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2016年11月14日21:53

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11月14日の行書問題2

☆憲法の国会ーレベル3

9、衆議院と参議院に関する記述のうち、正しい組み合わせとして正しいものはどれか。

ア、皇室財産の授受について、参議院で衆議院と異なった議決をした場合に、両院協議会を開いても意見が一致しない時は、衆議院の議決が国会の議決となる

イ、日本国憲法における衆議院の優越として、権能については予算先議権が認められている

ウ、衆議院と参議院は、独立して議事を行い、議決することが原則である。この原則の例外として、両院協議会を開くことが認められている

エ、日本国憲法では、同一人が同時に衆議院及び参議院の議員を兼職することは、禁止されていない

オ、衆議院と参議院は、同時に招集され、開会・閉会するのが原則である。この原則の例外として、衆議院の緊急集会が認めらている

1、ア・ウ 2、ア・オ 3、イ・ウ
4、イ・エ 5、ウ・オ


こたえ
正しいのは
『5』
ウ、正しい
衆議院と参議院は、独立して議事を行い、議決することが原則である。この原則の例外として、両院協議会を開くことが認められている
オ、正しい
衆議院と参議院は、同時に招集され、開会・閉会するのが原則である。この原則の例外として、衆議院の緊急集会が認めらている

H21

○憲法の国会ーレベル2

10、衆議院と参議院の議決に一致がみられない状況において、クローズアップされてくるのが両院協議会の存在である。日本国憲法の定めによると、両院協議会を必ずしも開かなくてもよいとされている場合は、次のうちどれか。

1. 衆議院が先議した予算について参議院が異なった議決を行った場合
2. 内閣総理大臣の指名について衆参両院が異なった議決を行った場合
3. 衆議院で可決された法律案を参議院が否決した場合
4. 衆議院が承認した条約を参議院が承認しない場合

10
こたえ
必ずしも開かなくてもよいのは
『3』
必ずしも開かなくてもよい。
憲法第59条2項、国会法第84条1項
法律案で異なった議決をした場合、衆議院が、両議院の協議会を開くことを求めることができる(憲法第59条2項、国会法第84条1項)。

☆憲法の国会ーレベル2

11、衆議院の優越に関する以下の記述のうち、誤っているものはいくつあるか。

ア、参議院が、衆議院の承認した条約を受け取った後、国会休会中の期間を除いて10日以内に承認しないときは、衆議院は、参議院がその条約を不承認したものとみなすことができる
イ、参議院が、衆議院の可決した予算を受け取った後、国会休会中の期間を除いて30日以内に議決しないときは、衆議院が両院協議会を開くことを求めることを妨げない
ウ、衆議院が内閣総理大臣の指名をした後、国会休会中の期間を除いて40日以内に、参議院が指名の議決をしないときは、
エ、法律家の議決について、衆議院と参議院が異なった議決をしたときは、衆議院は両院協議会を求めなければならず、参議院はこれを拒否できない
オ、参議院が、衆議院の可決した法律案を受け取った後、会休会中の期間を除いて60日以内に議決をしないときは、衆議院の議決を国会の議決とする

1、1つ 2、2つ 33つ
4、4つ 5、5つ

いやらしい問題ねえ!!
11
こたえ
間違っているのは
『5』
ぜーーーんぶ間違っている。

ア、誤っている
『10日以内』
『参議院がその条約を不承認したものとみなすことができる』
としている点が間違っている

イ、誤っている
『衆議院が両院協議会を開くことを求めることを妨げない』
としている点が間違っている

ウ、誤っている
『40日以内』
としている点が間違っている

エ、誤っている
『法律家の議決に』
につき、
『衆議院は両院協議会を求めなければならず、参議院はこれを拒否できない』
としている点が間違っている

オ、誤っている
『衆議院の議決を国会の議決とする』
としている点が間違っている

(T_T)
完全にここらは『おおあたり』をひいたのに(T_T)

H25

○一般知識の文章理解ーレベル

12、本文中の空欄に入る文章をア〜エの文を並べ替えて作る場合、順序として適当なものはどれか。

接続詞は論理的か、というのは難しい質問です。論理学のような客観的な論理に従っているかという意味では、答えはノーです。もし厳密に論理で決まるのであれば、以下のように、論理的に正反対の事柄に両方「しかし」が使えるというのは説明できません。
 ・昨日は徹夜をして、今朝の試験に臨んだ。しかし結果は0点だった。
 ・昨日は徹夜をして、今朝の試験に臨んだ。しかし結果は100点だった。
暗黙の了解として、前者の例では「徹夜をするくらい一生懸命準備すればそれなりの点が取れるだろう」があり、後者の例では、「徹夜をするくらい準備が不足していたのなら(または徹夜明けの睡眠不足の状態で試験を受けたのなら)それなりの点しか取れないだろう」があったと考えられます。このことは、接続詞の選択が客観的な論理で決まるものではなく、書き手の主観的な論理で決まることを暗示しています。
(中略)
接続詞で問われているのは、命題どうしの関係に内在する論理ではありません。命題どうしの関係を書き手がどう意識し、読み手がそれをどう理解するのかという解釈の論理です。
もちろん、言語は、人に通じるものである以上、固有の論理を備えています。

【                                 】
わかりやすくいうと、文字情報のなかに理解の答えはありません。文字情報は理解のヒントにすぎず、答えはつねに人間が考えて、頭のなかで出すものだということです。

ア じつは、人間が言語を理解するときには、文字から得られる情報だけを機械的に処理しているのではありません。

イ しかし、その論理は、論理学のような客観的な論理ではなく、二者関係の背後にある論理をどう読み解くかを示唆する解釈の論理なのです。

ウ 文字から得られる情報を手がかりに、文脈というものを駆使してさまざまな推論をおこないながら理解しています。

エ 接続詞もまた言語の一部であり、「そして」には「そして」の、「しかし」には「しかし」の固有の論理があります。

1. ア→イ→エ→ウ  2. ア→ウ→エ→イ
3. イ→ウ→ア→エ  4. エ→ウ→ア→イ
5. エ→イ→ア→ウ

12
こたえ
『5』
ここにおいて、ヒントになるのは、イの「しかし、その論理は」である。

「その論理は」と言っている以上は、前の文章の文末に「論理」の用語があることが予想される。

それが当てはまるのは、空欄前の終わりと、エの最後にある「固有の論理」であるから、イが先頭に来るか、「エ→イ」が繋がると推測がつく。

選択肢は、2と3と5に絞れる。

後は内容面から判断することになるが、特に判断しやすいのは、
『アからの流れ』
である。

「じつは」は、通常、相手(この場合は読者)が知らない又は知らないことが予想される解答や事実を述べる前に使われる。

アの文章では「ありません。」という否定で終わっているので、その解答や事実は、まだ述べていない。

アの解答や事実にあたる内容を述べている肢が次に来ることになる。

アの「じつは、・・理解するときには、・・機械的に処理しているのではありません。」
→ウの「・・・さまざまな推論をおこないながら理解しています。」は、流れとしてスムーズである。

これで選択肢は2と5に絞れる

後は

エ→イ、ア→ウのどちらが前(又は後)にくるかの検討

である。

枠の後の文章は、「わかりやすくいうと」で始まり、「理解」の単語があるという観点から、「アのじつは」から始まった流れで、その解答や事実を述べる文章がまだ続いていると判断できる。

「エ→イ→ア→ウ」となり、
『正解は5』
となる。

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