【2016年10月16日 歌と速記】
歌は、音楽と国語の勉強である。
速記も、国語の勉強である。
歌を聞いて速記で書くという練習をすると、
歌の勉強にもなるし、速記の勉強にもなる。
人間は、機械を使うとすごいことができるが、
人間の生きる喜びというのは、
自分の体を使って自分がどれだけのことをできるかだと思う。
どれだけ歌えるのか、どれだけ速記が書けるのかを試すことは、
自分の今の能力をストレートに知ることになる。
そこで得られる喜びは、最高の喜びだ。
録音の声は聞き飽きた。
生の声が良い。
駅でも電車内でもお店でも、同じ録音が毎日繰り返される。
そこには魂がない。
私は、録音による繰り返しのアナウンスが大嫌いである。
生の声による放送が、すがすがしくて好きである。
きょうも、下手でもいいから、自分の声を出して挨拶をしよう。
自分の声を出して歌おう。
自分の手で、人の話を書き取ってみましょう。
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