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2017年04月09日18:05

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2017年冬アニメ感想

冬アニメも大体見終わりましたということで、感想をまとめていこうと思います。
いつものように長いので暇なときにでも読んで貰えると嬉しいです。

とその前に少し近況報告を。
4月に社会人になって一週間が経過しました。
1ヶ月半ぐらいは研修期間なんですが、その間は寮に二人一部屋でテレビなしPC(LAN)なしという絶望的な生活を送ることなっています。
娯楽はないし気を遣わないといけないしで精神的に結構疲れてたんですが、幸い土日は実家に帰れる距離なので家で休養を取ってます。
そういうことでまだ春アニメは全然見れてないしこれからも最速では見れないので絡み薄くなると思いますがご勘弁を…。

報告は以上です。
それでは気を取り直して感想に移ります!


・リトルウィッチアカデミア
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落語と迷いましたが今期No1はこれになりました!
この作品の魅力は何といっても主人公アッコ。
TRIGGER作画でハチャメチャに動き回って掻き回すのを見ているだけでも楽しいし、周りは当たり前のように使える魔法も全然使えなくて落ちこぼれなアッコが少しずつ成長していくところがたまらない。
6話で頑張るしかないって決めても11話でまた不安になっちゃうところなんかも人間味があって好きだ。そこで過去は捨てない、と踏み留まるのが成長の証。
13話でも三人の友情やアッコの頑張りが実を結んだシーンで涙がボロボロと…

アッコがあれだけ周りに馬鹿にされても何だかんだめげずに頑張ってるのってそれだけでも偉いと思うんですよね。普通なら心折れちゃうよ。
もう6話からアッコに入れ込み過ぎて特になんてことない魔法の修行シーン見てるだけで涙腺緩みそうなレベルw夢に向かって頑張るキャラはキラキラ輝いててパワー貰えるんですよね。
2クールならではの丁寧な成長っぷりで安心して見れていますが、これからアッコの成長譚だけでなくストーリー的な面白さもありそうで期待は高まるばかりです。


・昭和元禄落語心中 助六再び篇
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2クールに渡る物語もこれにて終幕ということですが、綺麗に締めてくれたんじゃないでしょうか。
1期の菊比古・助六から始まり、2期では二人の落語が与太郎へと受け継がれていく…各キャラの人生、特に八雲と与太郎の生き様を最後まで見せてもらったという感じで感慨深い。
胸が締め付けられるような悲劇も乗り越えてきて今がある。だから幸せなシーンにホロりときちゃうんですよね…。
OPも不穏な雰囲気出まくりでとてもハッピーエンドになる感じはしなかったんですが、良い意味で裏切ってくれた。
与太郎がめちゃくちゃ良いキャラしてて、与太郎がいなければ八雲と小夏はどうなっていたんだと思うぐらい救われたんじゃないかな。本当に見てて気持ち良いキャラだった。

この作品の大きな魅力として落語シーンがありますが、これは声優さんの技量が非常に大きかったと思います。
自分なんかは落語に関しては全くの無知でしたが、時間が長く挑戦的とも言えるシーンでも聴き入ってしまうんですよね。
最終話の「こんないいもんがなくなるわけねぇべ」という台詞に大きく頷くことが出来るくらい、落語の世界に入り浸らせてもらいました。
ラストのEDで流れた落語を聞いてると情景が思い浮かんできて、ホントに良い作品だったなぁと余韻に浸っていました。またこういう作品に出会いたい。


・亜人ちゃんは語りたい
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人間とは少し違う故に悩みを抱える亜人達とそれを助ける高橋先生達の物語。
基本的には楽しい日常系ですが、亜人そのものの特性やその関わり方などに対する掘り下げをしっかりしてくれていて真面目な部分もとても丁寧な印象を受けました。
ヴァンパイアやサキュバスなど、ファンタジーな設定に対する高橋先生のアプローチの仕方が論理的・現実的なものだったのも新鮮で面白かったな。
「(人と亜人が)無理に同じだと考えて接する方が差別になり得る」なんて考え方なんかはなるほどなぁと関心した。
元気いっぱいのひかりを筆頭に、亜人ちゃん達が皆魅力的だったのも大きいですね。一番はひかりだけど、お笑い好きなど意外な一面を持ってる雪ちゃんも好きw
笑いあり涙あり萌えありのバランス良い秀作でした。


・小林さんちのメイドラゴン
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個人的今期No1癒しアニメ。
人間とドラゴンで種族が違い、最初はお互いがお互いを理解出来ていないところからスタートした同居生活。
これが少しずつ関係を深めていって本当の家族のようになっていくのが見ててほっこりするんですよね。
関係を深めていく過程も直接の描写というよりもワンクッションおいて魅せるようなところが結構あって、じんわりと染み込んでくるような良さがある。
お年玉をあげるときにお互いに初めてというやり取りがありましたが、これまでもそしてこれからもこんな風に初めてを積み重ねていくんだなと思ってほっこりした。
最終話もトールが欠けた生活には見てるこっちもぽっかりと穴が空いたような気分になるぐらい、入れ込んで見てたしちょっと感動しちゃった。


・この素晴らしい世界に祝福を!2
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安定のギャグ枠。これに関してはもう特に語ることがないようなw
2期になってもクズマさんだし駄女神だしポンコツ魔法使いだしド変態クルセイダーだしw
相変わらずの愉快なパーティーで、熟練の(?)漫才のようなやり取りには笑いっぱなしでしたw
原作のストックもあるだろうし、定期的にアニメ見たいなー。


・鬼平
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時は江戸後期、火付盗賊改方という犯罪を取り締まる組織に属する切れ者・鬼の平蔵こと長谷川平蔵を主人公とした痛快時代劇。
現代にしては異色な感じだと思ったら原作はかなり昔に発表されているみたいで、各種メディアミックスも既にされているようです。

1話完結ながらしっかりとしたストーリーがあり、こちらの感情を大きく揺さぶってきて人気シリーズなのも納得でした。
エピソードはどれも少し切なさが混じるビターなものが多かったように思うのですが、それがまた味があっていいんですよねぇ。

一番のお気に入りは10話の泥鰌の和助。「ほうら磯太郎…お前の好きだった雪だぜ」のシーンは鳥肌が立った。あとお純と音松の話も泣いた。
とにもかくにも平蔵が全編通して器がデカくて粋なので安定感が半端なかった。平蔵になら抱かれてもいいレベルw


・鉄血のオルフェンズ
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4クール続いたオルフェンズも終幕ということで。
ハッピーエンドになる未来が見えないと言っていたらその通りに悲劇的な結末になってしまった…。
鉄華団も言ってしまえばあっけない幕切れでしたが、エピローグをきちんと描いてくれたお陰で後味は悪くなかったように思います。

いくつか気になった点を挙げておくと、まずはマッキーの無能っぷり。
バエルさえあれば何とでもなる!みたいに言ってて全く何ともなってなくて流石に笑ってしまったw
まぁ力を盲信してしまうような過去があるから、哀れな人間という捉え方も出来るのかもしれませんが…ただの考え無しのアホみたいにしか見えなかったw

もう一点はシチュエーションに類似が見られたこと。
例えばラフタとオルガがやられるシーン。やられ方としてはある意味リアルなのかもしれないが2回目は少し冷めてしまった。
他にもオルガが悩んでいるときに団員が背中を押すシーン。これ自体はむしろ好きな展開なんですが、いつまで経ってもオルガが励まされてばかりなので最後ぐらいはビシッと決める姿も見たかった。
あとダインスレイヴで何回もやられるのがちょっと味気ないとか、もやっとするところはあるんだけど見方や考え方を変えれば許容出来る範囲だった気もする。


・アイカツスターズ4クール目
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無印アイカツを見終わってその勢いでスターズを4クール分見てようやく追いついた。
長い感想は控えますが、スターズは無印と違いウェットなシリアスも結構ぶち込んできてる印象で、これはこれでアリかなと思います。
主人公であるゆめも特殊能力の持ち主ということで少しファンタジーな要素もあって期待半分不安半分といったところでしたが、能力に関してはゆめの成長に上手く繋いだんじゃないかと。
親友ポジであるローラが負けても腐らずに努力し、時にゆめを励ましたりとライバルとして良い味を出していた。
ただ総決算とも言えるS4決定戦で引っ掛かるところがあって、先輩の貫禄を見せる現S4と成長を見せる後輩達という構図なのはいいんですが、やはりどうしても先輩に華を持たせる結果になってしまうので繰り上げでS4になってもカタルシスが弱くなってしまうように感じた。
歌組の争いなんかは特に誰が勝ちあがるか全く予想出来なくて、これは裏返すと誰が勝っても違和感が残ってしまうということで…
しかしこれに関しては最終目標はあくまでタイトルコールの通りアイドルの一番星ということで、ひめ先輩達を超えることになってくるのでそこでカタルシスを得られるような形になればいいかな。
結局ちょっと長くなりましたが今後も期待しています。


・ACCA
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今期No1オシャレアニメ。と言っても雰囲気だけでなくしっかりとストーリーもあり味わい深い作品でした。
クーデターに巻き込まれる主人公・ジーンを中心として、多くの登場人物達の思惑が渦巻くかけあいは派手さこそないものの見てて非常に面白かった。
物語の進行自体は淡々としたものなんですが、それがまた心地良いんですよね。
ジーンと友人兼監視者であるニーノの関係も変にベタベタしていなくて、でも確かな友情を感じさせてくれるところがたまらない。
どう決着をつけるのかと楽しみにしていた最終回も鮮やかな作戦でクーデター問題を抑え込んだジーンには痺れた。
あと地味なところですがBGMがまたオシャレで良かったですね。OPからしてセンス抜群でしたが全体的に楽曲レベルが高かった。


・けものフレンズ
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1話を見たときは「何だこのアニメ…?」って感じで余裕の1話切りで、話題になってから追いかけたクチですが人気が出るのも納得でした。
緩く癒されるフレンズ達の絡みの裏でちらつく謎が良いスパイスとなって視聴時の緊張感に繋がっていたと思います。
ラストもどんどん謎を深堀りして奇抜な展開に繋げていく、というよりは謎は程々に留めて王道な着地をした印象。
かばんちゃんを助けるのに必死なサーバルちゃん見てるとちょっと泣きそうになってしまった。
かばんちゃんの木登りやサーバルちゃんの紙飛行機など、これまでの経験が最後に生きているのも良かったね。丁寧に作られてた印象。
ハードル上がってたけど、変に捻らずハッピーエンドでしっかりと決めてくれたのは素直に凄いと思う。
続編もまたあるらしいですかどうなることやらw


・ガヴリールドロップアウト
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安定の動画工房印の日常系。
開幕速攻で駄天使になったガヴリールに笑った記憶が既に懐かしいですが、最後まで本当に安定していた。
天使が悪魔で悪魔が天使な登場人物達のあべこべっぷりがおかしかったwヴィーネちゃんマジ天使(悪魔)。
サターニャのアホっぷりはもはや愛おしさすら感じるwwラストも当然のようにガヴに踏み台にされてて笑ったw


・弱虫ペダル3期
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先輩達が卒業して世代が変わり坂道など後輩達がメインに。総北・箱学とも後輩への継承は熱かった。
チームを率いる手嶋さんとかめちゃくちゃカッコ良くなってるんだけど、先輩組の存在感が凄まじかったので現状ではやはりパワーダウンしたと言わざるを得ない感じ。
気合入って男レベルが格段に上がった杉元のレースは熱かった!が、冷静にインハイの1枠決める戦いなのにペアで走るのはどうなんだ?と細かいところが気になってしまいイマイチ熱くなりきれなかった。
唐突に当然のようにマッチョ眼鏡先輩が出て来て手嶋さんのライバルみたいになってるのも謎だし色々とツッコミ所が増えてるような気がするw(元から丁寧な作品ではなかったけどw)


・幼女戦記
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一風変わったタイトルですが中身はハードでしたね。
放送前は幼女がいっぱい出て来て戦うアニメかと勝手に思ってたけどむしろオッサンしか出てこないというww
ターニャがハイスペックなキャラで戦闘に関しては俺TUEEEな感じなのにそれでも思い通りに事が運ばないのが面白かった。
あとやっぱりこの作品は発砲音とかの音が凄くいい仕事してたと思う。戦闘シーンが見応えあった。


・クズの本懐
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ドロドロした始まりでどうなることかと見守ってきた本作ですが、綺麗に締められたんじゃないでしょうか。
ビッチ先生の純情乙女への変化っぷりにはビックリしたw黒いのも乙女のもどっちも好きでした(^q^)
残った花火と麦が予定調和的にくっつかなかったのが個人的に好印象。
最初は本当の思いを紛らわせる為に身体の関係に逃げていた二人が最後には相手を思いやって言葉を探すシーンにはグッときた。
前向きな終わり方で良かったと思うんだけど、振り返ってみると花火は自分から主体的に動いていたシーンが多くなかった気がするので、そういうシーンがもう少しあればもっともがいてる感じが出て良くなった気がする。
変わった思考のキャラが多かったのであまり感情移入しては見れませんでしたが面白かったです。


・セイレン
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常木編・宮前編・今日子編のヒロイン3本立てで送られた本作。
おそらく人によって好みは分かれると思いますが、純粋なヒロインの好みで言えば常木≧今日子>>宮前で総合的な√の好みで言えば今日子≧常木>>>宮前でした。
この作品の魅力は主人公であるたまに飛び出す正一の頭のおかしさ(褒めてます)にありますw
ヒロインが自分のことを男として見てると気付くきっかけが、ヒロインから貰った手編みのパンツを見て「俺が隣の優しいお姉さんだって言うなら、毛糸のパンツに穴はいらないだろ…」とか意味不明過ぎて笑うwwwいや意味は分かるんだけど台詞がシュール過ぎるw
今日子編のラストとかもキスするところだけ見れば良いシーンなのにその過程のやり取りが突っ込み所満載で笑いっぱなしだったww最後は何故かパンツ今日子に穿かせるしもう腹痛いw
もしギャルゲ出るなら常木さんをもっと攻略したいw


・Rewrite
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物語の本筋に大きく触れるMoon編、Terra編のアニメ化ということで一応最後までやって完結。
瑚太朗が覚悟を決めて地球の(というよりは篝のか)為に尽力する姿はカッコ良かった。
でもやっぱりちょっと尺がキツそうかなーって感じは否めなかったかな。
原作やったのはだいぶ前だけど、ウルっときたような重要なシーンがカットされてたりしてあれ?ってなったりしたし。
よく分からなかった人は原作やってね!な感じになってしまったのはちょいと残念。


・バンドリ
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3話のきらきら星のインパクトが凄まじかったですが、それ以降は割とまともになってた気がする(気のせいか?w)
次に何をしでかしてくれるのかという期待を持っていた自分としては物足りなく感じる部分もあったりw
ストーリーに関してはあまり心が揺さぶられることがなかったので、香澄おたえ辺りが頭のネジ飛んでたのでどこかズレたやり取りなんかがこの作品の魅力でしょうかw
何というか全体的に危うさがあるよねこの作品はwまぁアニメがアレでもアプリは成功してるみたいだし別に良いみたいなところあるw
まだもう少し残ってるので最後どうなるか楽しみにしています。


・3月のライオン
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原作既読で特に語ることはないかな。
また続きもアニメ化するみたいなのでそれは見ると思います。


・龍の歯医者(前後編)
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独特な設定、世界観でアニメーションもよく動いていたのでシンプルに楽しめた。
見たのが結構前なので内容は正直忘れ気味w
ベルが野乃子にその最期を看取られることなく消えたのが切なかったのは覚えてる。
まだ色々と話作れそうな気もするけどもうないのかね。


・あいまいみー3期
・信長の忍び2クール目
この二つは特にこれまでと変わらず。
あいまいみーはちょっとカオスな話が増えてギャグ成分がちょっと落ちた気したかも。

以上21作品(18本が30分アニメ)でした。

次にいつものように段階別評価を。
至極個人的な感覚である程度勢いでつけてるので参考程度に。


☆5 (該当なし)
☆4.5 リトアカ 落語 > 亜人 小林
☆4 鬼平 このすば ACCA 鉄血 アイスタ > けもフレ ガブ 幼女
☆3.5 クズ 弱虫 セイレン
☆3 Rewrite バンドリ ライオン


大体こんな感じになりました。
同じ段では左にある方が気持ち上で不等号のところは差が少し大きめのところです。

今期はやはりリトアカが一番自分の中で存在感大きかったですね。
最初から好きだったけど6話から完全にスイッチ入っちゃって涙腺緩みまくり。
2クール目もあるので嬉しい限り。

そして今期No1ヒロインは…

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アッコ!
見てるだけで楽しくて、一生懸命頑張る姿にはパワーを貰える素敵なキャラだと思います。

他にも亜人のひかりちゃんやメイドラゴンのカンナちゃん辺りにも癒されまくった。クズの乙女モードビッチ先生もなかなかw

OPEDで一番聴いたのはメイドラゴンのOPかな。



fhanaの曲好きになる率高いw
他にはリトアカED、亜人ED、けもフレOP辺りが好き。

大体こんなところでしょうか。
それでは春アニメも楽しんでいきましょう!
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