昨日、じい様が肺炎を起こして行きつけのクリニックに入院した。大正11年生まれだから、94歳か。
今日は半日なので、早速お見舞い。昨日からインフルの流行期に入ったようだけど、ゴジョーの消毒のみ備え付けてあり、特に制限はないようであった。1Fの受け付け横にある面会者記録に名前を書き、2Fへ。階段すぐの個室にいた。
左手前腕に22Gのサーフロが入っていて、補液はツインパル。
ステーションには看護師はおらず、面会中も外から挨拶されたくらいで、特に病室に入ってくる事はなかった。補液のところに「絶食。お水も飲めません」と書かれており、恐らく面会者が勝手に食べさせたり飲ませたりするのを防ぐためであろう。
目やにがついていて、口の中もカピカピ。やっぱり家族としては気になるから、綺麗にしたけど、家族が毎日面会に来るのであれば、これくらいは家族がやってもいいのではないかなぁと医療者サイドとしては思ってしまう。その光景をナースの立場で見ると、申し訳なく思ってしまうのだが。
それからしばらくしてうなり始め、よく聞くと「水・・・」と言っているようだった。心配性の家族は何かあるとすぐに看護師を呼び、「何か苦しそうにしているんですけど・・・」と言ってくるんだけど、まぁその気持ちもわかる。理想だけど、家族にも必要最低限の医療知識を学んでもらって、大丈夫な時と、そうでない時の容態がわかればなぁ・・・と思うけど、そこまでは欲張り過ぎか。
どっかの病院で点滴の中に異物が混入して騒ぎになったけど、こう言う面会の時だっていくらでも機会はある。けど、今までの歴史上そんな事をする人はいなかったし、そこまで防犯するのはマンパワー的にもコスト的にも不可能。
今の世の中が成り立っているのも、ほとんどの人が善人であるからだと思う。海外と比べ、何だかんだ言って日本人は善人の集まりだと思う。外国人が増えてから犯罪も増えたでしょ。でも、日本人の出生率が下がっている以上、移民を受け入れないとそのうち滅びちゃうし・・・
話は逸れたけど、94歳と言えばもう大往生。誰も延命は望まないし、こればかりはなるようにしかならないですね。ちなみに入院の書類にじい様の誕生日が5月13日と書かれていたけど、正しくは5月11日。かーちゃん、しっかり覚えておいてくれよ・・・それとも、いちいち覚えていない、と言う人のほうが多いのかな??
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