以前から気になっていたのが、大分県北にしか縁
のなかった私には遠い県南の竹田市。長湯温泉と
いう名前からきっと以前からぬるい湯にゆったり
と入れるのだろうと想像していました。
まずは、ふるさと納税のお礼にもらった入浴券の
ある御前湯へ。ドイツの温泉地と竹田市は姉妹都
市のようです(写真1)。
内部(写真2)は川に面していて眺めもまぁまぁ
です。温度も期待通りぬるめが多く、ゆっくりと
入れます。
適応症と禁忌症は全国どこでもこんなもんで、い
い加減で医学的根拠はありません(写真3)。
突っ込むと、適応症は神経痛、筋肉痛、痔疾など
普通に考えて温めたほうがいいようなことが書い
ているだけです。慢性皮膚病(?)などという大
雑把な病名はありません。
禁忌症も急性疾患(特に熱のある場合)など、当
たり前ですよね。
それはともかく、悪性腫瘍や妊娠中(特に初期と
末期)は明らかに間違いで、癌の患者さんが温泉
に入っていけない理由はありません。むしろ、差
別です。妊婦さんも転んだら危ないというだけで、
別に問題ありません。
実際、数年前の新聞記事で国土交通省か環境省が
妊婦は問題ないと訂正したと発表していました。
当たり前のことです。
空飛ぶドクター(登録商標)
坂本泰樹
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