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2016年10月26日18:23

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転載】【1】-(7)沖縄から今の日本を見る

マイミクさんの日記から転載です。拡散希望。

元リンク)
【1】-(7)沖縄から今の日本を見る
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1956378064&owner_id=64295288


【沖縄を通して今の日本を見る. するとこれまでバラバラだったことも一つ貫く問題だということが見えてきます。もやもやしてるんであれば、見るといい。

そしてそこから始めることで変えられる。変えなければならない事々を。そういう思いでこれをしたためております。//もも-金木犀は未だ咲いている】

…… 【1】ラストです… (6)(根本的に構図を変えてゆく世界のなかで、長期的な展望を練り直し、国際社会のなかでの新たなあり方を模索し創り出してゆくことができるのか、問われているのはそのことである。)(…だとしたら)からの続き.……

だとしたら、軍備によって、その競り上げによって「敵」に備えるより、「敵」を作らない関係を国際社会のなかで築いてゆくことの方がはるかに実のある「安全保障」になる 【*】。

イラク侵攻でアメリカに追従して「参戦」するまでは、アラブ諸国でもアフガニスタンでも、カンボジアや東チモールでも、日本が一定の信用を得ていたのは、日本が戦後60年にわたって一度も外国に戦争のための軍隊を送らなかったためだという。

あるいはまた、日本が核武装しないことは、核をもつことよりも日本にとってはるかに「安全」なことだろう。

核兵器や原発は標的を増やすことになるだけでなく、核兵器の惨禍を知っている日本が核を拒否すること以外、いま世界には核拡散の歯止めはないからだ。

普天間基地移設の問題は、それをどこにもってゆけばよいのかといった話ではない。

沖縄以外のあらゆる地域もたちどころに拒否反応を示す。

もはや「捨石」にはならないという沖縄の意志は、戦後60年間続いてきた日米安保条約を基軸にした日本の政治そのものの転換を要求している。

そしてそのことは、沖縄の日本復帰以来ほぼ40年間、その地に米軍基地を置き続けることで怠惰をむさぼってきた日本の政治が引き受けなければならない未来への課題なのである。

* * * * * *
2009年12月、普天間基地移設先の再検討がクローズアップされていた頃、これを沖縄の問題としてではなく日本の政治の問題として受けとめるべく、宮本憲一・大阪市立大学名誉教授などを中心に十八名の本土知識人が「普天間基地移設計画についての日米両政府、及び日本国民に向けた声明」(資料1)を発表し、翌年五月の鳩山政権が設定した決着期限を前に再度、今度は沖縄の知識人と合同で「第ニの声明」(資料3)を公表した。/…↓コメント欄へ



コメント

戦争止めろ!もも

戦争止めろ!もも2016年10月26日 14:41
二つの声明とも、インターネット上で呼びかけて短期日で多くの賛同を得ることができたが、どういうわけか沖縄以外のメディアにはほとんど取り上げられなかった。

民主党政権はこの案件を「日米合意」によって決着済みとする姿勢をとっているが、実際にはそれが履行できない「合意」であることを誰もが知っており、解決は暗礁に乗り上げている。

そこに尖閣列島問題や沖縄県知事選をめぐる駆引きが覆いかぶさり、今後の成り行きは予断を許さない。

だからこそ、二つの「声明」の呼びかけ人有志は、この閉塞状況のなかで何が問われているのか、あるいは何が見えるようになったのかをいま一度確認し、「声明」に込められた意図を公共の議論の場に供すべく、それぞれの持ち場からの見解をまとめて一書を編むこととした。

この本が、沖縄の米軍基地移転ないしは撤去に向けた議論の土台として広く役立ってくれることを願っている。

東京外国語大学教授 西谷 修

岩波書店 『普天間基地問題から何が見えてきたか』宮本憲一・西谷 修・遠藤誠治 編 / はじめに / 何が問われているのか

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