知り合いのOクンがヤマハのポプコンに出演して
アルトサックス部門で第二位に輝いたのはもう40年近く前のこと。
その時のグランプリを攫ったユニットが赤い鳥だった。
彼らの抜群の歌唱力とテクニックは他を圧倒していた。
いまでも彼らのコーラスは僕の世代の記念碑的な思い出になっている。
中でも僕の印象に残っている歌、「誰のために」。
歌は素晴らしいと同時に呪いでもある。
悩み多きあの青春時代、
決して他人には言えない絶頂感と失意と後悔の数々が
いっときにフラッシュバックしてきて、息苦しさに身悶えする瞬間だ。
人生とはかくも残酷なものなのだ。
https://youtu.be/lu3Xp2K59f4
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