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2016年08月27日20:09

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映画「神様の思し召し」

フォト

前代未聞な入場者プレゼント(笑)


予告

ストーリー
偏屈で傲慢だが、腕利きの心臓外科医トンマーゾ。妻カルラとの仲は冷え気味で、娘のビアンカはずぼら人間だ。息子アンドレアに期待しているトンマーゾは、後を継がせるべく彼を医大に通わせている。しかしある日、アンドレアは“神父になりたい“と告白する。

出演マルコ・ジャニーニ、アレッサンドロ・ガスマン、エンリコ・オディケルほか
監督エドアルド・ファルコーネ

ミニシアター作品です。
東京国際映画祭で観客賞を受賞。

最初に言っておきたい。
こんな実用的過ぎる入場者プレゼントを考えた支配人は凄すぎるだろ(笑)

中々これはユーモア溢れすぎる作品でした。
父親のトンマーゾの暴走振りが凄過ぎます(笑)
余りにも凄すぎて、空回りしすぎると言う(笑)
アンドレアが父親に「家族に重要な話がある」と言ったら、ゲイだと思ってしまいます。
果たして、ゲイだと告白するのかと思っていたら、神父になりたいと言う。
その家族の何とも言えない気まずい空気感(笑)
トンマーゾは了承するものの、内心では「とんでもないことだ!」と怒り心頭になり、あろう事か「キリスト教は啓蒙主義者だ!」と激しく非難します(笑)
何故そこまでキリスト教を非難するのか(笑)
そこで彼の取った行動とは、神父の化けの皮を剥いでやると一人意気込んで神父と行動を共にするようになります。
その神父は前科はあるものの、改心して立派な志を持った男性です。
そんな神父に裏の顔があるわけではなく。

コメディで進むのかと思っていたら、これまた意外な展開になるのです。
トンマーゾは神父と行動を共にする内に,自分の何かが変わり、人が変わったように生まれ変わるのです。
そう、コメディと思いきや、しっかりとした優れた人間ドラマへと物語は変化してゆきます。

この作品が監督デビュー作とは思えないくらい、非常に傑作な作品でしたぴかぴか(新しい)
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