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2017年02月19日01:02

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西福寺をお参りして 煩悩は消せるかを考える。

☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
 世界中のすべての方が幸せにありますように!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆
 2017年 平成29年 
 2・18(土)


   西福寺をお参りして
   「煩悩は消せるか」を考える
                 
           
 姫野です。
 今日京都は変なお天気で、陽が射し
 雲は普通の晴れの日の感じなのに
 雨がパラパラ落ちてくるという。
  今の季節らしいお天気でした。
  

 ど〜も、いかがお過ごしでしょうか。

 僕はこのしょうもない人生を
 適当に生きているのですが
 あなたもきっとそうでしょう。
 (コラ!勝手に決めるな。
  みんなお前と違って真面目に生きてるぞ!)
 

 今京都は「京の冬の旅」で非公開文化財特別公開の
 お寺があり僕は時間を創って興味のあるお寺をお参り
 しています。


 今日はお寺ではなく、島原の「角屋」を見学しました。
 その話はまたの機会ということにして
 先日お参りした「西福寺」を紹介させて下さい。


 「西福寺」は「六波羅蜜寺」の隣にある今は小さなお寺です。
  その昔平安の初め、嵯峨天皇の后、壇林皇后が熱心に
  帰依されたと伝わっているお寺です。


  特別公開されているのが
  1 壇林皇后九相図(だんりんこうごうくそうず)
  2 地獄絵図(六道十界図)
  3 洛中洛外図屏風

  
 壇林皇后九相図というのは
 美しく聡明で深い信仰心で人生をおくられた壇林皇后が
 死後風葬して、人の死後はどうなるかをさらしてみせて
 人の世の無常を感じて仏教に帰依してもらいたい。

 という願いから
 死後風葬され、美しかった壇林皇后が
 裸の身体が見苦しく膨れ上がり、
 破裂して内臓が飛び出し
 鳥や獣が食い散らし
 骨だけになり
 やがてその骨もすべてが消えていく…

 という姿を9つの絵にしたものです。


 もちろん、実際の皇后がそんな風葬をされるはずは
 ありません。
 これは、壇林皇后だけではなく小野小町バージョン
 もあります。

 字の読めない方が大半だった昔の庶民に
 命のはかなさ、人の世の無常を分かりやすく
 といて、仏教の教えを説くためです。


 男でもなく、庶民の不細工な女性でもなく
 生きてるときにはとても美しく聡明な女性だからこそ、
 その死後の姿の見苦しさ無常さがいっそう強調される
 ことになります。

  
   忘れたき 心の闇に ふるるかな

    なき人あとを  みるにつけても

               修一郎

 
 長いような短いような、はかない人生です。
 「その人生を庶民の自分はどう生きたら…」

 と考えさせる狙いです。


 地獄絵図(六道十界図)は源信の「往生要集」の
 世界をたたみ1畳くらいの大きさの絵にしたもの
 で、これもいろんな地獄の世界をビジュアル化
 しています。室町時代の作とのことです。

 僕は案内の方に少し質問しながら
 じっくりと眺めます。


 隣で見ていた初老の男性の方が
 「身につまされるな〜〜」
 などとおっしゃっていました。


 ガラスケース越しでなく
 すぐそばで本物を観れるのは
 特別公開のありがたさです。


 さて
 こうした人の定めの現実を見て、
 人にはいろんな思いや感情が浮かびます。

 仏教では煩悩と呼びます。


 楽しい煩悩だけが浮かべばよいのですが
 そうはいかないのが人間です。

 仏教では人を苦しめ、幸せを妨げるのは
 この「煩悩にある」と言われます。


 では人の「煩悩」は消せるでしょうか。


 あなたはいかがでしょう
 あなたを苦しめる、
 将来の不安・お金・健康
 人間関係の苦痛、怒り、恨み、後悔などなど

 あなたの煩悩は消せるものでしょうか

 
 幸せのためには、
 一度じっくり
 この煩悩の正体を観、考えるのはとても有益です。


 長くなります
 僕の考えは、また次回にでも…


 
 ではでは
 愛を込めて!
 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)


 今日も笑顔でニコッとね。

 何であれ、そこに愛が流れてこそ
 はじめてこころから楽しくなります。
 
 幸せはごく自然な
 あなたの命の本来の属性です。

 案ずるな嘆くな必ず救うてやる!
 大乗仏教のこころです。

 ひとしく人として生まれて
 不幸な人など
 この世にいてよいはずがありません


 よろしければ、お参りして一息入れてみて下さい。
  (聖心寺・聖心神社)
  http://seisinji.net/index.html
 
 僕の自費で印刷した本「なぜ生きる」を
 お読みいただけると嬉しい。
 
 本の少し詳しい内容とお求めは
 http://himeno3.blog89.fc2.com/


 姫野修一郎のブログ「ただあるがままに」
 http://siawase1.at.webry.info/

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 生涯かかっても実現できないような
 大きな夢を持ちなさい

 あなたは身体ではありません。

 できると信じればできる。


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