mixiユーザー(id:8364432)

2016年08月18日02:22

291 view

ラブライブもFreeも凛ちゃん推しです

 表題は昔スクフェスで見かけたプレイヤー名です。わかる。

【ゲーム】シャドウバース

 神撃のバハムートやグランブルーファンタジーでおなじみサイゲームの新作アプリ。オンライン対戦型TCGで友人に勧められたところ、とっつきやすいルールや1戦がサクッと終わるテンポの良さ、そしてカードのコレクションの楽しさなんかもあってハマりつつある今日この頃。

 ルールはぶっちゃけMTGの簡略化で、ユニットを召喚したり魔法となえたりエンチャント(場)を置いたりしたりで、どうにかプレイヤーのライフを0にするかデッキアウトさせれば勝ち。MTGを知っていればすんなり遊べるし、遊んでなくてもそんなに小難しいルールではないのですぐ遊べるようになる。海外アプリのハーフストーンにも似てるらしく、ファンからはパクリなどと批判されてるみたいだが、人気ゲームをアレンジしてジャンルに定着化させるのは、ポケモンやモンハンを見ての通り日本メーカーのお家芸なので、そういうものだと見ている。

 特徴的なのが7人のキャラクターに特性を与え、さらにキャラ専用のカードを用意してあること。単にデッキの組み合わせだけでなくキャラの相性なんかもあるので格ゲーっぽくて面白い。カード入手は主に課金かゲーム内通貨を使用したパック剥きだが、いらないカードを分解することでさらに専用の通貨をゲット、どんなレアカードも巨額をはらえば必ず入手できるという夢のシステムもあって、とりあえず時間さえかければ望むデッキ構築はできる。さらにパック剥きからランダムで入手できるプレミアムカード(通常イラストにアニメやエフェクトが付いてる)は生成できないので、ここのコレクション要素もアツい。特に上位レアのプレミアムカードは金のエンゼルマーク並にレアなので、思う存分自慢しよう。

 オンライン対戦もフリーからランクマ、さらにはシールド戦(ランダムに提示されたカードを選択し続けて即興デッキを作って対戦、店でパック買ってその場で作って遊ぶ金持ちの遊び方)まであってよりどりみどりなのだが、惜しむらくはグラフィックはバリバリのCGにアニメにエフェクト、さらにキャラクターがガンガン喋る事もあってかアプリのデータがかなり重く、うかつな旧機種で遊ぶと結構な確立でアプリが落ちることか。

 CPU戦ならまだガマンできるが、これがオンライン対戦なら落ちるis敗北。最近のアプデで多少改善されたり、一応オプションで軽量設定もできるが、どれも確実なものではないので、いらんストレス抱えず遊びたいならできるだけ最新機種で遊ぶしかないというでっかい課金が待っている。初代iPadminiの自分はまだギリギリ遊べるが、兄貴の使っている数年前のAndroidタブレットだとカード閲覧(絵を一斉にサムネ表示しようとしてフリーズ)してるだけで落ちるという超ハードモードだった。ゲーム内容を考えても、いちいち派手な攻撃アニメのOFFとか背景をエフェクトなしの無地にするとか(シナリオモードの一部背景はエフェクトがうるさすぎて高確率で落ちる)いくらでもやりようはあると思うので、ここだけすげえ不満。

 とはいえ、ゲーム自体は無料で無課金でもきちんと遊べるうえ、現役のカードゲーマーならほぼほぼ手を出しているぐらいはプレイヤー人口も多いので、ちょっと興味ある人はスペックと相談したうえでインストしてみてはいかがでしょうか。


【アニメ】Free!

 ニコニコの一挙で1・2期をぶっ通しで視聴。数年前に絶大な人気を誇ったイケメンアニメだが、見ればブームもなるほどと頷く程の熱く爽やかなスポーツアニメで、ホモくさいなんて色眼鏡なしに純粋に楽しめました。

 水泳が好きな男子高校生達が水泳部をつくり、ライバル達と競い合う……と書けばシンプルな物語だけど、主人公が泳ぐ事だけを純粋に思い、試合の勝ち負けや記録に執着しない天然タイプ……というのがアクセント効いてて面白かったです。主人公を取り巻く幼馴染やチームメイトも、ある者は羨望と嫉妬を、あるいは尊敬や親愛をもって接しており、基本的には悪人はいないしみんな仲良しなんだけど、時折見せるすれ違いや衝突、そしてそれらを解決し乗り越える展開がひたすら熱い。

 1期は全12話だが、圧倒的な人気を受けてか2期も登場。こちらは全13話だがきちんと続編として話が掘り下げられていて、主人公チームやライバルチームの更なる成長、そして高校3年生という立場から向き合うこととなる進路と未来、その全てが1話の無駄もなく丁寧に絵かがれていて、最終話を見た後は「これぞ完結だ!」って素直に感動しました(時にラブライブの映画も好きだけど、あれを本編でやっとけよと思ったファンもいるだろう)。

 あとは水の表現がとてもキレイなんですが……こればかりはニコニコの一挙画質でちゃんと堪能できてないので、今度映画版(ハイ・スピード)をレンタルなり配信なりでしっかり見たいと思います。


【映画】シン・ゴジラ

 みんなべた褒めシンゴジ、ツイッター曰く「見たい人はネットのネタバレとかうっかり触れない内にさっさと観に行け」との事だったので、予備知識を完全にシャットアウトして視聴。そんでもってちょいとばかし感想を書くので、もし観に行く予定がある人はここで日記を閉じて回れ右して観に行こう!









 ざっくりした感想は「面白いっちゃ面白いけど、これを面白いって言っていいのかな……」でした。

 もちろん作品は完全なフィクションで、粗探しすら難しいほぼ完全無欠の作品なんだけど、内容が特撮というよりは「もしも現実世界にゴジラが出たら」という災害シミュレーションで、それに対する政府の行動とか人々の反応がリアルで(ゴジラ出現→攻撃開始までかなり慎重に動く)、かつ高レベルのCGでゴジラ大暴れ、都市壊滅するから映像の説得力も嘘っぽさがなくて、下手なホラーものよりよっぽど怖かった。生々しすぎてエンターテイメントとして楽しむことが不謹慎じゃないのかとつい思っちゃってね…・…。

 娯楽作品にありがちな「事態を悪化させるためだけの無能な人」がいなくて、出てくる大人全員が冷静かつ聡明で責任感もあって(最初はオドオドしていた総理大臣が、じょじょにどっしりと構えていくところとか)それぞれが最善を尽くすんだけど、ゴジラという圧倒的な強さを前に散っていくのが本当に辛くて、他作品みたいに地球防衛軍の超兵器もなければ他怪獣とぶつける事もできないし、完全孤立の詰み状態から最後の反撃につながるカタルシスもすごいんだけど、途中本当に心臓がバクバクしてた。意表をつく第1形態(目がチープでかなり怖い)の暴走や、火炎放射どころじゃなかった火炎放射とかも、「ゴジラつええええ!」というよりは無言になるレベルでヤバかった。

 あらゆる手を尽くしての最終決戦から、静かに終わるラストシーン。敵が「動く原子炉」という事から、現代日本を風刺したまとめ方など、最後の最後まで隙のないつくりで、間違いなく今年度のベスト映画に選ばれるだろうし、BDも飛ぶよう売れる未来も見えているんだけど、生半可な覚悟で見るような映画ではなかったと思いました。

 ひねくれ者で批判っぽいレビューになっちゃったけど、色々考えさせられてハッとなる映画は名作です。庵野監督ありがとう。
1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する