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2017年06月19日20:22

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打球事故

昨日のラウンドにて。

事件は12番右ドッグレッグで起きた。

ラウンド経験者は知っている事だが、この12番はティグラウンドから200y付近に刻んでからの打ち下ろし120y程をセカンド勝負。
理由は200yから先は急激な左足下がりのラフであるため、パーオンの可能性が最も高い、そして200yから先は完全なブラインドになるからである。
よってティショットはまずこの200y地点に置く事から始まる。
稀に飛ばなくて残り距離が長くなったり、キックが悪くて200yより先に飛んでしまう事もあるが、キャリーで190y以上打つ事などない。
そして大事な事だがこの12番は100%詰まる。ティショット待ちでカート2台が平均。
私たちがティショットを打つ時には後続の2サム(おっさんとおばさん)もティグラウンドに来ていた。

同伴I氏は齢65の恐るべきゴルフバカである。
I氏の放ったティショットは完璧な球筋だったがキックが悪かったようで200y付近に行って見ると球が見当たらなかった。つまり球はもう少し先のラフの中。
私含め残り3人はしっかり200y付近に刻み、セカンドを打ったものの残念ながら全員パーオンしなかった。
という訳でセカンドを花道にショートした私はI氏の球探しを手伝っていた。

「うあっ!」
I氏が突然倒れこんだ。
蜂にでも刺されたのかと一瞬思ったが、I氏のそばにはピンクのカラーボール。
何が起きたか即座に理解した。
とりあえずI氏の状況を確かめるために声をかけてみたが意識がない。
私はカートに走りボールの布巾を濡らし携帯を持ってI氏の下へ。
私が戻ると同時にI氏は意識を取り戻したが、こめかみの辺りを押さえていた。
意識はある、返答もある、とりあえず最悪の事態は間逃れたが・・・。

I氏のこめかみ辺りに雑巾を当てて処置をしていると後続の2サムがやってきた。
倒れているI氏を見るなり駆け寄ってきたが、何が起きたのか理解していない模様。
それを見た私は頭に来過ぎて思いつく限りの罵詈雑言を浴びせかけた。
その罵詈雑言で何が起こったのか理解したであろうBBAは必死になって弁解を始めた。
「いつもはそんなに飛ばないんですよ・・・。平らなとこに刻むはずだったんですけど、いい当たりで・・・」
グリーン奥にオーバーさせた同伴のH氏も私の大声を聞いて駆けつけてくる。
左に引っ掛けたS氏は・・・。

富士川のカートには無線が付いていないのでフロントに電話をかけると副支配人が出た。
ざっと状況を説明して迎えに来てほしいと頼んで待つ。

その間にもBBAはずっと弁解をしていたが、I氏の意識も次第にはっきりとしていったが、私たちの制止を振り切り起き上がろうとして転んでしまったり。
弁解と平謝りを繰り返すBBAにI氏は「大丈夫、大丈夫!少し休めばラウンドできるさ」と大人な(ゴルキチ)な対応。
罵詈雑言を浴びせた私は我に返ってBBAを罵った事を反省した。
その間の時間は恐ろしく長く感じて30分くらい経ったようにも思えたが、後続の組に「打てません、お待たせします」と合図を送ったりしているうちに支配人が迎えに来た。

事を説明して大事をとって病院にと言う私達に対してI氏はゴルフを続けようとするが、説得に応じてしぶしぶ迎えのカートに乗り込んだ。おぼつかない足取りで。
我々は競技の最中だったので3サムとなりプレーを続行したはいいがI氏が気になりすぎてメンタルはボロボロ。
打ち込んだ後続組はI氏と共に病院へ付き添うと言って私達をパスしてクラブハウスへ戻ったのであった。

BBAが打った状況を整理しよう。
前の組のプレーを見ていれば200y付近から打たなかった人が1人いたことはわかるはずである。
そしてBBAなので赤TEEからなのだが刻むベスポジまで150y、打ち下ろしと傾斜を考えれば130y程か。
I氏にキャリーで直撃したという事は180yほど打った計算になる。
いつもはそんなに飛ばないと言うので何回かプレーしているはずで、刻まなければならない事もブラインドだって事もわかっていたはず。
つまりは何も考えず安易にブラインドの先へドライバーで打ったって事。
許せん。

皆様方、打球事故にはお気をつけ下さいませ。



んでラウンドの内容。
39-38で77
I氏の件でメンタルボロボロだったんじゃねーのかよ!ってツッコミもあると思います。
ええ、3パット4回でした。総パット数33です。
アンダーパーオン×1
パーオン×8
寄せワン×6
バーディ×4
ボギー×6
ダボ×1
んー、パーオンしての3パットが3回あるんだよね。ダボにしたとこは3-3だったし。
集中は出来ていたんだと思うよ、ダフったりトップしたりのミスは0回。いざ球を打つ時にはI氏の事もあっていつも以上に「集中しよう」って気になった。

INスタートから10番ボギー、11番パー、12番で事故、12.13.14.15って3パットしながら連続ボギー。
16番のティグラウンドで詰まっていて、そこでようやく前の組(同コンペ)にI氏の件を報告できて、後続の組にも事情を説明できてスッキリできた。
16番でいいティショット打って4mくらいにつけて凄く曲がるフックラインを読みきってバーディ。
17番寄せワンでパー、18番寄せワンで楽々バーディ。39

昼飯の時にはメンバーさんやレストランにはI氏の件が行き渡っていて皆でI氏の不幸を分かち合って楽になれた。

1番は素ボギー。2番はベタピンでバーディ、3番アンダーパーオンからOKバーディ、4番パーオンのパー、5番寄せワンでパー、6番3パットでボギー、7番3-3ダボ、8番パーオンでパー、9番パーオンからパー。38
実はね、ベストスコア見えてて分かっていたし16番から考えるとすげー潜っていたのもわかってた。
6番でグリーンに乗せたとこで考えちゃったのよI氏に何言われるか。
きっと「あの状況から午後35とか、もぐら君は流石だね!」なんてべた褒めされて、「いやぁ、まだまだですよ」なんてね。
そんな事考えてニヤニヤしてたらショートパット外した・・・(笑)。
7番でいいティショット打って、さっきのボギーを取り返すぞってセカンド打ってシャンク、寄せワンだ!ってつっ込みすぎて長い下りが残る、それを入れにいってワンピンオーバーから返し入らずダボ・・・。
ここでベスト更新不可になって冷静になった!

んー、勿体無いね。
税務署バトル終ってからいい感じだったんだけど。
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