mixiユーザー(id:63904941)

2017年01月22日19:43

211 view

チャンポンw (副題:色々な意味での「別れ」)

寅@今日はお母ちゃんの納骨でした・・

σ(^^)は、根が関西人なので
関西以外の地域ではどう言うのかわかりませんが
関西では、喪が開ける日のことを
「まんじゅん」
とか
「まんちゅういん」
と言う呼び方をします

・・で、その日が今日で
同時にお母ちゃんの納骨も今日でした

この納骨の日取りについても、実は一悶着ありまして
葬儀に来た坊主曰く
「まんちゅういんにはまだ寒いので
納骨は春のお彼岸くらいに」
と言っていたのですが
σ(^^)には坊主やっている友人もいますので
そのツテで質問してみると
「それは、単純にその坊主が楽をしたいだけ」
とのことでしたので
σ(^^)はそこらへんを頭の片隅に入れながら
「だって、まんちゅういんが終わったら
この家には誰もいなくなってしまうし
遺産分割協議書の期限は
故人の死後90日以内と法律で決まっている
誰もいないこの家に 
もうすぐ人手に渡ってしまうことが分かり切っているこの家に
お母ちゃんの遺骨「だけ」を置きっぱなしにしておくのは
お母ちゃんきっと寂しいと思う」
と主張しました

結果その坊主とはケンカ別れになって
今日は、別のお坊さんが実家に来て
お母ちゃんにお経をあげてくれて
それからみんなでお墓に向かいました

ところが・・

σ(^^)が本質的に「あほ」なところは
例の1枚1000円のチョコレート10個が入っている
お母ちゃんへのお供えを、実家に忘れてしまったことです(ーー;)

σ(^^)は心の中で
「お母ちゃんごめんなm(__)m
その代わり、来月7日のお母ちゃんの月命日に
必ずあのチョコレート持ってお墓参り来るから
それで堪忍してm(__)m」
と思っていました
www…orz

・・でも、お墓に仮に設置されたお供え物の台が小さかったので
あれくらいでちょうどよかったのですが
(↑ こう言うのを「正当化」とか「言い訳」と言います(ーー;) )

お坊さんの読経と、みんなの焼香が終わってから
お母ちゃんの納骨になって
(うちのお墓は 「埋め墓」というスタイルで、
お骨を直接土の中に入れて、その上から土をかけます)
σ(^^)は、お母ちゃんの遺骨に土をかけながら
「お母ちゃん(〃^ー^〃) やっと楽になれたね(〃^ー^〃)」
と言いました・・

納骨の最後に、その法要で使った日本酒を
お母ちゃんのお骨の上の土の上からかけてあげてほしいと
お坊さんがおっしゃられたので
その担当がσ(^^)になって
σ(^^)は、お母ちゃんにこう言ってあげながら
お母ちゃんの遺骨の上の土の上にお酒をかけてあげました

「お母ちゃん(〃^ー^〃) やっと楽になれたね(〃^ー^〃)
やっとお父ちゃんと同じ土になれるね(〃^ー^〃)
『あの世』とやらで
2人でまた仲良くケンカするんやで(〃^ー^〃)」

・・

今日は奈良はあいにくの雨だったのですが
お坊さん曰く
「お釈迦様がお生まれになられた時に
天から『甘露の雨』が降ってきたと言う言い伝えもあるくらいで
この雨は、お母様のうれし泣きですよ(〃^ー^〃)」
とのことでした・・

同じ坊主でもこうも違うものかと思いましたw

・・

納骨が終わってから
もう一度実家に戻って
それから大宴会でした

姉貴1号夫妻 甥1号 甥2号夫妻と子供2人
姉貴2号夫妻 姪1号夫妻 その子供2人 甥3号夫妻 その子供2人
姉貴3号 甥4号夫妻 その子供2人 姪2号夫妻 その子供2人
兄貴1号夫妻 甥5・6・8号
兄貴2号夫妻 甥7号 姪3号
そしてσ(^^)

・・すんまへんm(__)m
σ(^^)「学」ないので、合計何人なのかさえ('A`)マンドクセ状態ですw

・・で、
今日の料理と酒の担当は、兄弟6人全員に割り振られていまして
兄貴1号夫妻→とにかく料理いっぱいとお鍋いっぱいと缶ビール10ケース
兄貴2号夫妻→仕出し弁当50人分&ケータリングのパーティー料理いっぱい
姉貴連合軍&σ(^^)→こういう機会でもなかったら口にすることはないであろうお酒を各種
でしたw

「やってやろうじゃなno♪」
と思ったσ(^^)は
天狗舞の特別大吟醸&「ほこすぎ」という日本酒& 真澄の「あらばしり」の3本立てで攻めてみたのですが
姉貴1号→ えらいこと珍しいシャンパン各種
姉貴2号→ ロマネ・コンティ6本
姉貴3号→ (多分日本では手に入らない)ええ感じのカリフォルニアワイン各種

・・

なんか、「敗北」という言葉の意味を知ったような気がします

_| ̄|○ i|||i


・・

みんなわかっていたんです・・
今日の宴会が、色々な意味での
「お別れパーティー」
だと言うことを・・

でも、そこに居合わせた全員
それだけの種類のお酒&兄貴2号が持ってきた森伊蔵をはじめとする焼酎各種の
完全なチャンポン状態でしたw

ちなみに、
お母ちゃんの生前だったら、きっとお母ちゃんが座るであろう場所が空いてしまって
σ(^^)は兄嫁さん1号に
「お母ちゃんがいない今、ここに座るのが最もふさわしいのは
姐さんなんですよ(〃^ー^〃)」
と笑って誘ったのですが
兄嫁さん1号曰く
「すいません
私まだそこに座れる身分じゃないんです(ーー;)」
とのことでした・・

σ(^^)はこう返しました
「そう言えば、やたら偉そうな小姑が約3匹
そこらへんに座ってますなw」

・・

僕はその席で、2つのことを思いました

・このみんなが集まっているところの 記念写真を撮っておきたいな
・お母ちゃんがここにいたらな

もしあそこにお母ちゃんがいたとしたなら
きっとええ感じに酔っぱらって
「ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!!!!」
ないつものお母ちゃん節が炸裂して
(もう孫の代ではないので)
ひ孫1個師団引き連れてお買い物に出て
みんなにお菓子いっぱい買ってあげて・・
英雄扱いで帰ってきて・・

・・

楽しい宴の時間も終わりながら
僕はこう思っていました

「この中に、今生の別れになる人が
きっといっぱいいるんだろうなぁ・・」
・・と

・・僕が生きてきた時間
みんなとの思い出が
ずっとずっと
走馬灯のように僕の心の中に走っていました・・

「今日、お母ちゃんの入っているお仏壇にお経を詠んであげるのが
僕にとって、この仏壇に手を合わせる最後になるんだろうなぁ」

・・

「この家とも
本当の意味で
今日がお別れなんだなぁ」

そのときに
甥2号の娘2人が
お供えしてあったクッキーの封を開けてしまったのに
中身が一部のアーモンドクッキーが苦手で残してしまったみたいで
甥2号のお嫁さんに怒られかけていたので
σ(^^)はおチビちゃん2人にこう言いました

「もしええねんやったら
そのクッキー
この大きなおっちゃんが食べてもいい(〃^ー^〃)?」

2人とも
「いいよ(〃^ー^〃)」
と言ってくれてクッキーをくれたので
僕は2人にこう語りかけました

「2人ともありがとうね(〃^ー^〃)
2人とも優しいね(〃^ー^〃)
2人とも 本当にいい子やね(〃^ー^〃)」

宴会が終わり、みんな帰る準備をしていた間に
姪3号と玄関で話をする機会があったので
僕は姪3号にこう言いました

「君がまだリトルリーグのピッチャーをしていた頃
君がお父さんとお母さんに連れられてこのおうちに来た時
帰り際におばあちゃんが
『お父さんはモミモミしたらあかんけど
おばあちゃんはモミモミしてもええねん♪』
と言いながら、君の胸をモミモミしていたのを覚えている(〃^ー^〃)?

君がもっともっと大人になって
お母さんになって
おばあちゃんになって
ひいおばあちゃんになっても
このおうちのおはなしと
このおばあちゃんのおはなしを
みんなにしてあげてね(〃^ー^〃)」

・・

さよなら・・さよなら・・

今日が今生の別れになる人たち
僕が育ったあのおうち
お父ちゃんとお母ちゃんの戒名が刻んであるあの位牌が入った仏壇

・・さよなら・・さよなら・・

僕にとって、かえがえのない
僕にとって かけがえのない

多くの思い出
多くの人たち

さよなら・・さよなら・・

・・

今なぜなのかはわかりませんが
涙がずっと止まりません・・
0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する