あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします
年始に思ったこと��
紅白で、えー紅の勝ちなの?と思ったあとの時間の話。毎年NHKはだらだらとさだまさしが番組をやります。それがわりと好きなんですけど、その中で「遥かなるクリスマス」という歌を歌いました。その中の歌詞に「世界中を幸せにと願う君といえいっそ世界中が不幸ならと願う僕がいる」とあります。中学生が、なぜ不幸を願うの?と素朴な疑問をはがきで、それにさださんが答えてました。「なぜなら幸せは不幸せがあるから幸せなんです」というようなことを言ってました。僕は、三年生の卒業前の授業では「幸せになってください」と言ってお別れしたりするので、そうかなー、幸せって不幸の上に成り立ってるのかなぁと考えさせられました。もしそうなら、誰かの幸せを願うことは別の誰かの不幸を願ってることになるわけでしょ。そんなのおかしいでしょ。でも、たしかに不幸な人のことを考えて『自分は幸せだ』と考えることはある。それもそうだな。待てよ、そんな単純なものか?その時、昔鶴見俊輔という人が「幸せは面ではなく点である。連続しているものではなく不連続的なものである」などと言っていたことを思い出した。つまり、ずーっと幸せなこともないし、ずーっと不幸なこともないでしょ、ということです。あいだみつおさんも「幸せはいつも自分の心が決める」と言っていたな。ということで、今年も幸不幸をかみしめて生きていこう と思いました。正月から、理屈っぽいですが本年もよろしく。
ログインしてコメントを確認・投稿する