タイのプミポン国王が死去、88歳
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タイ王室は、プミポン国王が13日に病院で死去したと発表。88歳だった。プミポン国王は、世界で在位期間が最も長い君主だったが、近年は健康状態が悪化し、ここ1年はバンコク市内の病院に入院していた。
王室によると、現地時間午後3時52分(0852GMT、日本時間午後5時52分)に亡くなった。
タイ王室庁は10日、国王が血液透析を受けた後、容体が不安定になっているとの声明を発表していた。
プミポン国王はタイ国そのものであった。
陛下が現在のタイを作った。
それは右派左派、どのような立場の者でも、タイ国民誰もが認める事だ。
数々の争乱、クーデターを繰り広げるタイの歴史で、陛下は常に「最期の砦」だった。
「もうこれ以上、混乱が拡大してはいかん」という場面で当事者達を呼び出し、和解を迫る。
これで混乱は収まる。収まってしまう。
これを最も憂いていたのは陛下自身であった。
「私が出ると、民主主義が10年は後退する」と、陛下は国を憂いてた。
陛下の死を受けて、タイは混乱する。
プミポン国王はそれだけ偉大な存在だった。
後を継ぐ皇太子は、女性関係などで非常に評判が宜しくないようだ。
余りに偉大な先代から国を引き継ぐのは、辛かろう。
それでも国を支えねばならない。
プミポン国王が安らかに眠る事が出来るようにだ。
合掌。
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