中国にあるお客さんの会社が創立20年になりそのお祝いのパーティに参加させていただいた。
20年前からずっと務めている人もたくさんいるらしい。でもみなさんまだ若い。
そしてあまりお酒を飲まない。アルコールはビールだけだったしビールを飲まない人も半分くらいいた。強いお酒を飲む人は本当に限られているようだ。
20年前は1997年である。僕にとってはサラリーマン最後の年だった。
その後日本で酒場の経営なんてやってしまったのだけど、その時にある人から誘われてその人の会社の役員になった。その会社は今回20年を迎えた中国の会社のオーナー企業だった。
だから僕は何年間かその中国の会社の役員もやっていた。
結局そのオーナー会社は中国の子会社を売却して今に至るのだが、その後いろいろとあって、僕はベトナムで会社を設立して何年か経ってから中国の会社から仕事をいただいている。
会社の形態は変わったのだが社員の方で変わっていない人も多い。僕が役員だった頃にはほとんど中国に行ったことはないので社員の方とのおつきあいはなかった。
それでも。
やはり振る舞いはどんな時でもきちんと紳士的であるべきなのだと思うのである。
僕が役員をやっていた時代に、横柄なふるまいをしていたらきっと今の仕事にはつながらなかったと思う。
中国の会社から仕事を受注できる日が来るなんて本当に露とも思っていなかった。
でもそういうことがあるのだなと改めて思います。10年以上も前の僕は今よりも嫌な奴だった。でもそれでも決定的に横柄な奴でなくてよかったなと思います。
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