mixiユーザー(id:28651168)
2016年09月14日08:17
365 view
温故知新…その１８・愛犬雑誌＆犬の魂…科学的＆宗教的
犬に関する雑誌は、愛犬雑誌とも呼ばれる。
2001年のこと、妻の為に犬を飼うことを決めたのはいいけれど、その妻自身に飼う犬種を選んでもらうことにしていたが、なかなか決められないようだった。
又、犬を飼ったことが無い人に任せっきりにはできないのと、どのみち生まれた時から犬と暮らした（だが15歳までなので25年ほどブランクがある）私が飼育係をさせられるのがオチなので、犬の図鑑（数種）や犬の雑誌を購入して、私自身も勉強することにした。
それがキッカケで、その頃に定期発行されていた雑誌は殆ど購入していた。お陰で、犬のサイズや種類を問わず雑学的に知識が広がった。犬の繁殖や疾患等の専門的ことから多種多様な犬グッズまで(笑)。
犬に関する雑誌。この画像にあるモノは特に残しておきたいモノ。この他にも数十冊捨てられずに残してある(笑)。その数十冊に埋もれては探すのに骨が折れるから棚に保管。
「ワン」、「ドッグファン」、「ドッグ・ワールド」、「愛犬チャンプ」、「愛犬の友」の各誌は毎号購入していた。その購読は、アトリ（エアデール・♀）がグレイス達を産んで数年経つまで続いた。その間、「ワン」や「ドッグ・ワールド」は製本の形を変えたり、頁数が減ったりもした。
「ドッグ・ワールド」（Dog World）成美堂出版
私が愛犬雑誌を頻繁に買っていた頃において、街であまり見かけないエアデールの記事が多かったのは、それらの雑誌のなかで「ドッグ・ワールド」が一番かな(笑)。他の雑誌は「テリア」と題する記事が殆ど。だが、休刊も一番早かった。
表紙・2002年7月号
表紙のモデルはアトリの同胎犬であるハニー号（大阪の某警察犬訓練所で生まれ、関東に住む飼い主さんと暮らす）。この7月号では表紙とは別にハニー号の記事が２頁。11月号にも４頁の記事。この後、ハニー号は警察犬としての訓練を受け、アトリと同様に「日本訓練チャンピオン決定競技会」等の日本警察犬協会の行事に出場することになる。
この表紙や記事を初めて見た時には、アトリの同胎犬とは考えもしかったが、記事の内容から同胎犬かもしれないなと感じた。だが、まさか某警察犬訓練所でアトリを選んだ時にいたもう一頭のエアデールだとは思いもよらなかった。究極の２択で、仔犬の性格テストでハニー号を選んだのだが（妻も私も抱いた）、何故か最終的に自宅に連れ帰ったのはアトリだった(笑)。私とアトリは、成長したハニー号と警察犬協会の行事で再会を果すことになる。
表紙・2003年11月号
いつ頃だったか、背表紙が無くなり、ホチキス止めになった。この表紙のモデルはハニー号では無い(笑)。
そのハニー号は、2008年に「キャノン EOS Kiss X2 」のカタログのモデルを他の犬達と共に勤めた。
カタログ製作時に撮影されたワンコ達の写真を展示した写真展が、キャノンギャラリー梅田 http://
ギャラリーと同じフロアにあるショウルーム http://
ギャラリーの出入り口。
真ん中のモノがハニー号。ハニー号のモノは他にも数点あった。上記ＵＲＬのカメラ・写真関係のサイトのこの写真展の記事に使われている画像にも数点が写っている。
「ワン」（Wan）ペットライフ社
これもまた、横縦のサイズはそのままで、頁数が減少するという変更があった。
表紙・2005年5月号
表紙・2006年6月号
いつからだったか覚えていないが、頁数が減った。
表紙・1998年4月号
この4月号では…ペットライフ社と付き合いがあったエアデールファンシャーと言われる沼田陽一氏 https:/
赤色の文字で「その歴史は輝かしい万能犬としての活躍」とあるが、ここで使われている写真（独国軍のライフル部隊、英国の警察・軍、米国での熊やクーガー等の猟）の頃は確かに万能だったかもしれない。
現在の日本でも嘱託警察犬や猟犬として活躍している個体もいるが、訓練や使役を伴わなくなった展覧会の影響が大きいのか、残念ながら現在の英国系のモノは使役犬としての訓練性能（能力）が低いと言われ、容姿のみを追求した展覧会が皮肉にも本来のエアデールらしさを失わさせたとも言われている。「仏つくって魂入れず」ということか？
｢ドッグ ファン｣（DOG FAN）誠文堂新光社
表紙・2005年12月号
「愛犬の友」を出している出版社が、2002年11月に創刊した。「愛犬の友」とはコンセプトもサイズも異なる。この12月号では、繁殖に関して３５頁をさいている。繁殖を勧めているのか、それとも小型犬の乱繁殖が目立っているので警鐘を鳴らしているのか…。多分、後者かな(笑)。単に犬をペットとして飼う者は繁殖をするべきではないと思うが、より良い繁殖を学ぶことは悪いことでは無い。仔犬を入手する時の参考にもなるだろうし、マトモな繁殖者がどれだけ努力しているかということも少しは理解できるだろう。
又、「見逃さないで！おなかのトラブル」という特別企画があり…下痢は腸の健康が損なわれているサイン…というのはよいけれど、グレイスが患う腸リンパ管拡張症等のことが書かれていない。下痢や軟便等が特徴的なのだが…。下痢や軟便の原因が不明の場合は、念のためにアルブミンを検査することを勧める(笑)。
「愛犬チャンプ｣ 芸文社
表紙・2002年11月号
ドーベルマン２頭と猫２頭と夫と娘とロサンゼルスで暮らしている大阪府出身の女性が書く「アメリカンドッグライフをのぞけ！」と、ＪＫＣ公認訓練士である鳴海 治氏のしつけ講座が、なかなかのディープさで私の好みの記事だった(笑)。
鳴海氏は、しつけ講座の中で、本文とは別に、「どの方法がいいの？」という疑問に答える記事を書いている。「しつけについて書いてあることが本によって違う」、「初めて聞いた」、「今まで反対のことを犬にしていた」という飼い主さん達の声に対して、「プロも本当にこの方法でよいのか、犬にとってベストな選択でも、この飼い主には無理があるのではないのか、など日々自問自答している」と。
「ひとつの方法にとらわれず、失敗しても構わないので、今の犬の気持ちになって、最善の方法で堂々と対応していって下さい」。更には、「方法や技法にとらわれずに犬とはハートで接して下さい。多少ヘタな教え方でも覚えてくれるし、理不尽なことでも犬は受け入れてくれます」と。
ハートで接するだとか、犬の気持ちになるだとかと言っても、鳴海氏は「犬の言いなりになって甘やかせ」とは言っていないので、勘違いしてはイケナイ(笑)。
http://
また、同誌2002年6月号に、「初めての手術体験レポート〜私がこの獣医さんを選んだ理由〜」と題された記事がある。フリーライターである方が飼うエアデール(２歳６ヶ月齢)の左瞼に小さな腫瘍ができた。
その飼い主は、愛犬の容姿が変わらないようにレーザーメスで手術して欲しかったようだ。
かかりつけの動物病院に不安を抱いた飼い主は、ある医療グループに属する別の獣医（院長）に診察してもらったところ、｢私のところで手術できるし、設備もあるが、同じグループ内にエアデールを飼っている獣医がいて、数頭のエアデールの手術をしているので、よろしければ紹介しますが…。どちらにするか選んで下さい｣と言われて、エアデールを飼っている獣医に手術してもらうことに。
そのエアデールを飼っている獣医は手術を引き受けたが、「実はエアデールを診たくない。思い入れが強すぎ私的感情が入り込んでしまうから」、更に「病気やケガをしたエアデールを目にするのが何よりも辛い。もしも、自分の手で治せなかったらというプレッシャーがある」と語ったらしい(笑)。
結果は、基底細胞腫。皮膚表皮の一番基底部にある細胞から発生する腫瘍で良性だった。 http://
余談だが、その手術をした動物病院から数百キロ離れたところに、エアデールの診療について同じようなことを語るもう一人のエアデールを飼う獣医（院長）がいた。そのもう一人の獣医のところで、あるエアデールが診察を受けた。診察の結果、高度な外科手術が必要なことがわかり、そのもう一人の獣医は自分自身でも手術が可能だったが、前述の（フリーライター氏の犬を手術した）獣医に手術を依頼した(笑)。これは依頼したご本人の談話である(笑)。
その他にも、スポット的なモノ、地方版とも呼ぶべきモノも記事の内容によっては購入していた。
その頃、そういった類いの雑誌はカナリあった。「犬吉猫吉」や「るるぶ わんわん共和国」などもそうだ。当時、「犬吉猫吉」は関西版があったが、現在は元々の九州版のみ発行を続けている。
「るるぶ わんわん共和国」 ＪＴＢ、ミルランド
当時、大阪にあった「わんわん共和国」と「るるぶ」（宿泊や観光等の情報誌・るるぶペットとおでかけ関西版も無くなったのか？首都圏版しか売っていない）のタイアップで創刊された雑誌らしい。その後、わんわん共和国自体が消滅したようで…。頁数こそ少ないが、創刊号は読みごたえのある内容だった。
創刊号の表紙は、モデルが「山口もえ」、撮影が「篠山紀信」と、今思えばカナリのイレコミよう。その頃の私は山口もえを知らなかった(笑)。今は、読売テレビの「そこまで言って委員会」で、よく見かける。
表紙・創刊号
裏表紙
６頁にわたる警察犬の記事は大阪府警本部の直轄警察犬を取材したモノでカナリ詳しい内容…警察犬協会のＨＰよりも詳しいかも(笑)。大阪の警察本部には警察犬に関するＨＰは無かったと思うが、他の警察本部では警察犬に関するモノを設けているところもある。犬用のコンタクトレンズの記事も…視力の矯正では無く、角膜の保護に使用するモノ。
その後、この雑誌は「わんわん共和国」という名だけを残し、出版社が変わる等の変遷の道を辿ることになる→ http://
「わんわん共和国」で検索するとこんな記事も(笑)→ http://
「ディア マイ ドッグ」（Dear My Dog）JD MEDUSA
この雑誌も、数号で消滅したようで…。2003年4月、１５ヶ月齢だったアトリを警察犬協会の「日本チャンピオン決定審査会」（訓練競技会では無く、展覧会＝ドッグショウ）に出陳した際、アトリとチャーコ（ドーベルマン・♀）の排泄や運動の為に会場周辺（江戸川河川敷）をウロウロしていたら、偶然に取材に出くわした。
表紙・VOL.3
裏表紙
チャーコ…左下
アトリ…右上
同審査会の開会式で入場行進の列に加わった（タオルが貰えると本部エアデールテリアクラブの役員から聞いて…各都道府県のプラカードのもとに集合し整列）ほど暇だったこともあり、見知らぬ雑誌（関東圏だけで発売？）からの突然の取材で胡散臭く思ったが、警察犬協会にも取材許可を取っているとの説明もあり、礼儀正しい態度だったので取材や撮影に応じた(笑)。
学生だった頃、学校やスポーツの行事での入場行進等が大嫌いだった(笑)。 というよりも開会式でジッと突っ立っているのが好かん(笑)。なのに…「タオル」につられたか(笑)？展覧会はホント暇だから(笑)。
その後、同誌が発売されて見てみると、編集者がドーベルマンを飼っていて、知人が同審査会に犬を出陳するとのことで、応援がてら取材したらしい。この頃から世間の大型犬離れが加速していたように思うが、同誌は大型犬に大きな比重をおいた編集をしていたようで、この号では、マスティフ、グレートデーン、アイリッシュウルフハウンドの記事を掲載していた。
同審査会の出陳犬は６百頭程度だが、飼い主（所有者）等の知人等や無関係な観客も会場へ犬を連れて来るので、かなりの数の犬がそこら中にいた(笑)。
同審査会の目録によると、出陳申込犬はＡ犬２７(27)、Ｂ犬３９(35)、Ｃ犬５(5)、Ｄ犬７４(70)、Ｇ犬６２(65)、Ｌ犬１７２(165)、Ｓ犬２３２(210)の計６１１(577)頭だった。
※警察犬協会では扱う７犬種の犬種名をアルファベットで表すことが多い…Ａ＝エアデールテリア、Ｂ＝ボクサー、Ｃ＝コリー(ラフ・コリー)、Ｄ＝ドーベルマン、Ｇ＝ゴールデンレトリーバー、Ｌ＝ラブラドールレトリーバー、Ｓ＝シェパード(ジャーマン・シェパード・ドッグ)。又、頭数の（）内の数字は同誌の記事によるもの。出陳を申込んでも諸事情から欠席（欠場）する犬もいるので、実際に審査を受けた頭数と思われる。 うん？Ｇの頭数がおかしい？目録には申込頭数が掲載されていて、その頭数を上回ることは考えられない。後で目録を調べ直さなくては(笑)。
因みに、同協会が毎年10月に霧ヶ峰高原で開催する「日本訓練チャンピオン決定競技会」（訓練競技会）の出場犬は約千頭。この年の同大会の目録によると、警戒競技１９８、臭気選別競技５３１、足跡追及競技２８９の計１０１８頭だった。
「愛犬の友」 誠文堂新光社
「愛犬の友」は、記事にしろ、広告にしろディープでマニアック（というよりもプロ向けか？）なモノが多い。 特に１月号はショウイング（ドッグショウに出陳）しているブリーダーの広告で約1200頁にも及び、厚さが４センチ（通常は約400頁で厚さは1.5�造曚鼻法Ｋ堯∧胴餾蚤腓箸いΔ茲蠅癲�英国の「クラフト展」(Crufts Dog Show)と並ぶ？世界２大展覧会の「ウエストミンスター・ケネル・クラブ・ドッグショー」の取材をまとめた冊子（各犬種のBEST OF BREED受賞全犬の写真等）が別冊付録の号もある。妻の為に飼ったエアデール（アトリと妻が名付けた）も、この雑誌に掲載されていた某警察犬訓練所の広告で見つけた。
表紙・2006年9月号
｢犬の魂｣
全１６回で最終回は2005年9月号。犬の心理や行動を科学的に紐解くという感じの論文的な記事。原題は｢Die Seele des Hundes｣で、著者は｢ヴェルナー・フィッシェル｣らしいが、検索しても探しきれなかった。
要訳・解説を担当した森脇和男氏のプロフィール（当時）が文面の最後にある。当時、森脇氏はエアデールの取り扱いをされていたので、警察犬協会の行事で頻繁にお見かけした。「ドッグ・ワールド」で触れたハニー号との思いもよらない再会をした2002年11月3日に日本災害救助犬協会のグラウンド（東京・中野区）で行われた警察犬協会・エアデールテリアクラブ主催の「エアデリア祭」で、短い会話を交わしたこともある。
大型犬離れ（街で見かけるのは小型犬が殆どで…）や本離れ（私が本を購入していた複数の大型書店が無くなった…通販でも買えるが内容の把握が満足にはいかない）の影響や、インターネットの普及等により求める情報が簡単に入手できるようになり、愛犬雑誌の世界もカナリ変わった。犬種に特化したモノも多い。
愛犬の友の「犬の魂」のお陰で、記事の内容とは別に「犬の魂」という言葉は、私の心の隅に刻まれてしまった(笑)。
http://
※グーグルで表示すると日本語に訳せる(笑)。
宗教には興味は無いが、宗教が犬あるいは動物をどう扱っているか、いくつかの宗教的なモノにも目が惹かれたが、仏教や神道はイイとしても…。
犬にも魂があり、天国への門も開かれている？ http://
2014年12月11日、ニューヨークタイムス紙に「犬も天国に行ける？ローマ教皇フランシスコが天国への門を開いた」という見出しの記事が掲載された。
しかし、この記事はその後に訂正され、ローマ教皇はそのような旨の発言はしていなかったことがわかったが、オリジナルと訂正記事の両方が主要報道機関によって大きく取り上げられ話題になった。
なぜ、科学的に証明できることでもない、宗教的な話題がそれほど大きな話題になるのか、今日はそれを少し考えてみたいと思う。…………とある。
現ローマ教皇（第266代）が、その名を受け継いだとされる「聖フランシスコ」とは…。
アッシジのフランチェスコ
https:/
Jim Shore による「聖フランシス」のスタチュー。この作品では聖フランシスとなっているが、聖フランチェスコ、聖フランシスコも同一で、動物の守護聖人ともされる。
アッシジの聖フランチェスコ
San Francesco d'Assisi, St. Francis of Assisi
http://
「アッシジへ」 - 「サン・フランチェスコ大聖堂」で「ジョット」の連作フレスコ画を見る
http://
その｢清貧｣の｢聖フランシスコ｣(キリスト教のフランシスコ会の修道士が創設者)にちなんで名付けられた米国の｢サンフランシスコ｣。大阪市、米サンフランシスコ市との姉妹都市解消「慰安婦」像めぐり - 【BBCニュース】→https:/
https:/
イラン、麻薬探知犬の導入にも“宗教令”
http://
飢えに苦しむダマスカスの子供たち、犬食認める宗教令も
http://
「イスラームは猫好き、仏教は猫嫌い？」
http://
秋田犬コウスケの香港ダイアリー…秋田犬と宗教？
http://
2001年のこと、妻の為に犬を飼うことを決めたのはいいけれど、その妻自身に飼う犬種を選んでもらうことにしていたが、なかなか決められないようだった。
又、犬を飼ったことが無い人に任せっきりにはできないのと、どのみち生まれた時から犬と暮らした（だが15歳までなので25年ほどブランクがある）私が飼育係をさせられるのがオチなので、犬の図鑑（数種）や犬の雑誌を購入して、私自身も勉強することにした。
それがキッカケで、その頃に定期発行されていた雑誌は殆ど購入していた。お陰で、犬のサイズや種類を問わず雑学的に知識が広がった。犬の繁殖や疾患等の専門的ことから多種多様な犬グッズまで(笑)。
犬に関する雑誌。この画像にあるモノは特に残しておきたいモノ。この他にも数十冊捨てられずに残してある(笑)。その数十冊に埋もれては探すのに骨が折れるから棚に保管。
「ワン」、「ドッグファン」、「ドッグ・ワールド」、「愛犬チャンプ」、「愛犬の友」の各誌は毎号購入していた。その購読は、アトリ（エアデール・♀）がグレイス達を産んで数年経つまで続いた。その間、「ワン」や「ドッグ・ワールド」は製本の形を変えたり、頁数が減ったりもした。
「ドッグ・ワールド」（Dog World）成美堂出版
私が愛犬雑誌を頻繁に買っていた頃において、街であまり見かけないエアデールの記事が多かったのは、それらの雑誌のなかで「ドッグ・ワールド」が一番かな(笑)。他の雑誌は「テリア」と題する記事が殆ど。だが、休刊も一番早かった。
表紙・2002年7月号
表紙のモデルはアトリの同胎犬であるハニー号（大阪の某警察犬訓練所で生まれ、関東に住む飼い主さんと暮らす）。この7月号では表紙とは別にハニー号の記事が２頁。11月号にも４頁の記事。この後、ハニー号は警察犬としての訓練を受け、アトリと同様に「日本訓練チャンピオン決定競技会」等の日本警察犬協会の行事に出場することになる。
この表紙や記事を初めて見た時には、アトリの同胎犬とは考えもしかったが、記事の内容から同胎犬かもしれないなと感じた。だが、まさか某警察犬訓練所でアトリを選んだ時にいたもう一頭のエアデールだとは思いもよらなかった。究極の２択で、仔犬の性格テストでハニー号を選んだのだが（妻も私も抱いた）、何故か最終的に自宅に連れ帰ったのはアトリだった(笑)。私とアトリは、成長したハニー号と警察犬協会の行事で再会を果すことになる。
表紙・2003年11月号
いつ頃だったか、背表紙が無くなり、ホチキス止めになった。この表紙のモデルはハニー号では無い(笑)。
そのハニー号は、2008年に「キャノン EOS Kiss X2 」のカタログのモデルを他の犬達と共に勤めた。
カタログ製作時に撮影されたワンコ達の写真を展示した写真展が、キャノンギャラリー梅田 http:// ギャラリーと同じフロアにあるショウルーム http:// ギャラリーの出入り口。
真ん中のモノがハニー号。ハニー号のモノは他にも数点あった。上記ＵＲＬのカメラ・写真関係のサイトのこの写真展の記事に使われている画像にも数点が写っている。
「ワン」（Wan）ペットライフ社
これもまた、横縦のサイズはそのままで、頁数が減少するという変更があった。
表紙・2005年5月号
表紙・2006年6月号
いつからだったか覚えていないが、頁数が減った。
表紙・1998年4月号
この4月号では…ペットライフ社と付き合いがあったエアデールファンシャーと言われる沼田陽一氏 https:/赤色の文字で「その歴史は輝かしい万能犬としての活躍」とあるが、ここで使われている写真（独国軍のライフル部隊、英国の警察・軍、米国での熊やクーガー等の猟）の頃は確かに万能だったかもしれない。
現在の日本でも嘱託警察犬や猟犬として活躍している個体もいるが、訓練や使役を伴わなくなった展覧会の影響が大きいのか、残念ながら現在の英国系のモノは使役犬としての訓練性能（能力）が低いと言われ、容姿のみを追求した展覧会が皮肉にも本来のエアデールらしさを失わさせたとも言われている。「仏つくって魂入れず」ということか？
｢ドッグ ファン｣（DOG FAN）誠文堂新光社
表紙・2005年12月号
「愛犬の友」を出している出版社が、2002年11月に創刊した。「愛犬の友」とはコンセプトもサイズも異なる。この12月号では、繁殖に関して３５頁をさいている。繁殖を勧めているのか、それとも小型犬の乱繁殖が目立っているので警鐘を鳴らしているのか…。多分、後者かな(笑)。単に犬をペットとして飼う者は繁殖をするべきではないと思うが、より良い繁殖を学ぶことは悪いことでは無い。仔犬を入手する時の参考にもなるだろうし、マトモな繁殖者がどれだけ努力しているかということも少しは理解できるだろう。
又、「見逃さないで！おなかのトラブル」という特別企画があり…下痢は腸の健康が損なわれているサイン…というのはよいけれど、グレイスが患う腸リンパ管拡張症等のことが書かれていない。下痢や軟便等が特徴的なのだが…。下痢や軟便の原因が不明の場合は、念のためにアルブミンを検査することを勧める(笑)。
「愛犬チャンプ｣ 芸文社
表紙・2002年11月号
ドーベルマン２頭と猫２頭と夫と娘とロサンゼルスで暮らしている大阪府出身の女性が書く「アメリカンドッグライフをのぞけ！」と、ＪＫＣ公認訓練士である鳴海 治氏のしつけ講座が、なかなかのディープさで私の好みの記事だった(笑)。
鳴海氏は、しつけ講座の中で、本文とは別に、「どの方法がいいの？」という疑問に答える記事を書いている。「しつけについて書いてあることが本によって違う」、「初めて聞いた」、「今まで反対のことを犬にしていた」という飼い主さん達の声に対して、「プロも本当にこの方法でよいのか、犬にとってベストな選択でも、この飼い主には無理があるのではないのか、など日々自問自答している」と。
「ひとつの方法にとらわれず、失敗しても構わないので、今の犬の気持ちになって、最善の方法で堂々と対応していって下さい」。更には、「方法や技法にとらわれずに犬とはハートで接して下さい。多少ヘタな教え方でも覚えてくれるし、理不尽なことでも犬は受け入れてくれます」と。
ハートで接するだとか、犬の気持ちになるだとかと言っても、鳴海氏は「犬の言いなりになって甘やかせ」とは言っていないので、勘違いしてはイケナイ(笑)。
http://
また、同誌2002年6月号に、「初めての手術体験レポート〜私がこの獣医さんを選んだ理由〜」と題された記事がある。フリーライターである方が飼うエアデール(２歳６ヶ月齢)の左瞼に小さな腫瘍ができた。
その飼い主は、愛犬の容姿が変わらないようにレーザーメスで手術して欲しかったようだ。
かかりつけの動物病院に不安を抱いた飼い主は、ある医療グループに属する別の獣医（院長）に診察してもらったところ、｢私のところで手術できるし、設備もあるが、同じグループ内にエアデールを飼っている獣医がいて、数頭のエアデールの手術をしているので、よろしければ紹介しますが…。どちらにするか選んで下さい｣と言われて、エアデールを飼っている獣医に手術してもらうことに。
そのエアデールを飼っている獣医は手術を引き受けたが、「実はエアデールを診たくない。思い入れが強すぎ私的感情が入り込んでしまうから」、更に「病気やケガをしたエアデールを目にするのが何よりも辛い。もしも、自分の手で治せなかったらというプレッシャーがある」と語ったらしい(笑)。
結果は、基底細胞腫。皮膚表皮の一番基底部にある細胞から発生する腫瘍で良性だった。 http://
余談だが、その手術をした動物病院から数百キロ離れたところに、エアデールの診療について同じようなことを語るもう一人のエアデールを飼う獣医（院長）がいた。そのもう一人の獣医のところで、あるエアデールが診察を受けた。診察の結果、高度な外科手術が必要なことがわかり、そのもう一人の獣医は自分自身でも手術が可能だったが、前述の（フリーライター氏の犬を手術した）獣医に手術を依頼した(笑)。これは依頼したご本人の談話である(笑)。
その他にも、スポット的なモノ、地方版とも呼ぶべきモノも記事の内容によっては購入していた。
その頃、そういった類いの雑誌はカナリあった。「犬吉猫吉」や「るるぶ わんわん共和国」などもそうだ。当時、「犬吉猫吉」は関西版があったが、現在は元々の九州版のみ発行を続けている。
「るるぶ わんわん共和国」 ＪＴＢ、ミルランド
当時、大阪にあった「わんわん共和国」と「るるぶ」（宿泊や観光等の情報誌・るるぶペットとおでかけ関西版も無くなったのか？首都圏版しか売っていない）のタイアップで創刊された雑誌らしい。その後、わんわん共和国自体が消滅したようで…。頁数こそ少ないが、創刊号は読みごたえのある内容だった。
創刊号の表紙は、モデルが「山口もえ」、撮影が「篠山紀信」と、今思えばカナリのイレコミよう。その頃の私は山口もえを知らなかった(笑)。今は、読売テレビの「そこまで言って委員会」で、よく見かける。
表紙・創刊号
裏表紙
６頁にわたる警察犬の記事は大阪府警本部の直轄警察犬を取材したモノでカナリ詳しい内容…警察犬協会のＨＰよりも詳しいかも(笑)。大阪の警察本部には警察犬に関するＨＰは無かったと思うが、他の警察本部では警察犬に関するモノを設けているところもある。犬用のコンタクトレンズの記事も…視力の矯正では無く、角膜の保護に使用するモノ。
その後、この雑誌は「わんわん共和国」という名だけを残し、出版社が変わる等の変遷の道を辿ることになる→ http://
「わんわん共和国」で検索するとこんな記事も(笑)→ http://
「ディア マイ ドッグ」（Dear My Dog）JD MEDUSA
この雑誌も、数号で消滅したようで…。2003年4月、１５ヶ月齢だったアトリを警察犬協会の「日本チャンピオン決定審査会」（訓練競技会では無く、展覧会＝ドッグショウ）に出陳した際、アトリとチャーコ（ドーベルマン・♀）の排泄や運動の為に会場周辺（江戸川河川敷）をウロウロしていたら、偶然に取材に出くわした。
表紙・VOL.3
裏表紙
チャーコ…左下
アトリ…右上
同審査会の開会式で入場行進の列に加わった（タオルが貰えると本部エアデールテリアクラブの役員から聞いて…各都道府県のプラカードのもとに集合し整列）ほど暇だったこともあり、見知らぬ雑誌（関東圏だけで発売？）からの突然の取材で胡散臭く思ったが、警察犬協会にも取材許可を取っているとの説明もあり、礼儀正しい態度だったので取材や撮影に応じた(笑)。
学生だった頃、学校やスポーツの行事での入場行進等が大嫌いだった(笑)。 というよりも開会式でジッと突っ立っているのが好かん(笑)。なのに…「タオル」につられたか(笑)？展覧会はホント暇だから(笑)。
その後、同誌が発売されて見てみると、編集者がドーベルマンを飼っていて、知人が同審査会に犬を出陳するとのことで、応援がてら取材したらしい。この頃から世間の大型犬離れが加速していたように思うが、同誌は大型犬に大きな比重をおいた編集をしていたようで、この号では、マスティフ、グレートデーン、アイリッシュウルフハウンドの記事を掲載していた。
同審査会の出陳犬は６百頭程度だが、飼い主（所有者）等の知人等や無関係な観客も会場へ犬を連れて来るので、かなりの数の犬がそこら中にいた(笑)。
同審査会の目録によると、出陳申込犬はＡ犬２７(27)、Ｂ犬３９(35)、Ｃ犬５(5)、Ｄ犬７４(70)、Ｇ犬６２(65)、Ｌ犬１７２(165)、Ｓ犬２３２(210)の計６１１(577)頭だった。
※警察犬協会では扱う７犬種の犬種名をアルファベットで表すことが多い…Ａ＝エアデールテリア、Ｂ＝ボクサー、Ｃ＝コリー(ラフ・コリー)、Ｄ＝ドーベルマン、Ｇ＝ゴールデンレトリーバー、Ｌ＝ラブラドールレトリーバー、Ｓ＝シェパード(ジャーマン・シェパード・ドッグ)。又、頭数の（）内の数字は同誌の記事によるもの。出陳を申込んでも諸事情から欠席（欠場）する犬もいるので、実際に審査を受けた頭数と思われる。 うん？Ｇの頭数がおかしい？目録には申込頭数が掲載されていて、その頭数を上回ることは考えられない。後で目録を調べ直さなくては(笑)。
因みに、同協会が毎年10月に霧ヶ峰高原で開催する「日本訓練チャンピオン決定競技会」（訓練競技会）の出場犬は約千頭。この年の同大会の目録によると、警戒競技１９８、臭気選別競技５３１、足跡追及競技２８９の計１０１８頭だった。
「愛犬の友」 誠文堂新光社
「愛犬の友」は、記事にしろ、広告にしろディープでマニアック（というよりもプロ向けか？）なモノが多い。 特に１月号はショウイング（ドッグショウに出陳）しているブリーダーの広告で約1200頁にも及び、厚さが４センチ（通常は約400頁で厚さは1.5�造曚鼻法Ｋ堯∧胴餾蚤腓箸いΔ茲蠅癲�英国の「クラフト展」(Crufts Dog Show)と並ぶ？世界２大展覧会の「ウエストミンスター・ケネル・クラブ・ドッグショー」の取材をまとめた冊子（各犬種のBEST OF BREED受賞全犬の写真等）が別冊付録の号もある。妻の為に飼ったエアデール（アトリと妻が名付けた）も、この雑誌に掲載されていた某警察犬訓練所の広告で見つけた。
表紙・2006年9月号
｢犬の魂｣
全１６回で最終回は2005年9月号。犬の心理や行動を科学的に紐解くという感じの論文的な記事。原題は｢Die Seele des Hundes｣で、著者は｢ヴェルナー・フィッシェル｣らしいが、検索しても探しきれなかった。
要訳・解説を担当した森脇和男氏のプロフィール（当時）が文面の最後にある。当時、森脇氏はエアデールの取り扱いをされていたので、警察犬協会の行事で頻繁にお見かけした。「ドッグ・ワールド」で触れたハニー号との思いもよらない再会をした2002年11月3日に日本災害救助犬協会のグラウンド（東京・中野区）で行われた警察犬協会・エアデールテリアクラブ主催の「エアデリア祭」で、短い会話を交わしたこともある。
大型犬離れ（街で見かけるのは小型犬が殆どで…）や本離れ（私が本を購入していた複数の大型書店が無くなった…通販でも買えるが内容の把握が満足にはいかない）の影響や、インターネットの普及等により求める情報が簡単に入手できるようになり、愛犬雑誌の世界もカナリ変わった。犬種に特化したモノも多い。
愛犬の友の「犬の魂」のお陰で、記事の内容とは別に「犬の魂」という言葉は、私の心の隅に刻まれてしまった(笑)。
http://
※グーグルで表示すると日本語に訳せる(笑)。
宗教には興味は無いが、宗教が犬あるいは動物をどう扱っているか、いくつかの宗教的なモノにも目が惹かれたが、仏教や神道はイイとしても…。
犬にも魂があり、天国への門も開かれている？ http://
2014年12月11日、ニューヨークタイムス紙に「犬も天国に行ける？ローマ教皇フランシスコが天国への門を開いた」という見出しの記事が掲載された。
しかし、この記事はその後に訂正され、ローマ教皇はそのような旨の発言はしていなかったことがわかったが、オリジナルと訂正記事の両方が主要報道機関によって大きく取り上げられ話題になった。
なぜ、科学的に証明できることでもない、宗教的な話題がそれほど大きな話題になるのか、今日はそれを少し考えてみたいと思う。…………とある。
現ローマ教皇（第266代）が、その名を受け継いだとされる「聖フランシスコ」とは…。
アッシジのフランチェスコ
https:/
Jim Shore による「聖フランシス」のスタチュー。この作品では聖フランシスとなっているが、聖フランチェスコ、聖フランシスコも同一で、動物の守護聖人ともされる。
アッシジの聖フランチェスコ
San Francesco d'Assisi, St. Francis of Assisi
http://
「アッシジへ」 - 「サン・フランチェスコ大聖堂」で「ジョット」の連作フレスコ画を見る
http://
その｢清貧｣の｢聖フランシスコ｣(キリスト教のフランシスコ会の修道士が創設者)にちなんで名付けられた米国の｢サンフランシスコ｣。大阪市、米サンフランシスコ市との姉妹都市解消「慰安婦」像めぐり - 【BBCニュース】→https:/
https:/
イラン、麻薬探知犬の導入にも“宗教令”
http://
飢えに苦しむダマスカスの子供たち、犬食認める宗教令も
http://
「イスラームは猫好き、仏教は猫嫌い？」
http://
秋田犬コウスケの香港ダイアリー…秋田犬と宗教？
http://
1
0
ログインしてコメントを確認・投稿する