mixiユーザー(id:4010578)

2016年08月10日03:08

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奇妙な暗示。

私は仕事柄、腕時計が欠かせない。

というのも常に時間を確認しながら正確に動くことを求められる仕事だからである。

だから時計が故障すると、当然仕事に支障をきたすことになる。

故障の原因は、電池が切れて時計が止まったり、遅れたりがもっとも多く、その次に多いのが、ベルトが切れたりボロボロになってしまう場合だ。

仕事の際の必需品だから、壊れると直ぐに新しい時計を用意する。

だが、仕事用の時計はあくまでも実用性のみを重要視している為、秒針や文字盤が見やすければ安物でも構わないといつも千円から二千円前後の時計をしている。

そうしたことを6年ほど続けていて、約半年から1年で1つの腕時計を交換していた。

ところがである。

ここ半年ほどの間に5個の腕時計が相次いで故障した。

ベルトの故障に始まり、電池切れや時刻の遅れ、そして文字盤が外れて回転してしまう(12の場所に9の数字が来ている)など、短期間の内に次々と壊れていき、交換すること実に5回。

そして今日も時計が止まった。

実は文字盤が壊れたのはつい昨日のこと。つまり、わずか2日で2つの腕時計が故障したのだ。

タコアシもさすがにおかしいと感じ始めていた。

しかも腕時計の故障が相次いだこの半年間、タコアシ自身、ずっと不整脈に苦しめられているのだ。

偶然にしては、奇妙なほど時期が重なるので不審に思い始めていた。

時を刻む時計と、心臓が時期を同じくして乱れ始める。時計を交換しても1ヶ月も持たない。

これは何かを暗示しているのだろうかと思い始めていた。

そこで写真の腕時計を見て欲しい。

この2つの時計は違う時期に手にしたものだ。

右側はドンキホーテで購入した安物の腕時計で3ヶ月ほど持ったが、2ヶ月ほど前に遅れ出し、ついには止まってしまったので別の時計に替えた。

そして左側の時計は3年ほど前に妹が結婚した際に、お返しに貰ったもので5千円前後の時計だ。

この時計はプライベート用だったが、昨日壊れた腕時計の替わりを用意出来なかったので、やむを得ず仕事で使用した。すると今日、仕事中の19時半頃に突然止まってしまった。

仕事が終わり、自宅にいる妻に電話して事情を説明し、自分は仕事で時間がないので、新しい腕時計を用意しておいて欲しいとお願いした。

帰宅して、いつものように玄関の横にある棚の上に財布やら定期券やら腕時計やらを置いた時だった。

おや?と思い、時計を手にしたのだ。

壊れて止まっていたはずの時計が両方とも動いていたのだ。

しかもまったく同じ時間で……exclamation

それも正確な時間ではなく、1時間半ほど遅れているのだ。

止まった時計でも放っておくと再び動き出すことがあるのは知っている。

だが、問題なのは止まった時期だ。2つの時計はまったく違う時期に止まったのだ。

それなのに、恐ろしいほど正確に、しかも本当の時間とはズレながら2つの腕時計が一緒に時を刻み始めていた。

この奇妙な出来事が一体何を意味するのか

偶然にしては、気味が悪過ぎてどう反応して良いのか、正直分からない。

2つの腕時計を見て、じっと考え込んでしまった。

つい先日、心臓の手術を決断したばかりだが、そのことと何かしら関係しているのかと考えてしまうほど、不可解な腕時計の相次ぐトラブルと時期が重なる不整脈が、符号している感じが、自分としては不思議で仕方がない。




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