読売ジャイアンツ5-11広島東洋カープ
3回戦(カープ3勝)
東京ドーム
C|400000007|11
G|301010000|5
勝利投手 ブレイシア1勝1セーブ
敗戦投手 カミネロ1勝4セーブ
本塁打
(C)松山1号��
石原1号��
(G)マギー1号��
投手
(C)大瀬良-ブレイシア-今村
(G)吉川(光)-高木(勇)-マシソン-カミネロ-池田
打線は初回に打者一巡で4得点も、2番手高木勇人に抑えられる。
先発、大瀬良は立ち上がりに3失点すると安定せず5回に逆転を許す。
苦しい展開も、1点差の最終回に松山の今季初安打となる本塁打で追いつき相手のエラーにつけこみ一挙7得点。
最終回の奇跡的な猛攻で2カード連続のスイープで10連勝。
2番手ブレイシアが来日初勝利。
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初回に勢いのままに4得点をして有利な状況で始まったと思いきや大瀬良大地がそれを最悪の投球で台無しにするところでしたが…終わってみればこの3連戦でもっとも大差がついた試合となりました。
正直に告白させて貰えれば今日の私は2番手のライアン・ブレイシアが坂本勇人にいきなり2塁打を打たれた時点で今日はあと2、3失点して敗北すると判断して観戦を止めてしまってました。
しかし、それをここまで開幕無安打だった松山竜平が見事な本塁打でチームに息を吹き返させ、相手のミスに付け込んで勝ち越し、最後はなんと石原慶幸の本塁打で一挙7得点…。
本当に本当に野球とは…勝負事とは何が起こるかわからないという一種の不条理がつきまとうものなのだと実感してしまいます。
それにしても、この3連戦は合計で29得点とまさに打線が打ちに打ってまさに打ち勝った試合。
勝ってる以上はとても楽しいというファンも大勢いるのは当然ですが、個人的には実際に現地で見た一昨日の試合含めて「見ていて疲れる試合」という側面もあったように思います。
というのも、今日の大瀬良も含めてこの3連戦でQSを達成した先発は一人もいません。
また、リリーフに関してもしっかりとした7回以降における約束事の再構築は取りあえず最終回に今村猛を置く以外は何も決められませんでした。
こういうハチャメチャな勝ち方を続けるのは無理な注文ですので、打線がこういう状態のうちに守り切る力を取り戻したいところです。
それにしても、今日の大瀬良には失望しかありません。
田中広輔のエラーもあり、自責点こそ4ですが、いずれも相手中軸に何度も何度も打ち込まれるという無様な内容。
先発が頼りないけど勝っているというのがカープの現状ですが、クリス・ジョンソンが帰って来た場合、次回の加藤拓也らの投球によってはローテから真っ先に放逐されるのは彼かもしれません。
昨日の床田同様に7回投げ抜いてはいますが、上記のリリーフの事情もありましたから建設的なものとは到底思えないです。
かつて10勝を挙げた投手らしい投球を期待していただけに、本当に残念の一言です…。
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