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2016年10月28日09:26

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ネット通販にも穴はあるんだよなあ

 レトロ洋ゲーを求めてネットをさまよう今日この頃。いい歳こいてATARIをこじらせ、おうちでホコリを被っていたLYNXやJAGURをふと触り、どっかに中古ソフトごろごろ売ってる場所ないかなーとソフト名だけであちこち検索していると、とつじょ見つかったのが輸入ゲーム販売店「穴屋」。

 このご時世にどこから見つけてきたのか、ATARIの新品ソフトやらNESやらジェネシスやら結構なラインナップをほこり、さらにはつい最近動画で知って驚愕としたGame・comのゲーム(全部新品なのが泣ける、本当に売れなかったんだなあ)まで置いてあったりして、俺は夢でも見てるんじゃないだろうかと半信半疑で1万円ほどクリック。レトロゲーム高騰の昨今、こんなニッチでレアなゲームがこんなお手軽に手に入るわけがない……!

 そして実際に商品が届き、夢だけど夢じゃなかったと、パジャマのまま庭で駆け回るのでした(今まで駿河屋ぐらいしか使ってなかったから、リーズナブルさにビックリしたものよ)。



【電子ゲーム】ミニクラシックス スーパーマリオブラザーズ(新品)

 海外で復刻されたキーチェーン型のゲーム&ウォッチ。一応2000年頃に海外限定で何種類か発売されたらしいと存在だけは知っており、最近BEEPでも大量に入荷していたのを見ていたので、多分デッドストックが海外で大量に眠ってるんだろうと思い箱の裏を見てみたら、まさかの2014年製とバリバリ最近の物でたまげた。日本でも売ればいいのに。

 んで、内容は日本未発売の「スーパーマリオブラザーズ」で、強制スクロールでマップが進み、一定距離数進むとピーチ姫が出てきて面クリアというもの。いわばちくわブロックもリフトもない強制マリオといったところだが、ちゃんとジャンプの制御はできるしキノコも出てくるし例のメインテーマもジングルで聞けるし、思った以上にスーマリで素晴らしい一品。

 が、あえてケチをつけるなら、パッケージがコレクター泣かせのブリスターパッケージなこと。せめて中の台紙は取っておこうと慎重にハサミを入れるが思ったより頑丈で、しまいにゃハサミの取っ手が壊れてしまうなど散々な結果に。アメリカは訴訟社会でパッケージングも必要以上に頑丈ってイメージがあるのだが、それにしたって誰が喜ぶんだよチクショウ。

 あとキーチェーンだからってカバンに下げてると、なにかの衝撃でボタンに触れてゲームスタートしかねないので、アクセサリーとして使うのも難しいゾ。



【JAGUR】ドラゴン(中古・箱説あり)

 ブルース・リーを題材とした対戦格闘ゲーム。ファン視点だと映画や史実に基づいてるらしくグッとくるそうだが、唯一見た映画「燃えよドラゴン」がうろ覚えなのと、竹書房のコンビニ偉人マンガ「ブルース・リー物語」知識しかない自分には、とにかくダメージが少ない格闘ゲームという印象。レバガチャでアクロバットな技を出しても、みんなスト2の弱パンチ程度の攻撃力しかないんだぜ。おかげで1試合が長い長い。

 とはいえ、こういう「対戦格闘ゲームになりきれない対戦アクション」みたいなのは最近マイブームなので、長い時間をかけてゆっくり付き合いたいと思います。

 でも、映画で「人が乗った人力車を持ち上げるなんて非現実だ」と、エンタメ演出にいい顔をしなかったブルース・リーが、自分の身長以上に大ジャンプし急降下キックを繰り出すゲームを見て、一体どう思うのだろうか。



【LYNX】カンフード(新品)

 冷蔵庫の中で謎の物質を浴びムキムキになった野菜や食べ物を、同じく謎の物質で緑のムキムキマッチョマンになった主人公がしばき倒すベルトフロアアクション。ゾルゲ先生の「謎のゲーム魔境2」でずっと気になってた1品。確かにやればやるほど「カンフー+フードでカンフードだ! どや!」という出オチの勢いだけしか感じられないが、それなりに動かしてて楽しいのがなんかくやしい。

 ボタン押しっぱなしで連射装置のついたコーディ―みたいな高速パンチ出せるし(ボタン連打を強要しないベルトフロアってすごい親切)、画面内に最大6体ぐらい同時に敵が出てくるし、1面のボスはデカキャラで飛び道具バンバン撃ってくるなど、技術力はすごいの一言。カンフードのくせに……。



【海外64】マイクロマシーンズ ターボ(中古・裸)

 海外で脈々とつづく乗り物玩具をモチーフにしたゲーム。いわゆるファミリーレーシング的な上から見下ろし方のラジコン操作式レースゲームで、国内だと唯一PS版がナムコから発売されており、かの東京エンカウントで遊ぶゲームの候補に挙がるも、版権不明でボツになったという逸話を残している。

 文字通り小さなマシンが走るゲームなので、学校の机とか台所とか、所かまわず走り回るはちゃめちゃなコース構成と、集団で走るとフレームアウトしたプレイヤーから次々と消され、最後に残ったプレイヤーにポイントが入る(その後仕切り直しになる)アグレッシブなルールなど、とにかく集団でワイワイ遊ぶのが楽しいゲームで、昔友人宅で一回だけやった5人同時対戦が最高だった思い出がある(ちなみに最大で確か8人対戦)。

 この64版はPS版をベースにしたものらしく、ゲームルールは概ね一緒。さすがに対戦人数はマックス4人までだが、カートリッジなのでロード時間は短くなってスイスイ遊べる。あとお店の好意か、わざわざPS版の説明書を「参考にどうぞ」とコピーで付けてくれるなどほっこりエピソードもあってか、これはちゃんと真面目に遊ぼうと思いました。64持ち出したらスマブラしかやらない人たち、64はもっといろんなゲームがあるんやで!

 ちなみに海外64はコンバーターをかませば国内本体でも遊べるのだが、実はカートリッジの形状がほぼ同じなので、本体のガワを外せばソフトが差さって遊べてしまったりする。国内ではとても考えられないCERO・Zなゲームもわんさかあるので、ちょっと変わった64ゲームをやりたい人は、なんでもいいからバタくさいパッケージのソフトをジャケ買いし、よくわかんないゲーム内容に唖然となったりしよう!
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