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2017年01月24日13:30

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苦い味は大人の味、だけではない

DNAにはちゃんと書き込まれてるんよ、苦いもんと酸っぱいもんには気をつけろと。
ヒトの長い長い歴史の中で、酸っぱいもんは未成熟か腐敗してる、苦いもんは毒の可能性があると記憶に刻み込まれてるから、子供は苦い酸っぱいを口にしたら自然と吐き出してしまう。
それが大丈夫になるのは、経験値を重ねるから。

お子ちゃま舌のまま大人になってしまうと、酸っぱいはともかく、苦いものは受け入れられない。
ピーマンが駄目やとか、ビールやコーヒーが無理ってのはその典型。
もちろん、ビール飲めない若者がみんなそうやとは言わんけど、そうした傾向があるってのは間違いない。
だからそのビールにしても、若い子は苦くないスーパードライを好み、おっさんは苦いキリンやサッポロラガーを喜ぶきらいがあるからね。

でも、それ以上にいまはビール飲めへんでもほかになんぼなとあるってのが大きいんちゃうやろか。
昔々、ビールの全盛期と言えた昭和後期はアルコール度数が低くて乾杯に適した酒といえばビールくらいしかなかったやん。
そこへ昭和50年代後半になってチューハイが浸透し、ここ10年でハイボールもすっかり普通になった。
ほかにもいろんなカクテル類が揃ってるから、ビール飲めなくても困らない。
ビール飲まない若者が増えるのはあたりまえやわ。

おかげで、おっさんたちは安くでビールが飲めるようになって助かってるけどね。
ドリンクが均一価格で安くなってるとこの安いビールなんか、まさにその恩恵そのものやし。
原価の安いチューハイとかハイボールを頼む人が多いから、原価の高いビールで利益が出なくてもやっていけ、結果的におっさんたちは安いビールが飲める。
安い飲み放題も構造的には同じ。

ただね、ようわからんのは、ビール離れを酒造会社が悩むことはないなんちゃうかってこと。
ビールの売り上げが下がった分を、ほかの酒が埋めてるはずやん。
ひょっとして、税制の見直しをアピールするために、酒造業界が大げさに騒いでるだけなんちゃうかって気がせんでもないんやけどな。


■ビールが売れないのは「若者が飲まないから」それとも「税金が高いから」?
(THE PAGE - 01月24日 11:53)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=4398991
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