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2016年08月11日12:37

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最近のポルクンカー

 本日は3本立てだよ。

●BDレコーダー「DIGA」

 先日、とうとうDVDレコーダーがぶっ壊れたので、やっとこさBDレコーダーへと買い替えた。容量は320GBから1TBへ、お値段税別63000円なり。なにもかも性能が段違いなのにサイズは一回りコンパクトに。ガンダムで言うならF91時代のMS小型化並の超進化である(最近知ったけど、あれはキット化に際してのコストダウンだったらしい。大人の事情!)。

 ちなみに買物は家族御用達のヤマダ電機だったけど、さすがにDVDレコーダーってもう店頭で見なくなったね。完全に下位互換だししゃーないね。

 というわけでいろいろ弄ってみたところ、番組表が見やすくなったのはもちろん、番組の字幕が付けられるようになったり(よくアニメ感想のスクショで見られるアレ)、番組放送のスピードをゆっくりにできたり、「面白いけど多分使わないであろう」機能が目白押し。でも字幕機能付いたままでBD焼けるならアニメ録画が最高に楽しくなるだろうけど。

 で、個人的ヒットがネット接続でのコンテンツ利用。アマゾンプライムやツタヤオンライン、それにみんな大好きようつべやニコニコも見放題だぞ! つべはリモコンでの検索機能が鬼だが、アプリを落として連動させればスマホやタブレットで操作できるので非常に快適。ミカドの実況動画がテレビで見られる!

 んで、問題なのはニコニコ。再生自体はほぼ問題ないが(コメントが大量に流れるとコメがフリーズするので抑えた方が良い)、スマホやタブレット同様に見られないアニメがあるのと(モブサイコやジョジョなどストリーミング系はアウト)、見られる動画がカテゴリごとによく分からない基準で選出された約16個のみで、よくわからない更新タイミング(多分1日)が来るまではラインナップ変更なし。アニメカテゴリなのに公式配信アニメが大体2〜3個程度で、あとはMADとか抜粋系ばかりと泣けてくる。なぜ公式配信で分けてくれなかったし。生放送もタイムシフト視聴ナシだが、これはまあ仕方ないか。

 なにより最大の問題は検索機能がないので、カテゴリで用意された動画か、マイリスにある動画しか見られないことである。テレビでニコニコ見れる分には楽しいが、現状は制約が多すぎるので、見たい動画がたまたま見れたらラッキーぐらいに考えた方が良いのカモ。幸いアプリの起動自体はロードも短いので、今後に期待。


●復活のゲーム&ウォッチ

 発作的に「ピンボール」がやりたくなったが、以前電池ブタを失くしてしまったどうしよう……・と考えていたところ、家にあるやつ全部かき集めてみたら、電池ブタのサイズが共通だと知って突破口が開け、近所のコンビニにボタン電池を買いに行く。これぞ共通規格の強み、任天堂バンザイ!(ただしクラニン景品の復刻版ボールだけネジ止め、ついでにボタン電池も違う?)

 早速、昔鑑定団とかで捨て値で買った「ドンキーコングJr.」や「ミッキーマウス」(ゲーム内容は「EGG」、もちろんキャラのせいで復刻不可)を数年越しに起動確認。どうせジャンクで動かないだろうと思ってたらどっちも動いた! ミッキーマウスなんか液晶漏れてんのに! ドンキーコングなんてボロボロなのに!(でも音が出ない) さすが昔の任天堂製品は頑丈だぜ!

 そんでもって思い出の「ピンボール」をプレイ。これは生まれて初めて触ったゲーム&ウォッチであり、ガキの頃いとこのお家でサルのようにハマったゲームである。これとファミコンの「ピンボール」、そしてGBの「カービィのピンボール」「ポケモンピンボール」、ついでにバーチャルボーイの「ギャラクティックピンボール」と、任天堂のデジピンに外れナシ。あとピンボールじゃなくてコリントゲームだけど、ポケモンミニで出た「ポケモンピンボールミニ」もな!

 話を戻して現代のDSにつながるマルチスクリーンの広大なマップ(今見ると超狭いけど)、物理演算なんてないからタイミングだけで全て決まるであろうヒヤヒヤするボールの挙動(でも同じタイミングでフリッパー振り続けてもボールがズレるから、相当シビアかランダム要素があるのか)、タイミングが合えば簡単に上画面にリカバリーもできるし、失敗すればあっさり死ぬ無情な難易度。そして頭から離れないゲームスタート〜ゲームオーバーのイントロ。高級感あふれる漆黒のボディにスコアカンストしているエキサイティングすぎるカバーイラスト。思い出補正もあるけど、それを抜いても大好きさ。

 DSぐらいまではゲーム&ウォッチの復刻も多く、最近になって日本未発売だった「ゲームボーイギャラリー4」が日本語バージョンでWiiUに配信されるなど恵まれ過ぎてる昨今だけど、やっぱりゲーム&ウォッチの「本体ごと集める」のはコレクター心を大分くすぐられるし、状態さえ選ばなければ駿河屋あたりで結構お手頃価格で買えたりするので、コンプといかなくてもちみちみ集めてみるのも悪くないと思った今日この頃であった。

 少なくともこないだポテトのショーケースにあった、LCIの「コントラ」(4万円)を前にもがき苦しむよりははるかに健全だと思うんだ。4万はさすがにない。ぼりすぎ。せめて2万ぐらいなら……(手遅れ)。


●逆転裁判6

 やっとこさクリア。1〜3がナルホドくん三部作だとすれば、4〜6がオドロキくん三部作といった塩梅で、その最終章にふさわしい大スケール・大団円でクリア後の満足感がハンパなく、このクオリティというかボリュームを少しは大逆転にも分けてほしかったと涙したり。単純にアドベンチャーゲーム単体で見ても結構なボリュームなので、フルプライスの価値も十分にある傑作だと思った。クリア後で日も浅いこともあるけど、その興奮を差し控えても粗探しの部分が少ないというか、ストレートに面白いぞ。

 舞台となるクライン王国の「弁護罪(容疑者を弁護し負けたらそいつも同罪)によって弁護士不在、さらに神託(死者の直前の記憶が見れるサイコメトリー能力)もあって検事不戦勝」というスーパーハード設定も、4・5にあった「法曹界の暗黒時代」よりもシンプルでわかりやすかったし、シナリオにもちゃんと組み込んで合って説得力も強く、最後まで緊迫感があって良かった。

 いきなり出てきた異国の地だけど文化や風習もきちんと練られてて、劇中のナルホドくん同様に観光する楽しさもあって良し。そして出るだけで無条件で笑いを誘うトリサマンなどファンサービスもぬかりなし。あのBGMはズルいよ!

 4のラスト以降ほったらかしだったオドロキくんの家族背景も、やや後出し設定感はあるがみっちり語られていて、終盤にかけての畳み込みは圧巻。4の影の薄さからよくぞここまで……と感動するというか、やっぱり4はナルホドくん抜きでやってた方が……とか、つい色々考えちゃう。

 システムは歴代のもの総動員で、サイコロック・科学捜査・映像検証・ウソを見抜く・ココロスコープとてんこ盛り。くわえて新システムの「神託」が映像検証と被るかなと思いきや、映像の矛盾を指摘してどんどん精度を上げるというもので、難易度もそれなりに高いけどやり応えも面白さも高い。シナリオにもバッチリ組み込まれたクライン王国ならではのシステムなので、多分これっきりになるかと思うと少々寂しい。

 キャラクターは今回も濃いどころ、美男美女揃い。くわえて旧キャラの再登場も嬉しくあり、マヨイちゃん(28)に目頭が熱くなったり、とうとう出られなかったイトノコさんに涙したり(テキストでは一応触れられている)。個人的には3D化した茜ちゃんと2話のミミちゃんが可愛すぎてヤバイ。手品先輩といい手品女子の波がもうそこまで……。

 が、一方で気になったところもちょっとはあって、導入部とはいえテンポが悪い1話(主にセリフを全部歌で表現するアイツのせい)や、頑張って作ってはあるけどスキップ推奨なレイファさまの舞踊、印象付けたいんだろうけどなんか浮いてる一部の音声ボイスに、実質2話ぶんのエピソードをひとつにまとめたためむっちゃ長くなった最終話、あとクリア直後だし期間内でタダで落とせたから不満はないけど、多分有料だと微妙に感じたDLCシナリオなど、全部が全部完璧じゃない部分もある。

 とはいえ、あからさまな欠陥や不満があるわけでもなく、途中にハズレエピソードがあったわけでもなく、最初から最後まで気持ちよく遊べたわけだし、オドロキくんの一連の物語の締めには相応しいクライマックスだったし、総じて傑作だった。シリーズやってる人ならちゃんとやってほしい。

 ただ、ナルホドくんはさすがに休ませてあげても良いというか、新キャラ勢にも頑張ってほしいので、次回作の展望はいろいろ期待や妄想が広がるなー。順当に考えるなら7だろうけど、その前に大逆転の続きか、あるいは逆転検事の新作かレイトンVSみたいなビックリクロスオーバーとか……アニメも好調のようだし、がんばれ逆転裁判!
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