核は使わないからこその抑止力であり、万が一使用してしまった場合の惨事・惨禍を全く考えていない。
いまや広島・長崎の何倍…いや何十倍もの威力をもつ核兵器を使って戦争をすれば、必ず双方に壊滅的なダメージが出るだけでなく、そこで発生した『死の灰』は直接関係のない周辺国をも汚染するのだ。
チェルブノイリや福島原発事故の際にも、その『死の灰』による二次災害の不安を周辺国が強く危惧していた。我々には放射線の脅威から逃れる術を、殆どといって持っていないのだ。なのにそんな人類には手に余る恐ろしい兵器を拠り所に、敵対する他国に対して「脅し」を掛けることを当然のように主張する者達は、自分達の命や人生を軽んじている輩ばかりなんだろう。もしくは自分達は核戦争の被害には絶対に合わないと思っている、本当にお花畑なおめでたいアタマの持ち主だ。
この近・現代において、力を力で抑え込んで平和に統治できた国を私は知らない。力は必ず反撥し、より強い力となって己に返ってくるもの。
そんな基本的な物理法則も分からずに、そして使ってしまった後のことも解決策を持たないのに、兵器としての核を云々と語ること無かれ！
■安倍首相、オバマ氏の「核先制不使用」に懸念 米紙報道
(朝日新聞デジタル - 08月16日 16:17)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4145815
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