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2017年06月18日19:53

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ブラ2オケ練のあとブラ2読響を聴く

今日は午前中にオケ練がありました。
ブラ2の第3・4楽章の練習をしました
第4楽章のアルペジオのソロのところで難渋していたら、指揮者が音大のオーボエの学生がアルペジオを繰り返す試験があって1音でもミスったら追試だと言っていたので、これは1音もミスらなくなるまで練習に明け暮れろと言っていると解釈しました

オケ練のあとは下記の演奏会に行きました。

○読響第198回日曜マチネーシリーズ
開演:2017年6月18日(日) 14:00
会場:東京芸術劇場
曲目:
ワーグナー/歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 作品26
ブラームス/交響曲第2番 ニ長調 作品73
ヴァイオリン:ネマニャ・ラドゥロヴィチ
指揮:シモーネ・ヤング

昨日も同じ演目やってたんですが聴くならオケ練の後が良いと思い今日にしました

ワーグナー/歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
ワーグナーの雄渾さがよく現れた演奏。
トロンボーンが素晴らしいが決して弦楽器を音量で上回らない節度もある。

ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番
登場した途端に一瞬短パンかと思うくらいパツパツのスパッツのようなものを履いてジャック・スパロウのような顔と爆発モジャ髪を載せた三十年戦争の頃のフィドル弾きのようないでたちで一瞬にしてじゅ。の脳をフラッシュしたネマニャ・ラドゥロヴィチがブルッフの協奏曲のソロの最初の一音を弾いた途端そのあまりの美しさ清透さ清冽さに立て続けにじゅ。の脳をフラッシュして涙まで流させたこの人物はいったい何者なのだ?
伴奏の管弦楽もしっぽりしてとても良い。
暗いフィドルのような若者から若葉のような爽やかなブルッフを聴けました。
アンコールにラドゥロヴィチの編曲したパガニーニのむちゃくちゃ超絶化された奇想曲のあれこれ混ざったらしきものを聴いて技巧的にはブルッフはたぶん3〜10%程度の出力で弾いていたらしいことがわかった

ブラームス/交響曲第2番
さっき練習した曲をさっそく実音で聴く幸せ
冒頭から推進力に満ち溢れ(すなわち若干速い)、しかし楽器の鳴らし方は楽譜に忠実。ついクラリネットをガン聴きしていたらピアニッシモは凄い完全なピアニッシモだけどよく聴こえる。うらやましー 第2楽章の終結部の謎のソロもちゃんとよく聴こえた。あれいいですね
第3楽章までは完全なインテンポで誠実、ハンブルクの総監督だっただけあってハンブルクの薫りがする。
第4楽章は一気に巻きをかけてさらに推進力を増す。テンポも138小節(練習番号Fのところ)で謎のルバートを掛けた以外は概ね頷ける※感じ。(終演後に金子建志先生と会ってお話ししたところ、練習番号Fの前に5・5・3・3と来て練習番号Fから2・2となるブラームスの隠されたテンポをここで急速に減速すると壊してしまうので感心できないとのこと。)その後はインテンポでなく微増する感じで一気に終結に。
これ本当に自分が定演で演奏するの?というくらいいい曲。なぜかここでも泣けた。

今日はまっすぐに帰ってきたのでBSのおんな城主直虎が観れました。
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