霊能力者を仕事にする人に求められること、それは24時間プロでいること。
だんな様はそう言い切ります。
24時間プロでいる、と聞くと、こりゃあ厳しいやと思うかもしれませんが、
誰かにアドバイスするとなると、その人本人が、
その通りに生きていることって、何よりの根拠になりますものね。
霊能力者という仕事だけでなくとも、仕事というのはいろんな意味で、
自分を育ててくれるものであったりもします。
職業意識を高く保とうとする中で身につく、考え方や視野は、
その時は大変でも、ふと振り返ってみると、楽しく生きていくための
ヒントがたくさん詰まったものだったりもするのです。
今日は、時々おいでになる方が気療にいらしゃいましたが、
どうやらお聞きしていると、親子関係のストレスが主な理由。
残念ならがら、親も年を取りますし、自分も年を重ねて行きます。
段々とお互いのポジションが変化していくのに、
どこかで、以前の上下関係が根強く残っていると、
お互いの心に亀裂を生み出してしまいます。
ああ、親も一人の人間、間違いもするんだ・・・
なんて当たり前のことに気が付いたのはいつのことだったか。
でも、それに気が付くまでには、自分が精神的にも
成長しなければなりませんでした。
それでも、時々、昔と同じように思って親と話して、
あれれ?と思うことを繰り返したり、
急に年を取ったな・・・と思う言動に戸惑ったりは今もしますが(笑)
子離れと、親離れは、自分の親離れから。
私的には常常そう思っています。
「離れる」といっても、縁を切るという意味ではなく、
適当な距離を持って、プロとしての仕事をしている時の視点で、
人を視る、ということ。
この辺りの距離感は、近づき過ぎたり、遠すぎたりしながら、
バランスを取って行ければ最高ですよね。
それは、兄弟姉妹でも、夫婦でも、そして、同僚でも同じことだと思います。
世の中に流れている、あなたもこう思うのが普通でしょ!という意見、
内容はごもっとも!と思うこともしばしばですが、
その「押しつけ感」に、こちらが心理的に引いてしまうこともありますしね。
そうそう、24時間プロでいる仕事の視点や距離感を忘れずにいられたら、
「なんで〜〜〜」って思うことも忘れて、ぐっすり眠れるかもしれません(笑)
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Adept・Mentor 島津相談室
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