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2016年09月14日12:48

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【鉄】懐かしいですね、改札鋏、カチカチ( ・∀・)

自動改札が主流の今でも、駅員さんに切符を切ってもらえる場所は?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=58&from=diary&id=4192296

自動改札の設置されていない駅は、地方にいけばまたまだ沢山ありますが、鋏を使用している駅は極めて希少・・・というより、もう既に無いと思っていました。

改札ラッチには、右手に鋏を握った係員が控えていて、乗客がいてもいなくても、いつもカチカチ音をさせていました。
切符に鋏を入れてもらうと、切り口がM字になったり山型になったり、駅によって違いがあるのも面白かったですね。
ラッチの周囲に、切符の切り屑が散乱していたのも、一昔前の鉄道らしい風景。賛否両論ありそうですが、私は好きでした。

ところで、鋏と自動改札の間に、スタンプ式の改札が存在していることを、この記事では触れていませんね。字数制限等の理由などもあって、そこのところは仕方がないでしょうが、鉄道の改札方式の変遷を語る上で、スタンプ式改札は、触れなければならない重要ポイントではないでしょうか?
全国的に見れば、自動改札を設置していない駅の方が、圧倒的に多数を占めているはず。しかし、鋏を置いている駅となると極めて希少。今日でも自動改札未設置の駅の大半では、スタンプ式の改札を実施しているはずですからね。このスタンプは、日付や入場駅名が記録される為、防犯上好都合であること、加えてゴミが発生しないので環境上より良好と判断され、普及したのではないかと考えられますが、鋏を使用する昔ながらの方式に比べたら、やはり風情に欠けますね。
もう一つ、自動改札未設置の駅で主流となっているのは、“入鋏省略”の方式。これは、私鉄ではだいぶ昔から導入されているやり方で、人件費節減に効果をなすとして、最近では地方私鉄やJRの郊外区間に見られる簡易委託駅などで、多く見られるようです。乗車券を購入(出札)したら、その時点で改札も完了していると見なされるもので、改札口には通常は係員が不在で、列車が到着する直後のみ、下車客から集札するためだけに係員が姿を現します。

記事を見ていると、まるで自動改札が普及した陰で改札鋏が姿を消したみたいなニュアンスが感じ取れますが、肝心なところが欠落しているようでしたので、軽く補足させていただきました。
今でも、駅員さんが手動で改札してくれる駅が、全国的には大多数、しかし、鋏を置いている駅となると、ほぼ壊滅的に減っているというもの。
とはいえ、小湊鉄道という、東京の都心からも決して遠くない範囲に、改札鋏が健在という鉄道が存在していることを、私はこのニュースで初めて知りました。貴重な情報を提供してくれたことに、感謝せねばなりませんな。

改札鋏だけではない、レトロな気動車がエンジン音も逞しく力走する路線も、今では多くないはず。
近々私も、平成生まれの息子を連れて、この路線を訪ねてみたいと思いました。
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