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2017年06月17日20:20

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列車としての目的。

目的地に行くと云う道具としての列車旅から、その列車に乗るための旅へと変化。

元々、人間は同じ様な歴史を繰り返す。

人は長時間泳げない。

外の陸地を求め、船と云う道具が発明される。
かつての船は、移動手段の只の道具だった。
まぁ、今も基本はそうだけど。

絶対に行けなかった地が目的地となり、その地に行けるようになる。次に速度を求めるようになる。

帆船から動力船へ。

益々速く目的地に行けるようになる。

船は速く。

その速度競争が過激になり…。

速く行く行為には飛行機に推移する。


人が、速く行くと云う目的からは船は外されるのである。


船には、飛行機にない大きさと優雅さと、今で云う『時間の長さ』を楽しむ事ができる。『成長期』には無いこと。

そう思うと、今の列車にも『熟成期』が来ているのであろう。


「走るホテル」沿線住民が歓迎
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4625428






追伸…。

僕は〜

急がない旅は好き。

中々出来ないが。

でも、

急がない=豪華

とはならない。

車体の下から聞こえてくるレールの音。

チープなスピーカーから流れる到着音。

その到着音の間から聞こえてくる『ぶっきらぼう』な車内アナウンス。また、そのスピーカーから少し遠くからから耳に入るレールの音。

その1つ1つが旅情を醸し出す。


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