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2017年04月02日00:15

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やっときた

長い間好きで続けてきた音楽。それは小学校からはじまっている。音楽の先生にハーモニカをほめられてからである。

しかし、元来は恥ずかしがり屋で人前で何かするのに向いてない性格だった。それはたぶん、今も変わらない。それなのに本心は人前で何かやりたがり、うけるのが大好きなのだ。この矛盾のためにずっと苦手だったのが歌である。

ビートルズに影響されてからは洋楽ポップスに魅了され、高校では友人たちとバンドをやったし、その中で歌ったりもした。ところが私の声だけがちいさく、せっかくのハーモニーもライブでは発揮できていなかった。声が大きく出せないで、うまく歌えなかった。

2年前から参加した地元のバンドには歌のうまいメンバーがふたりいる。なりゆきでメンバーになったのではあるが、その際に「このふたりと一緒ならうまくなるかも」と期待したものである。

家族の世話をしながらの生活では、自宅で歌の練習もできない。買い物などで外出するときの車の中がレッスンの場所だ。幸い毎日のように車ででかけるので、頻繁に歌の練習ができている。課題は大きな声を出すことと、ビブラートである。

大きな声は、じきに出せるようになった。車の外に歩行者は少ないのが田舎の特徴だ。こんなとき田舎でよかったと思う。ビブラートをつけて歌うのには、なにか気恥ずかしさがともなっていたが、バンドで普通のことになったのでテレがなくなった。

練習していてビブラートが付けやすい音域があることや、ビブラートの種類をかえることで対応できそうなことなど、いろいろわかってきた。だんだんと自信がついてきている。最初にリードボーカルをやった「空に星があるように」が、まわりから評価されたのが大きい。

最近はじめた「夢の途中」は、かねてから歌いたかった曲で、今回はうまく自分にリードボーカルを取らせてもらうことができた。練習が楽しくてしかたがない。歌う喜びというのを深く知った気がしている。



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