もう先週の話になるってのに、全然記憶に鮮明に残ってる…
そんだけインパクト強いって事だろうな。
社長、部長と大阪の人間で守口で乱痴気騒ぎをしたっていう話を先日書いたが、
今回はその翌日の話。
翌日の運転があるからという理由で唯一23時で帰れた俺。
朝になり、気になって行きの電車の中で挨拶とお礼のメールを送る。
…返ってきた返事、案の定だった。
「今お前のメールで起きた。新大阪無理だから守口まで迎えに来い。」
…メール送っといて良かった。
ほっといてたら、大遅刻かますところだったじゃねえかよ。
守口市の駅前まで車を回し、ひどい顔色の社長と部長、
さらに帰れなくて一緒に泊まった大阪の同僚を車に乗せる。
走り出してすぐ…「ああっ!!カバンがない!!」同僚が真っ青な顔になって叫ぶ。
慌てて戻るが、カバンなどどこにもない。
…トランクに入れたのに気付かずにないない騒ぎやがって。
えらい騒ぎになったが、午前の訪問は何とか間に合った。
その日の訪問もなんとかうまくまとまる。
…やっと終わった。これで社長と部長を駅まで送れば…じゃなぁぁい!!
「俺、今日新大阪で泊まるわ。土曜だし、明日ゆっくり帰る。」と社長。
=今日は終電なくすまで飲むって事だよな。
もう慣れたとはいえ、ため息しか出ない。
夕食をお好み焼き屋で食い、既に常連になりつつあるスナックへ。
あそこ行ったら1つか2つはママに弱み握られるから、正直行きたくないんだが…
社長歓迎って事で、ワインのサービスが。
コルクを抜こうとしたのだが、ゴムのコルクが硬く、なかなか抜けない。
どれ、ここは俺が…とコルク抜きを回そうとしたら…
「バキッ」
あのね…金属がなんでこんな簡単にバッキリ折れるかなぁ?
俺、金属をへし折るような握力の持ち主なのかい?
飲む前から、大ひんしゅくをくらった。
酒が入り、女の子としゃべってると、また部長の「歌え」の命令。
演歌がいいと言うので、辛うじて覚えてるジェロ「海雪」を。
歌ってる最中から…「これ演歌じゃねえよ」の文句の嵐。
苦虫を噛み潰したような顔をしている俺に、部長、さらに命じる。
「ジョジョの歌あんだろ。俺いつも子供と見てんだよ。歌え。」
…いろんな意味で、知らねえよ!!と怒鳴りつけたい気分だった。
知らない曲を歌いようがないので、丁重に辞退しておいた。
ひどい目に遭った1件目が終わり、社長、タクシーを呼び十三へ。
今度はこじんまりとしたスナック。
中には男性が1人。まだママはいないようだ。
やれやれとばかりに、落ち着いて飲む。
しかし、30分ほどしてからとんでもない人がやってくる。
体格めっちゃガッシリ。
メイクめっちゃバッチリ。
佐藤蛾次郎(昔の)みてえな頭した、心は女のママ登場。
あまりのインパクトに、絶句。
またこの蛾次郎ママ、よくしゃべる…マシンガンもいいところだ。
うなずきながら飲んでるしかなかった。
すると、蛾次郎ママが突然俺に振ってくる。
「あんた、歌好きなんだってね?
Endless Love(ライオネル・ リッチーとダイアナ・ロス)、歌える?」
歌えるのでそういうと、早速デンモクで入力。
モトリーと蛾次郎、大いに歌う(笑)
しかし、ダイアナ・ロスの声がやたらに低いのは気のせいか…
「ハモれるなんて凄いやん!練習してくるから、また歌おうな!絶対やで!」と蛾次郎ママ。
…どうやら、この店にも来なければいけないようだ。社長バッチリ聞いてたし。
24時を過ぎて、1件目のママも店にやってくる。
しかし、既にベロベロで、社長にもたれ…というか、かなり卑猥なアングルになりかけてる。
社長、それがうっとうしかったのか、思ったより早く、帰ろうと言い出してくれた。
帰る為にママを起こそうとしたのだが…蛾次郎ママがいくら大声で言っても起きない。
「…ったく、しょうがねえな。この酔っ払いが…」自分も結構酒が回ってたせいか、こぼす俺。
…瞬間、ママが飛び起きた。
「誰や今あたしの悪口言ったん!!」
わたしで〜す!なんて名乗り出たら殺されそうだ…無視してその場を離れた。
結局、タクシーを使う羽目になった金曜の夜。
7500円もかかっちまったじゃねえかよ。
飲むのはいいが、終電は守って欲しいものだ…
ほんと、酒が強くて助かった…そう思い知った2日間でしたよ。はい。
ログインしてコメントを確認・投稿する