96分 中島貞夫/菅原文太、伊吹吾郎、渡瀬恒彦

  〈特別上映〉時代劇は死なず ちゃんばら美学考 15 KATSU-do 85分
                              中島貞夫/福本清三、山本千尋、山根貞男、松方弘樹

  シンポ   ゲスト 中島貞夫、福本清三、山本千尋

●二日目(8月25日・金) 中島貞夫監督+脚本家高田宏治特集

  ◇忍者狩り 64 東映 87分 山内鉄也/高田宏治(助監督=中島貞夫)/近衛十四郎

  ◇沖縄やくざ戦争 76 東映 96分 中島貞夫/高田宏治・神波史男/松方弘樹、千葉真一

  ◇やくざ戦争 日本の首領 77 東映 132分 中島貞夫/高田宏治/佐分利信、鶴田浩二、片桐竜次

  シンポ   ゲスト 中島貞夫、高田宏治、片桐竜次

◇特別試写・特別上映(作品未定)           

●三日目(8月26日・土) 高田宏治の世界・百戦錬磨の職人ライター

  ◇シルクハットの大親分 ちょび髭の熊 70 東映 89分 鈴木則文/高田宏治/若山富三郎、藤純子

  ◇鬼龍院花子の生涯 82 東映 146分 五社英雄/高田宏治/仲代達矢、夏目雅子、岩下志麻

  ◇北陸代理戦争 77 東映 98分 深作欣二/高田宏治/松方弘樹、野川由美子、高橋洋子

  シンポ   ゲスト 高田宏治、高橋洋子

◇特別試写・特別上映(作品未定)

●最終日(8月27日・日)
  ◇特別試写・特別上映(作品未定)
  ◇特別試写・特別上映(作品未定)
  ◇特別試写・特別上映(作品未定)
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