１０月４日　平成２７年度決算特別委員会最終日（４日目）の決算審査を行いました

　こんにちは、国立第一小学校、国立第三中学校卒業の石井伸之です。

　本日は平成２７年度決算審査における四つの特別会計歳入歳出決算審査に入りました。

　私からは、国民健康保険における短期被保険証の発行について質疑しました。

　短期被保険者証とは、国民健康保険料（保険税）を滞納した場合に、通常の保険証の 代わりに交付される有効期間が１〜６ヶ月と短い保険証のことです。

　平成27年度国立市では80世帯を超える方に発行されました。

　もちろん、期限内に国民健康保険税を支払っていただくことは大前提ですが、諸事情から支払うことのできない方へのセーフティネットとして大切な施策であると認識しています。

　杉原千畝氏がリトアニアでナチスの迫害から逃れてきたユダヤ人の方々に発給した「命のビザ」にも考え方が通じるのではなでいしょうか？

　平成30年、31年に予定している国保の広域化（東京都へ運営主体が一元化されることです）においても、短期被保険証の制度を堅持するよう要望いたしました。

　それ以外にも国保の広域化で国立市の負担がさらに増大することが無いよう、今後の協議に注目したいと思います。

　介護保険では、軽度認知症（ＭＣＩ）と呼ばれる方々への適切な対応や市民周知に関する質疑を行いました。

　全委員の質疑終了後に採決に入りました。

　結果的に賛成多数で4つの特別会計最終歳出決算は、認定すべきものと決しました。

　この決算結果を踏まえて、平成29年度予算では、更に良い質疑が出来るよう努力致します。