『姉は一級建築士 〜イケない構造設計〜』(駄犬メモ　予言編)

■籠池氏、調査に「首相から１００万円」　官房長官は否定
(朝日新聞デジタル - 03月16日 15:32)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4480810

森友学園に関しては次から次へと疑惑が噴出しつつある。与党政権の腐敗を有権者に示したい野党にとっては最高の攻撃材料であるし、マスコミにとっても良いネタであろう。保守界隈を批判したい左派系知識人にとっても実に良いおもちゃである。

さて近々、籠池泰典理事長は国会に参考人招致で呼ばれるようである。ただ参考人招致は証人喚問とは違い、偽証罪に問われることはない。よって嘘八百を唱えても何の問題もない。極端な話、好き勝手なことだけ言って帰ってくればよいのだ。また欠席しても咎められない。

ただ証人喚問となれば、欠席は許されず、嘘をつけば罪に問われる。また例外はあるものの、黙秘は原則的に許されない。そのために証人喚問というのは人権侵害的な制度という側面があり、やたらに濫用されるべきものでもない。使い方次第で人が死ぬ危険な制度だ。証人喚問が全ての理由だとは言わないが、2005年に起きた構造計算書偽造問題で証人喚問された一級建築士の妻は自殺しているのである。

もちろん、籠池泰典理事長の証人喚問を与党が認めるとも思えないが、一方で参考人招致でも何があるかわからない。またこれ以上、行き過ぎた批判やバッシングが続けばどうなるかということを私は危惧している。「ペンは剣より強し」という。言葉だけで人は殺せるということを予言しておこう。

おわり
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