あらすじ
二学期初日。空虚な日々を送っていた俺、篠山マサキは混乱した。慣れた様子で教室へ突然現れたのは、俺の記憶にだけ存在しない少女。しかも、優等生と評判のお前と来たら、猫被ってるわ、仮面恋人を演じる羽目になる輪で、もう散々だった。
だけどお前は、俺にお手製の弁当を作ってくれた。一緒に登下校しようとしてくれた。誰にも言えない妙な関係だけど、そんな毎日を何よりも楽しんでいる俺がいた。でも、気付いたんだ。出会うはずのないお前との時間は、結局絵空事に過ぎない、と。
だから俺は――風間ハルカを消すことにした。
第29回ファンタジア大賞(金賞+審査員特別賞)受賞作品。
ファンタジア大賞作品を久しく買っていなかったが、この作品はストーリーに惹かれてである。
中々の大当たりであった
ラノベっぽくないところが凄く良かった
この作品は一般でも十分通用する作品。
なので、ラノベとしては異質であるが、こういう作品が世に出たことはラノベの固定概念を覆すきっかけになると思う。
中々確りとした作品で、大変面白かった
この作者はできればコンスタントに出してもらいたいものである。
矢張りコンスタントに出していけば、それだけ詠む人も増えるだろうから。
かなりお薦めの作品である
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