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2017年05月27日18:41

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成人本自動販売機

80年代にPTAの圧力を受けて繁栄から激減の一途をたどったエロ本自販機については何度か書いたことがあるのでおまとめ。

最初は24時間売られてましたが、通りすがりの子供から見えてしまうのはけしからんという圧力を受け、80年代の末から、昼間は商品を見せる前面はマジックミラーで何の自販機かすらわからないようになってて(当然お金を入れることも選ぶこともできない)、夜中になって内部照明が点灯するとミラーが透けて入っているエロ本の表紙が見えるようになるという構造になりました。
それも必ずつい立の陰に隠れる位置に自販機は置かれ、素通りする子供からは見えないようになっています。

下宿の窓からエロ本自販機が見えたという人の話によると、けっこう若い女性も利用してたそうです。
中には、人通りのないときを選らんで通りすがりの振りをして1度目に通るときは選ぶだけ、適当なところで折り返してきてお金を投入、さらに折り返してきてボタンを押して商品を取り出すとダッシュで持ち帰った人もいたとか。

当時のこれらエロ本は写真集形式のものもありましたが、多くは雑誌形式で、3流ライターの書く雑文がなかなかに楽しいものでした。
SFやプロレスの記事が多く、漫画はぼちぼちとアニメ絵のものも見られるようになりましたがまだ劇画が多かったです。

残念ながら私の年齢では自販機を利用するにはまだ若かったのですが、90年代に入って神保町で80年代のエロ本を探したりはしました。
アリス出版というエロ本の出版社のものを主に探したのですが、このアリス出版はコミケ関係者がやってたのでマンガやロリものの記事が大変に充実してたのです。
それでも当時エロ本として売るにはまだまだ劇画や一般向けのエロ記事を書かざるを得なかった時代だったので、ライターの苦労がしのばれて。

脱衣マージャンが実写からアニメ絵に変わるのに10年近くかかりました。
世の中がアニメっぽくなっていくのを楽しみに眺めた我が青春時代。

>成人本自動販売機は今どこにある? 立地に明確な特徴アリ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=4592603
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