mixiユーザー(id:7122386)

2016年10月01日20:50

507 view

『名古屋淡交会別会』鑑賞

今日は午前から午後にかけて名古屋能楽堂で行われた表題の能の公演を観てきました。行きはまごまごしてしまい、そのおかげで「とと姉ちゃん」最終回をチラ見することができました。弟に津駅まで車で送ってもらい、そこから近鉄特急で名古屋へ。時間がなかったので、名古屋駅からタクシーで急いで名古屋城正門前の名古屋能楽堂へ向かいました。

何とか開演時刻約5分前に着席。最初の能の演目は「敦盛」。これはストーリー性もあったようなのですが、僕は夜更かしすることが多いせいで午前中の時間は眠くなりがちで家にいるときは昼寝することもしばしばなのですが、果たしてこの演目中も眠くなり、ほぼ半分まぶたがふさがっていました。「敦盛」終演後すぐに狂言「呂蓮」が始まりました。演目の変わり目だったのでもう始まっているにも関わらずトイレ等に席を立つ観客も多く落ち着かない雰囲気で始まりましたが、この狂言の演目が面白かったです。旅の僧に弟子入りを願い出た家主が僧らしい名をつけてもらおうとしますが、この僧が浅学でいい加減な名前しか思いつかず何度ももっといい名をつけてくれるよう頼まれた挙句、たまたま言った「呂蓮坊」という名が気に入られるものの、家主の妻に勝手に僧になったことを咎められ一悶着あるというストーリーでした。20分の休憩後、能「天鼓」が演じられ、これはストーリーより舞中心の演目だったようですが、眠気のピークは過ぎて目を開けて観ていたもののただ時間だけが過ぎていった感じでした。

また休憩後。第2部の無料の部「道成寺」が演じられたのですが、これはもう観ずに退出し、隣の能楽堂併設の料亭で遅い昼食を取りました。その後翌日のなでしこリーグ観戦に長野へ行くため家に戻ることなく名古屋の安宿で1泊することにしていたので、タクシーで名古屋駅西口のその簡易ホテルに移動しました。

この日は能を初鑑賞しましたが、小谷野敦氏の著書のタイトルにもあるように眠かったです。それに比べて狂言は現代にも通用する面白さを感じました。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年10月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031