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2017年05月31日02:55

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真面目 皇室問題

付帯決議案「女性宮家」明記へ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4595623

☆☆☆このニュースに対して肯定的につぶやいたらある方からコメントが来ました。返信しようとしたらとてつもない長文になってしまったので分割してコメント。コメントを頂いた方からも分割して長文コメントが来たので少し整理しました(基本的に原文を尊重しましたが、明らかな誤字脱字や句読点の追加などはしています。整理しても長くて見にくいですがそこのところはご勘弁)☆☆☆

■↓ニュースに対する私のつぶやき
民進党が頑張ってくれましたね。カビの生えた男系主義論が排除され、男女同権の象徴たる女性天皇、女系天皇が認められる日が来ますように。

■↓ある方からのコメント
佳子様、愛子様などが好きな人とは結婚できない可能性が高くなります。独身の女性皇族の気持ちは無視ですか?それで女性同権といえますか?

■↓コメントに対する私の返信
前提として皇族の方々が、我々俗人が持つ様々な基本的人権を制限されていることを認識しなければなりません。私は今上陛下には「即位していただいている」と思っていますし他の皇族の方々もそれは同様です。それには男女は関係ありません。男性も女性皇族と変わらず基本的人権は制限されているのです。

そういった皇族の方々のお立場を拝察できない国民は天皇を戴く資格はないと私は思っていますよ。その上で皇太子様と雅子様のご成婚から現在に至る様子を見て「女性を含む皇族の方々は恋愛結婚の自由を謳歌することはできないが、一部の徳のある民間の方と好き合って結婚する」ことは可能だと思いました。

現に眞子様も民間の方とご婚約されたわけですし。いわれのない周囲からの圧力でご体調を崩された雅子様を、皇族でありながらギリギリのラインでご発言なさり必死でお守りしようとした皇太子様のお姿を見れば、お二人の絆が確かなものだということは明らかではないですか。

現在の皇室問題の本質はどこにあるかというと、眞子様が現行制度では皇室に残られることができず民間に下るしかない。皇太子様が天皇に即位しても愛子さまは皇太子になることができず、皇太子不在の状況が生まれる点です。

私は愛子さまの心情を拝察することしかできませんが、皇室典範が改正され、愛子さまが皇太子になられることができれば、それを受け入れていただけるものと思います。それはあくまで私の希望で理想ですが、愛子さまにはその資質もおありになると思います。

もし愛子さまが将来天皇陛下として即位することがあれば国民は近代天皇制始まって以来初の女性天皇を喜んで受け入れると思います。一部の男系原理主義者を除いて。日本の伝統たる皇室にはドグマ(原理主義)はないのです。愛子さまには女性が活躍する社会の象徴となりえる可能性があるんですよ。

■↓同じ方からの再返信
今回の眞子様の婚約発表について私の知るところでは「女性宮家が創設されるとこの結婚は潰される」という危機感が皇室側(秋篠宮家、天皇家側)にあり婚約の予定のリークという急いだ形になったようです。

あなたの2回めのコメントに言う通り「皇室にいる限り恋愛の自由を謳歌できない」とすると女性皇族は皇室離脱を選択し却って皇室の継続の危機を招来するのではないでしょうか?

日本国憲法を押し付けるにあたってマッカーサーは天皇の後継について女系天皇を認めると天皇の父親になろうとするものが現れるから男系に限るといいました。現に女性宮家創設を見越して佳子様の相手として中国の富豪の息子が運動を始めています(悠仁様の次の天皇の父になる可能性あり)

あなたのコメントの最後にあるとおり、日本の伝統である皇室で、天皇の父親が外国人のようなことを国民が支持すると思いますか?皇室の継続には旧宮家の男性を皇族に復帰させる等の方法が良いと思います。

私も女性の皇族に活躍してほしいと思っています。欧州の一部の国のような貴族制度は現代では無理でしょうから結婚後も皇室活動に参加できる身分、敬称制度(ただし一代限り)があったほうがいいでしょう。(大正時代までの皇后を助ける典侍制度とは違った男性皇族に準ずる活動をする)


☆☆☆↑つぶやきに対するコメントはここまでです☆☆☆
☆☆☆↓この下から私の再返答となります。☆☆☆


■>>あなた(まさる)の2回めのコメントに言う通り「皇室にいる限り恋愛の自由を謳歌できない」とすると女性皇族は皇室離脱を選択し却って皇室の継続の危機を招来するのではないでしょうか?

女性宮家の成立によって眞子様が小室さんとご婚約前に別れなくてはならなくなるかもしれなかったわけですから、一理あるご意見かと思います。
私は眞子さまが結婚のために民間人になると決断されれば反対しません。皇族とは言え一人の女性の幸せを壊す権利が誰にあるというのでしょうか。
ただし、もし眞子様が皇室を離れられるとすれば、後に残るのは、愛子様、佳子様、悠人様の三人のみとなります。現行法で愛子様が皇太子になれないとすれば、今後何十年皇太子不在の状況が続くというのでしょうか。この問題を解決するために私は皇室典範改正により女性宮家の創設を訴えているのです。女性皇族の方々の道筋を決めずにご自分の将来をお決めになれない状況を放置しておくことの方がはるかに残酷なことです。(女性宮家創設への対案の旧皇族の男系男子の皇族復帰案に関しては後述)

■>>日本国憲法を押し付けるにあたって…(以下略)

GHQは戦後、天皇を日本の安定的に占領統治するために利用しようと考えました。しかし圧倒的に国力で劣る日本人がアメリカと数年間戦い抜いた力の根源は天皇制にあると考え、将来的には皇室が将来的に自然淘汰されることを狙っていたため皇室財産を国庫に帰属させたため、多くの皇族が皇籍離脱を余儀なくされたのです。
占領下で男系が維持されたのは天皇の父親になろうとするものが現れるからではないです。GHQは皇室の裾野を狭めることで、あわよくば将来的な皇統の断絶ないし皇室の形骸化を目論んでいたからなのです。(そして今、GHQの目論見が現実のものとなりつつあります。このまま対策を打たなければ確かに国民は皇室に対する関心を失い、皇室の権威は形骸化することになると思います)
あと、ご心配されている『天皇の父親になりたがる者』が現れたとしても、それは阻止されるだけでしょうね。婚約前の眞子様のデートにすら皇室護衛官が何人もつくのに、こと縁談に関してはさすがに得体のしれない人物が皇室に関わるのを防ぐためにお上が黙ってはいないですよ。私も眞子さまがデートされたという報道を見た際に、悪い男性に騙されているのではないかと心配しましたが、いらぬ心配でした。佳子様についても同様、宮内庁も時の政権もそこのところの手回しを怠るほどのボンクラではないですよ。

■>>あなたのコメントの最後にあるとおり、日本の伝統である皇室で、天皇の父親が外国人のようなことを国民が支持すると思いますか?

中国の富豪が佳子様とご一緒になろうとすれば、それがたとえどんなナイスガイだろうと、さすがに国民は支持しないでしょうね。佳子様の自由恋愛の意思もおそらくそこまで寛容に受け入れられないと思います。天皇の父親の話と同様に破談にされるでしょうね。ご心配されている点は杞憂かと思います。

■>>皇室の継続には旧宮家の男性を皇族に復帰させる等の方法が良いと思います。

旧宮家系の男系男子を皇族に復帰させることはまず不可能でしょう。
現在も残っている旧宮家のうち、男系男子がいるのは3宮家だけで、その中の誰もいまさら皇族になんてなれないという反応を明確に示しています。当たり前の話ですが、親子、親戚、働いている社会との縁をすべて切って、皇族に復帰されようとする方が果たしているのかという話です。そんな方がいるのであればぜひお連れして来てほしいものです。そもそも「皇室に入ってもいい」とする男系男子などいないのです。
「この方は旧宮家の男系男子で、これから皇族として復帰されます」なんて話こそ旧皇族の方々も国民も双方受け入れられないでしょうね。「旧皇族の赤ちゃんを皇族の養子にすべき」という意見もありますが、旧皇族の方々も大事な子供を手放すわけありませんし、皇族の方々もそんな歪な養子縁組を受け入れられるわけありませんよ。

■>>私も女性の皇族に活躍してほしいと思っています(以下略)

「女性に活躍してもらいたいのでご結婚後も皇族でいてください。ただし、1代だけです。あなたのご子息、ご息女は民間人に下ってもらいますので」というのは虫が良い話で、こんなことがまかり通れば女性皇族は単なるお飾りと化してしまいます。
繰り返しになりますが、女性皇族の活躍を本気で望むのであれば皇室典範を改正し、女性・女系天皇を認め、女性皇族の方々が結婚なさった後も皇族として残ることができるようにし、今上陛下の退位後、愛子様が皇太子に即位していただける道を作るのが一番かと思います。女性・女系天皇の容認こそが、この閉塞漂う日本社会の光となれる可能性を持っているんですよ。


↑長くなりましたがご意見への返答、私の考えは以上になります。

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