らしい。
いや、曲解かもだけど。
会社の後輩君が辞めた経緯もあって自分の中で振り返りとしてあれこれその手の本を読んでいます。
川崎 昌平著の『若者はなぜ正社員になれないのか』とか。
正社員になるために漫画喫茶で寝泊まりしていたような青年があれやこれや就職活動をするお話。
30後半の私からみて世間知らず、努力不足、と上から目線でもの申してしまうのですが。
若い人の持つ「格好良いビジネスマン」になりたいけれどもどうしたらいいかわからん、て苦悩が描かれてます。
なんか理想のビジョンだけあるんですよね。
ぴしっとしたスーツに身を包んでアイフォン片手に英語で海外支社の同僚とあれこれ今後の方針を相談しつつ、大きな会社のロビーからたたた、っと降りて来て止まってるタクシーに乗り込んで「霞が関まで」
移動中にノートPCをさっと開いて会議のプレゼン資料にざっと目を通す、的な。
なんのために霞が関に行くのか何の会議に行くのかも知らんけどとにかくそんな仕事がしたい!とかそんなイメージだそうです。
そんな彼が目指した企業はとにかく背の高い自社ビル、そこから始めねば、とかで。
でもリクナビには自社ビルの高さは記載されていない、どうなってるんだ、とか。
いや。
いやいやいや、と。
どこから突っ込んでいいのか分かりませんでした・・・
次に伊藤 秀一著の「いい会社はどこにある?いい人材はどこにある?」という本を読んでいます。
会社と人材のミスマッチ・・・悲しい話のような気がしています。
今回、うちのマネージャーは後輩君を「若くてガッツのある若者」と判断して採用を決めたそうです。
この本によると若くてガッツのある若者をそれだけで判断して即断即決で雇うのはやめましょう、と。
私のモットーは気力と根性です。どんなことでも一生懸命やります。
こういうタイプはとりあえずやってみるものの、ケアレスなミスも多いタイプなのだとか。
そして気合と根性でなんとかなると思っているので「何故間違えたのか」を振り返ることなく再度取り組んでまた同じ過ちを繰り返すのだとか。
・・・当てはまるな、後輩君、と・・・
ちなみに面接の時だけそういうふりをすることも可能なためミスマッチが多いのだそうな。
若くてやる気があって元気である。
そこはデフォルトで、さらにそこから具体的に自分をどう伸ばそうと考えていて、どこまでなら出来そうなのか、とか、面接の場ってのは「落とす」「落とされる」の場ではなく「合うか」「合わないか」を確認する場にしなきゃだよなー、とか週末につらつら考えております。
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