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2017年05月26日04:58

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カキツバタ(燕子花、杜若) Iris laevigata

皇居東御苑の二の丸庭園に咲いていたカキツバタ。ハナショウブには早いし、水辺に咲いていたので、カキツバタだと……。紫色と、薄紫の2種類が咲いていました。

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カキツバタ(燕子花、杜若) Iris laevigata
カキツバタは湿地に群生し、5月から6月にかけて青紫や白色の花を付けるアヤメ科アヤメ属の植物。内花被片が細く直立し、外花被片(前面に垂れ下がった花びら)の中央部に白ないし淡黄色の斑紋があることなどを特徴とする。江戸時代の前半にはすでに多くの品種が成立しており、古典園芸植物の一つ、しかし、江戸時代後半にはハナショウブが非常に発展して、カキツバタはあまり注目されなかった。カキツバタの名は、昔、花の汁で布を染めたので「書き付け花」となり、だんだん「かきつばた」に変化していったという。漢字表記の一つ「杜若」は、本来はヤブミョウガという別種の漢名(「とじゃく」と読む)であったが、カキツバタと混同されたもの。愛知県の県花でもあり、三河国八橋(現在の知立市八橋)が『伊勢物語』で在原業平がカキツバタの歌を詠った場所とされることに由来している。在原業平が詠んだ歌は以下の通り。

から衣
きつつなれにし
つましあれば
はるばる来ぬる
たびをしぞ思ふ

花言葉は、「幸運」、「雄弁」。5月13日、7月3日の誕生花。

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