mixiユーザー(id:60028514)

2016年08月04日07:28

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ハイエンドアンプに関して

ハイエンドアンプの回路設計がほぼ終了したので、今度は電源と機構設計に移っています。
此処で大事なのは何ワットの出力とするかです。
それで回路方式はBTLと成るのですが、何Ω負荷まで許容するかです。
一般のスピーカーは8Ωですが、このスピーカーを何個まで接続出来る様にするかを考えています。
これは武道館等での大きな会場ではスピーカーを幾つも駆動する必要性が有るからです。
従来の装置ではスピーカーを10台並列に駆動する事は出来ませんでしたが、今度のアンプではこれを可能にしようと思います。
家庭ではこんな接続はありえないと思いますが、瞬間的な電流供給能力で音質がかなり変わります。
ハイエンドを目指す以上音質重視としたいので、これは実現しようと思います。
たぶん1Ω負荷だと1kWを超える出力に成るかと思います。
私自身も出力段がこの様な電流を流せるアンプは初めてです。
それと100kHzがフルパワーで出力できるように考えています。
勿論、人間には100kHzは聞こえませんが、真空管式OTLアンプは500kHzが通ります。
この事が半導体式アンプとの音の違いでは無いかと想像しています。
何故ならば無帰還と言っても出力段は100%帰還のインピーダンス変換回路です。
当然ですが出力段の違いによって音は変化します。
従って最高の音質を求める為には無限大まで周波数特性が延びていて、インピーダンス変換も高い周波数まで行えた方が良いのは当たり前です。
それと数十年先でも音が変わらない様に寿命も数十年(50年程度)有る製品にしたいと考えています。
勿論、50年先には私は生きていないと思いますが、設計者の良心として長寿命の製品で有るべきだと考えます。
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