mixiユーザー(id:3097311)

2016年10月06日00:37

198 view

インプラント作戦!!

実は、ボクの奥歯は一本、ずっと・・・10年以上もずっと、状態があまり良くなかった。けれども、お医者さんの熱意もあり、なんとか今まで使ってこれた。

使ってはこれたけれども、いずれはサヨナラしなくてはならない定めの奥歯でもあった。ボクはソレが分かっていたので、ずっと前から貯金していた。

所謂、「インプラント貯金」である。

最近またその奥歯が痛み出したのでお医者さんに電話したらつながらなかった、しょうが無いので開いてそうな日と時間帯を見計らって直接行ってみたら、シャッターがしまっていて「テナント募集」となっていた。

・・・時の流れは無情・・・いや単に無常であるのかもしれない。

けど、だからといって歯は痛み続ける、ナントカしなくてはいけない、実は家の近くに歯医者はある、割と最近出来た歯医者さんで、ちょうど良いのでここで診てもらうことにする。

結果、この歯はもうダメであるとの診断が下された、抜くしか無い、ついにその日が来たのである。

僕の口の中から奥歯が一本無くなってしまった。でも、だけど、ナントこの歯医者さん、インプラントをやっている!!所謂「渡りに船」と、言う奴である。

「インプラントをやって欲しいのですが!?」と、お願いすると、お医者さんは何て言うか、所謂一つの部分骸骨(模型)の様な物を持ってきて、

「ええっとここに赤い線が引いてありますね?これは太い神経が走っている部分で、ここにダメージを与えるとマヒになります。」とか言う。

「貴方の場合は上あごなので関係ないですけどね、けど、上あごの場合は副鼻腔と言う穴がここにあります、インプラントには長さ8ミリのチタンボルトを使いますがボルトがこの副鼻腔に出てしまうと良くありません、又、副鼻腔には膜が張っており、この膜を破ってはいけないのです。」

そう言う説明を骸骨模型を手にしながら延々とやる、しかし、骸骨模型を見る限り上あごの骨はそんなに沢山無い、目測でだけど、8ミリだとなんかぎりぎりな感じがして仕方が無い。

「骨には個人差があって、ここの部分の骨が8ミリに満たない人もいます。その場合は骨を足します。」
「どうやって足すんですか?」
「歯茎から部分的に切り開いていって、副鼻腔の膜を破らないように、少しはがして直接骨を足す手術をします。」
「・・・・・・・・・・・・、」
「サスガに当院ではソコまで出来ませんのでその場合は他の病院を紹介します、勿論、骨量が充分であれば当院で施術します。」

・・・との・・・ことである、で、そのインプラントの施術の前に別の施設で専用のCTを撮ってきてもらうとのこと、何故かというと、

「当該施術箇所には血管やら神経やらが複雑に入り組んでおり、それらに悪影響を与えないようにピンポイントで骨に穴を開けなくてはいけないから、」だと言う。

まぁ・・・そう言う説明を詳しく聞く事により、ボクはメッチャ怖くなった。インフルエンザの予防注射ですら怖いのに、インプラントは、それとは全くスケールの違う怖さがある。

と、言うわけで、「インプラント作戦」は中止という結論に至ったのであった。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する