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2016年11月17日18:10

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いまとむかしの80's

80年代前半、ワタクシは何をしていたかといふと、お江戸で遊んでました(きっぱり)。
往時の大学生、こと私学文系without語学系は、おおむねSoso。拙者、学校にゃ毎日行くものの面子がそろえば雀荘に入りびたり、あるいは女の子といわゆる湘南へ。あるいはデスコへ。はたまた「社会見学」と称し新宿二丁目へ。
そんなことばっかり。親はもちろん、今の学生さんに申し訳ない。

当時東京で流行っていたのは山下達郎の例のアルバム(いっぱいあります)、大瀧詠一『ロング・バケーション』:



もちろんナイアガラトライアングルのVol.2:



などなど、一見一聴海系サーファー系がメイン。
なかでも、これは往時の東京ローカルかも知らん。トシーキ・カドーマツー。
渋谷出身の、はあ、私どものちょと先輩。パイセン。「第二の山下達郎」と評する向きもあったが、それって感覚だけで聴いてるでしょ。
メロディの構造が根本的に異なるのですね。たとえば

◆Lucky lady feel so good



ことサビは、上がって上がってひねくり返ります。このあたり角松さんならでは。
音を聴いていただくとわかるとおり、角松さんはファンクがお好き。ファンクに最接近したのはこの曲じゃないだろうか。

◆Girl in the box



12インチ的な、これらはいずれも私が大学を卒業した80年代後半の曲たち。
で、リアルタイムのバラッドは(動画がないから)後年のライヴバージョンで。

◆It's so hard to say good-bye(国分友里恵さんとのデュエット)



結局、海系クリスマス系。

いまの学生さんたちは大変だ。人材不足だなんだ言われつつも、希望のところにはいかれない(俺も行ってねえが)し、俺的には、はあ、エントリーシートって何?みたいな。
奨学金だって、何と驚いたことに返さにゃならんとか。マイナススタートを余儀なくされておる。
私らの頃は恵まれてました。バブルには入ってなかったにせよ。
起業じゃ何じゃなかった(フリーターという言葉すらなかった)が、それはすなわち「今すぐ稼げや」てなプレッシャーもなかったといふこと。
「芝居をやりたい」「法曹家になるのである」等々、明確な目標があるならマクドでバイトでも良かろうが、たかだか20そこそこで、一生の仕事なんて見つけられるはずない。見つけられる人はめっちゃラッキー、キーラツですぜ。

チョッピリ語ってみました。あ、角松敏生を安くあげるには
・ T's Ballad ←バラッド系。吉田美奈子姉さん参加のカッチョイイ1枚。
・ T's 12inches ←ファンクテイストの重低音ノリノリ系。でも頭は『初恋』(^^♪
この2枚を買うといいよ。

人生は長い。音楽でも聴いてさ、ゆっくりやりたまい、若者よ。
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